Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

鏑木清方展へ

2022年04月28日 | アート・文化
4/27(水)は、友人Kさんをお誘いし東京国立近代美術館で開催中の『鏑木清方展』に行ってきました。
15時頃各自で入場し、どうせ中で会うでしょうからと曖昧な待ち合わせ。
今回音声ガイド付きチケットにしました。
入口左脇にあるカウンターでイヤホンを受け取り、いざ入館。
音声ガイドナビゲーターは尾上松也さん。
お父様の実家が銀座だったそうで、二十歳まで銀座在住というセレブリティ。
平日でしたが、そこそこ混んでいました。
鑑賞中のKさんとはすぐに会うことができ、お互いのペースで観て回ることに。
生活を描いたブースに始まり、チラシにある「築地明石町」、「新富町」、「浜町河岸」の3部作は長らく行方不明だったそうですが、3年前に再発見。
ガラス越しだと細部までよく観ることができないのですが、真ん中辺りに作品を解説する短い動画が繰り返し流されていて、これがすごくよかったぁ~。
「築地明石町」では左手に金の指輪を付けていたこと。
動画を見るまで気付きませんでした。
また着物や帯の柄、おでこの辺りの産毛、すこし乱れた後れ毛など、動画で拡大され初めて分かる細部の描画。
いやぁー、参考になりました。
そして一番のお気に入りの作品にも出会えました。
着物と帯、半襟や帯締めとのコーディネートがまさにワタス好み。
しばし見入ってしまいました。
出口脇のグッズ販売では築地明石町のパスケースを購入。
Kさんからは誘っていただいてありがとうと、うれしいお言葉。
もう何年も着物に袖を通してないのですが、まずは浴衣からでもまた着てみようかしらと思わせるほど感動した鏑木清方展でした。

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