Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

塩尻に前乗り

2023年12月11日 | 
12/9(土)は、翌日のツアーに参加するため塩尻へ。
新宿15:00発のあずさ33号に乗り、17:27塩尻駅に到着。
この間あずさに乗った時、先頭座席が1人掛けの車両を発見。
予約を取る時、たまたま空いていたので座ることが出来ました。
お隣に誰もいないのは誠に快適、快適。
これの反対側ね。
反射して映っちゃってるけど。
登山ではもう何度となく乗っている特急あずさですが、
塩尻駅で降車するのはこれが初めてです。
イルミネーションは派手だけど、駅前に店舗も少なく、いまひとつ活気がない。
当然宿泊施設も少なく、リーズナブルなホテル中村屋さんにチェックイン。
ごく普通のビジネスホテルです。
夕食を食べに行こうと外に出るも食事処も少なく、
土曜の夜ということもあり、どこもいっぱいだぁ~。
あちゃー、食いっぱぐれちゃう。
駅前に戻り、見つけた中華屋さんに入ると、ちょうど入れ替わりで1テーブル空き、
夕食難民から逃れることができました。
とりあえずビール!
お通しがあるのがうれしい。
大根の煮付け、ナイスチョイス。
ビールには餃子でしょー。
五目焼きそばにお酢をたっぷりかけて。
店内はカウンターまで満席でどこも大盛り上がりでした。
ホテルに戻り、部屋のユニットバスには入らず2Fの女性浴場へ。
さて、明日は『塩尻の旧中山道を歩く vol.1』に参加しますよ。
初めての男性ガイドさんでちょっと緊張しますが、お天気もよさそうだし、
のんびり歩いてきます!

台湾最終日

2023年12月09日 | 台湾
11/27(月)、環島完走から一夜明け、いいお天気の最終日。
ツアーはホテルで解散します。
メンバーのフライトはバラバラですが、それに合わせてガイドの梁さんが空港まで送ってくれます。
皆さん、自転車も運ばないとならないのでね。
延泊し、まだまだ楽しむメンバーも2人。
全員桃園空港から発ちますが、ワタスだけ台北市内から近い松山空港発なのです。
自転車がないので、行きも帰りも自分で移動します。
さてフライトまで何しましょう?
16:05発のJAL便なので、13時半ごろには空港に着いていたい。
前に来た時も台湾ブランドのヨガウエアを買いました。
またヨガウエアを買おうかな?
ホテル2Fのレストランでバイキング形式の朝食をいただきます。
窓際の席から朝の台北市内を見るも、きょうでこの街ともお別れなのね。
あー、夢だった環島、終わっちゃったな・・・。
朝からたっぷり食べたのは、ヨガウエアのお店まで歩いて行こうと思いまして。
Google Mapを頼りにそれでは行ってみよう!
徒歩で6.2km、1時間32分と出ました。
かなりの距離ですが、知らない街を歩くのも楽しいのです。
ただ暑かった・・・。
昨晩打ち上げをしたレストランがある中山駅を通過してもまだまだ先は長い。
遠東そごう台北復興館を通過。
ルイヴィトンの赤いクリスマスツリーが飾られていました。
あー、地下鉄にすればよかったと思うほど遠いよぉー。
えっ、こんなのあるんだと思った防空避難の表示板。
この頃やけにキナ臭いので何事もないことを祈るばかりです。
ようやく右に國立國父紀念館、左に台北ドームが見えてきて、あともう少し。
早く着き過ぎて、なんとお店が開いてない!
國立國父紀念館でトイレに入り、ベンチに腰掛け10:30を待ちます。
オープンと同時に入店。
easyogaは台湾ブランド。
せっかく台湾に来たんだから、完走記念に自分にご褒美上げちゃいましょう!
中にはヨガウエアを来た女性が1人。
ゆっくりと店内を回り、何を買おうかな?
長袖の白いトップスを試着。
Lサイズを買いました。
画像はeasyogaからお借りしました。
これから寒くなるし、長袖は持ってなかったし。
スタッフの女性が優しく、店前で写真を撮ってくれました。
帰りはもう1歩も歩きたくない!
國父紀念館駅から地下鉄に乗り、ホテル近くの雙連駅へ。
泊まっている台北互舎酒店の斜め前には大きな複合ビルがあり、
地下にはフランス系量販店 カルフール 重慶店が入っています。
最後の最後までお土産を購入。
同じビルにサイゼリアを見つけ、ランチは節約。
台湾ビールが日本円で換算すると340円って、最高ッス!
まずはシーザーサラダで乾杯。
ビールは昼飲んでも夜飲んでもおいしい!
まああんだけ歩いたからよけいにね。
サーモンとブロッコリーのクリームパスタ。
台湾でも安くて助かりました。
サイゼリア、ありがとう~~~。
ホテルに戻り、預けていたスーツケースに買ったものを詰め、1人松山空港へ向かいます。
1泊目と10泊目にお世話になった台北互舍酒店。
低層部のレトロな古い建物が素敵。
Hu House Taipei、お世話になりました。
行きと同様、大橋頭駅まで歩き、2回乗り換えて松山機場駅へ。
駅のホームにあった広告。
いくらなんでも、ここまで鼻水は飛ばないだろう?
やり過ぎだよ!と思ったら日本の風邪薬でした。
帰国して万歩計を見たら、なんと26,644歩も歩いてました。
走行距離19.2kmってほんとかなぁ~?

始まってしまえばあっという間の11日間でした。
ワタスをこのツアーに参加するよう説得してほしいと言ってくれたK氏には
ほんとうに感謝です。
行こうかどうか迷っていたところ、E子社長からのメッセージが背中を押してくれました。
来年また企画されたら、参加しちゃおうかな。

環島 9日目

2023年12月08日 | 台湾
11/26(日)、朝から雨の日曜日。
きのうの夜も駅に着いたら降られたけど・・・。
ここまでサイクリング中はまったく降られなかったというのに、
ついに来たかぁー。
そこそこの雨脚で、走るか走らないか?
とりあえず朝ごはんを食べて考えましょう。
宿泊棟はこちらだったのですが、
レストランのある棟は駐車場を隔てたお隣さん。
オープン前から並び、一番で入ります。
レンタルEバイク仲間のA氏に走りますか?と聞くと、
今の雨なら自転車かなぁー?、
E子社長の意見を聞いて決めますとのこと。
いつも最後尾のK氏、3回もパンクしたI氏、レンタル電動バイクのK氏の3名は早々にリタイアを表明。
E子社長にどうするか迷っていますというと、雨なのでゆっくり行きましょう!と言うので、
ラスト1日なのに、ここで止めるのもなぁーと走ることにしました。
となったら、きのうタイヤ圧が減っていると言われましたから、
出発前に空気を入れようとしたら、ガイドの梁さんが入れときましたよ!と。
謝謝、梁さん。
E子社長がフロントでシャワーキャップをもらってくれました。
それをヘルメットの上から装着。
これで頭は濡れないな。
軒下で雨除けするメンバー。
レインウエアの上下を着込み、いざ出発!
スポーツタイプの自転車は泥除けがありません。
なので背中に跳ねが飛び、汚れちゃうんだなぁー。
でもそんなこと言ってられません。
なかなかの雨にフードをかぶせました。
土砂降りでも走る~~~~~。
ホテルから16kmほど走り、海の見える北関海潮公園で休憩。
既にレインウエアはびしょびしょです。
そしてシューズカバーを持参しなかったので、足もぐちょぐちょ。
更に北上し、旧草嶺隧道南下資訊站へ。
ここで予定通りのルートにするか、はたまたショートカットするか?
あまりの雨脚に梁さんがショートカットを選択。
もちろん異議なし!
昔は鉄道も走っていたという旧草嶺トンネル。
新しい草嶺トンネルが設けられたことにより、
旧トンネルは閉鎖され、その後20年近く放置されたままでしたが、
「鉄馬隧道(サイクリング・トンネル)」として再生しました。
雨の中、自転車をレンタルする観光客。
トンネルの中は濡れないので、快適快適。
全長2,167mのトンネルはあっという間に終わってしまい、
また雨に打たれながら、福隆駅へ到着。
福隆といえば「福隆弁当」だそうで、駅前には食堂が並んでいました。
その中のひとつ、駅を背に右側にある「福新福隆便當」へ。
ここでランチタイムとなりました。
もちろお昼は駅弁です。
蓋を開けると、これでもかっ!という量のおかず。
ご飯が見えないほど。
配られたお弁当を駅前食堂でいただきまぁ~す。
エネルギーチャージ満タンで再スタート。
途中、なぜか警察に立ち寄り。
派出所補給站とありますが、なんとサイクリングのためのサポート所を兼ねていたのでした。
ありがたくトイレをお借りしまーす。
中に入ると警察官の方が数名いらして、こちらです!と案内してくれました。
ここから徐々に上りに入りました。
電動ですからね。
少々の上りならまったく動じません。
Eバイク仲間のA氏の後ろに付き、次々とロードバイクのメンバーを抜かしていきます。
上りのゴール、トンネルの手前にワンツーフィニッシュ!
するとベテランライダーの2人がガックリしているではありませんか。
彼らは女性メンバーのYちゃんを一番にしようともくろんでいたのでした。
7日目に電車に乗るか、このまま走るかの2択を迫られた時、
走りたいというYちゃんに賛同し、常に彼女を間に挟みサポートした両名。
なんだか申し訳なかったけれど、5段階のスピードの2でもこの走りですから、
電動バイクには勝てないと思いますよ。
そしてようやく十份へ着きました。
ここはランタン上げで有名な観光名所。
さっそく赤いランタンに願い事を書きます。
人数が多いので、1人1面でした。
ワタスの願いはこちら。
来年また山登りができますように。
LOVE台湾です。
7月にイタリア・ドロミテで右足首を剥離骨折しちゃいましたから。
いまだ月に一度、整形外科に通っています。
来年復活できるよう、切なる願いなのですよ。
書き終わったグループから線路内に入り、ランタンに火を入れてもらいます。
そして手を離すと、
ゆら~り。
飛んでったぁ~。
ゆっくりと上昇する赤いランタン。
この火をつけるところで、不運にも燃え移ってしまったランタンも。
こういう場合はお店側がもうひとつ分を負担するんでしょかね?
そしてみんなが急に線路外に出始めると、
汽笛を鳴らして平渓線がやってきました。
1時間に1本程度の運行だそうですが、
まあ近いったら。
十份を後にし、どんどん標高を下げていきます。
途中のお寺でトイレ休憩。
サポートカーに乗る、リタイアメンバーは濡れなくていいなぁ~と思いつつ。
山の中から少しずつ街の雰囲気に変わり、台北市立動物園が見えてきました。
以前来た時乗った猫空ロープウェイの動物園駅も出てきて、懐かしい。
ホテルまでこのまま走るのかと思いきや、
なんとここをゴールにしますと梁さん。
えー、そうなの?
これからいよいよ市内に入り、交通量もぐんと増えるところでしたから、まあよしとしましょう。
最後は降り続いていた雨も上がり、喜びもひとしお。
9日間、お疲れさまでした!
感動のゴーーーーール!
シャワーキャップが付いたままのヘルメットがちょっと恥ずかしいけど。
みんながんばりました。
すぐにレンタル自転車屋さんのトラックがやってきて、自転車を回収。
途中離脱してしまったガイドの顔さんの車とタクシー2台に分乗して、
初日のホテルに向かいます。
ホテルのフロントでチェックインを待つメンバーの足元。
左はパッカンと口を開いてしまったポンタO氏のシューズですが、
右は濡れないよう、ビニール袋に足を入れ、ガムテープでぐるぐる巻きにしたM氏。
これが大正解。
ワタスは何もしなかったので、シューズがぐちょぐちょになりました。
これ一足しかないのに。
フロントでペーパータオルを一束もらい、さっそく乾燥。
レインウエアもびしょ濡れです。
すぐにお風呂に入り、履物はもうビーチサンダルしかありません。
サンダルで地下鉄に乗り、台北市内の繁華街 中山駅へ。
北京料理レストラン「天厨菜館」が本日の打ち上げ会場です。
皆様、環島完走ほんとうにお疲れさまでした。
乾杯!
こちらの名物は「北京烤鴨(北京ダック)」。
2羽も出てきましたよ。
係の女性がきれいに切り分け、皮で包んでくれます。
久々に食べる北京ダック。
美味ッス。
それ以外も次から次に出てきました。
きょうは雨でとても辛かったけど、なんとか完走できてよかった。
今夜もお酒が進みます。
毎晩、ほんとうによく飲むメンバーでしたが、それも今夜が最後かと思うと寂しいな。
9日間でビール何ケースを消費したんだろ?
デザートの杏仁豆腐。
これで打ち上げもお開きに。
ここで解散。
各自でホテルまで戻ります。
ワタスは近くのスポーツ用品店「DECATHLON」に立ち寄り、その後ホテルまでテクテク。
途中「寧夏夜市」の前を通るもものすごい人で、お腹もいっぱいだし、ここはスルー。
ホテルに戻り、スーツケースを整理し、明日のチェックアウトに備えます。
このツアーは台北集合・解散なので、帰国便もバラバラ。
ほとんど明日の便ですが、延泊するメンバーもちらほら。
何度も参加しているメンバーが3名ほどいましたが、
確かに終わってみれば、あっという間の9日間。
また走ってもいいかなと思うほど、楽しかったです。
ラストはこんな感じで走りました。
本来なら、右の岬の突端をぐるっと回るルートでしたが、
雨なので、小回りに変更されました。
みんな何事もなく無事でほんとうによかった。
という訳で、台湾一周 環島を完走しました!

環島 8日目

2023年12月07日 | 台湾
11/25(土)、今回のホテルもレストランはなく、朝食会場は1Fにある中庭にて。
ウッドテラスに行くも、手持ち無沙汰で待つメンバー達。
奥のキッチンらしきところで何やら作業をしているおっちゃん2人。
運ばれてきたのは、カットしてないサンドイッチに砂糖入りアイスティー?
そしてミカンが1つ。
これだけかっ!
5日目の朝と同様、ホテルで作っているのではなく、どこからかテイクアウトしてきた模様。
ホテルによって朝食格差が著しいぞ。
入口右脇にはこんなキャラクターが座っていました。
左には風呂桶、右の飲み物はコーヒー?紅茶?
刺さっている緑の長いのは何なんだろう?
そして左脇にはポスターが。
ちょうど温泉シーズンのイベント中に訪れたってことね。
ホテルのお隣がコンビニで助かりました。
何度も来ているので台湾の交通系ICカード「悠遊カード」を持っているのですが、
そのチャージもこのコンビニで出来ました。
ちょっとした小物を買う時、小銭が増えないのでほんと便利です。
ホテルの向かい側にはこんなお家が建っていて、
古き良き台湾を感じられました。
って、夜見たらちょっと怖いけど。
きょうも準備体操をして、スタート!
残すところ自転車で走るのは明日まで。
きょうを入れてあと2日となりました。
あー、寂しいよ~。
あんなに痛かったお尻も、ここまで来てみるとまったく痛くなくなりました。
5日目にはE子社長からワセリンを塗っていないの?と驚かれ、
お借りして塗りたくっていたというのに。
慣れるもんですなぁ~。
黄色いプルメリアでしょうか。
北上し始めの頃は、海沿いを走っていましたが、きょうは山々がよく見えます。
めったに車も来ないので、いい感じ。
たまに水色のラインが出没。
細いながらも自転車道が表示されています。
ウッドテラスがあるおしゃれなところでトイレ休憩。
道路を隔てたところにある大きな施設は元刑務所とか?
次に停まったところは、大農大富平地森林園區。
台湾で1番高い山「玉山」と2番目に高い山「雪山」に登ったことがあるのですが、
さすがにここからは見えないそうで、残念。
敷地面積1250haの園内は、20種類以上の樹木が約100万本植えられており、
台湾最長の森林のサイクリングコースがあります。
環状サイクリングロードに入ります。
サイクリングしながら森林浴できちゃいますね。
夏には蛍も見られ、秋から冬には紅葉と四季折々の楽しみ方があるそうですよ。
ここでなんとE氏がパンク。
いつも誰かのパンクを修理してくれる助っ人E氏。
なんてこったの自らがパンクです。
梁さんがUターンし、ヘルプ。
これでツアー中3度目のパンクだそうです。
それもまたすごいけど。
修理を待つ間、全員で記念撮影。
個人でもたくさん撮っていただきました。
走りやすかったサイクリングロードを抜け、20分ほど走ると停車。
花蓮觀光糖廠へ。
ここは東部の重要な製糖工場でしたが、1991年の閉鎖後は観光製糖工場に転換。
工場跡地には行かず、一目散に向かった先は、
通りを隔てたところにあるアイス屋さん。
梁さんが全員分を窓口で注文しています。
メンバーだけでも13人分ありますからね。
できあったアイスを1人1人に渡すドライバーの林さん。
早めにもらっちゃお~。
薄い紫と下には白いアイスがチラ見え。
メニューを翻訳すると薄紫は里芋と出ました。
下は落花生?
台湾のアイスはあまりコクがなく、サラッとしているんですよね。
売場にいたわんこ。
なんか書かれたような下がり眉なんですけど・・・。
それは天然なの?
池を眺めながら、アイスをいただきます!
こちらは池を囲むように休憩所や土産物屋、Cafe等が並んでいます。
食べ終わって、池をぐるっと一周してみました。
橋がかかっていますね。
家族連れで訪れている観光客で、そこそこにぎわっていました。
製糖工場には日本統治時代の木造官舎群がきれいに保存されており、
今では宿泊施設として活躍しているそうです。
ここに泊まるのもいいですね!
あまりにそこだけ日本なので、思わず見とれてしまいました。
ひょこっと出てきた環島標識。
これを見るのもあと何回だろう?
製糖工場から1時間弱走り、お昼となりました。
本日の食事処は、徳安客家美食。
客家とは中国南部に居住した漢族の一種で、
「後から移住してきた人々」(客)として先住者と区別されています。
漢民族のなかにあって独自の伝統、生活様式、および方言客家語を保持するとされる人々のこと。
入ってすぐのところにあったニワトリの頭。
さすがに写真は食べた後に撮りました。
青いかごの中の長い脚は、どうみてもカエルちゃん?
出された料理の中には入ってなかった・・・と思います。
まあバリ島で知らずに頼んだら、どうみてもカエルの肉だったことありましたけど。
お腹いっぱい食べたというのに、再スタートするとすぐに停車。
500mほど先にあるCafe美好花生に立ち寄ります。
花生は落花生のこと。
名物はピーナッツスープ。
温かいのと冷たいのがあり。
ワタスはコーヒーがあったのであえて花生湯は頼みませんでした。
だって満腹なんだもん。
カウンター前に置いてある果物。
こちらは「文旦」。
樹齢が長ければ長いほど果肉が甘く、これは樹齢30年越えの「老欉」。
食べませんでしたが、どんな味なんでしょうかね?
他のメンバーが注文した温かい花生湯がきました。
落花生がゴロゴロ入っています。
もうちょっと時間を開けてくれたら、頼んだのにな。
まったりCafeタイム。
ここからものの5分ほど走ると、林田神社跡に着きました。
こちらは日本人移民村の中にある神社です。
移民の不安を鎮めるために建てられました。
2つの鳥居は残っていましたが、本殿に続く石段が残っているだけで、
建物はありませんでした。
そしてここから少し走ると。林田警察官史派出所もありました。
建物の左にはこんな案内板が。
環島中のサイクリストのために、各種サービスが行われていたようですが、
今では閑散としていて、誰もいませんでした。
こんな大きな木からつるが何本も垂れ下がり、ちょっと不気味な感じ。
ここから電車に乗り換えるため、壽豊駅まで走ります。
あともう少しで着くというのに、あらら、またしてもパンクですか。
タイヤが太めのレンタルEバイクがパンクするというアクシデント。
ドライバーの林さんがすぐに対応。
他人事じゃないよ!と、ワタスのEバイクもタイヤ圧がかなり減っていると指摘され、
急遽、空気を入れてもらいいました。
ようやく本日の目的地 壽豊駅に到着!
きょうはここから礁渓駅まで電車で移動します。
きのうは強風で、自転車で走るところを電車に乗ってしまいましたけど、
きょうは当初の予定通り、乗りますよ!
きのうは自転車と一緒でしたが、きょうは全員の自転車をサポートカーに載せ、
ドライバーの林さんが宿泊先のホテルまで運んでくれます。
これはありがたい!
16:03発の樹林行きまで時間があるので、近くのコンビニで食べ物と飲み物を調達。
滑り込むように電車がやってきました。
あれ、この電車って?
きのう猫駅長がいた瑞和駅で散々待ってようやく写真を撮った、
あの電車とまったく同じタイプじゃないですか!
座席は指定席でした。
礁渓駅までは1時間41分。
遅めのおやつはシュークリーム。
クリームチーズとアプリコットと日本語で書いてあったので、迷わず選択。
そして紺色の瓶はアイスコーヒー。
赤い缶は梁さんおススメのビールです。
そしてきのうは自腹だった切符代も、きょうはツアー代に含まれています。
2席、通路、2席と新幹線より幅は狭いながらも快適な車両。
ちなみに右の部屋は授乳室。
全員缶ビールを飲んでいるってーのが、このメンツならでは。
17:43、礁渓駅に着くとなんと雨。
ここまで一度も雨に降られなかったというのに。
レインウエアの上下を持参してよかった。
駅構内で着込み、歩いてホテルに向かいます。
左右に原付バイクが並ぶところなんざ、まさに台湾ですな。
きのうは花蓮県にいましたが、きょうは宜蘭県まで上がってきましたよ。
信号待ちしていると、向こう側がキラキラ。
あれはなんじゃあ~?
イルミネーションのトンネルでした。
蝶々?の中ををくぐり、ようやくホテルに到着。
なにせ薄着ですからね。
寒かったぁ~。
ホテル品文旅のお部屋はこんな感じ。
全体的におしゃれな雰囲気。
奥にあるお風呂は石造り。
今回は真横にシャワーブースがあるので、よかった。
部屋の天井がちょっと変わっていて、
こんな風に三角屋根型の枠で覆われています。
お風呂に入る時間もなく、すぐに夕食会場へ。
温泉路の名称通り、ここらへんはSPAや温浴施設が並び、
宿泊しなくても日帰り温泉を楽しめそう。
雨の中、添喜海鮮小吃へ。
2Fに案内され、今宵も回転テーブル2つにメンバーが分かれました。
鮮度が命、賞味期限18日の生ビールで乾杯!
わぁー、枝豆、出てきたぁ~。
塩ゆでだけで終わらず、中華風に味付けされちゃってるけど、それでもうれしい~。
あさりの醤油漬け。
これ、以前しじみで食べたことあるんですが、小さくて食べるのが大変な上、
カップに山盛りで、食べきれなかったのよ。
あさりの方がベターです。
牡蛎オムレツは有名だけれども、牡蛎のあえ物がきました。
次から次に出てきて、今夜はなんと食べ物の写真が多いこと。
これは小魚のから揚げ。
おつまみに最高!
そしてお約束の鍋。
この後もまだまだ出てきました。
きょうもまあよく飲みました。
電車の中でも飲んでたちゅーのに。
きょうは行程の2/3を電車に乗りました。
赤枠が電車移動。
なのでかなり楽しちゃいました。
もう台北が目の前まで来ましたね。
いよいよ明日はサイクリング最終日。
始まってしまえば、なんだかあっという間でしたね。

環島 7日目

2023年12月06日 | 台湾
11/24(金)、ホテルがいいと朝食のレベルがぐんと上がります。
久々に豪勢な朝ごはん。
おかずが豊富で迷っちゃうな。
海苔巻きにいなり寿司まである!
オープン前から並び、入ったのですが、あっという間に満席に。
今朝はもう大満足だぁ~。
食後のコーヒーもお代わりしてたっぷり飲みました。
スーツケース置き場の案内板に「台灣一周自轉車」と書かれていて
こそばゆいような、誇らしいような。
すごくうれしかったっス。
地下駐車場から自転車を出し、きょうも準備体操をして
それでは行きますか!
ホテル前の道を行くと反対方向なので、
自転車を押し、横断歩道を渡り、左側の反対車線からスタート!
ここは知本温泉だけど、結局温泉には入らず仕舞い?
部屋のお湯が温泉ってことはないだろうし・・・。
きょうのホテルに期待しましょー。
卑南郷方面へ。
ここまでまったく雨に降られず、毎日いいお天気です。
あー、朝っぱらからもう会ってしまった。
ジャイアントツアー御一行様に。
きょうも大行列だぁ~。
スタートして1時間ほどでI氏の後輪がパンク。
こんな時、先頭軍団からすっ飛んできてくれるのが右にいるE氏。
根っからのメカ好きらしく、パンクと聞くと全速力でUターン。
助けに来てくれます。
ワタスはお名前を取り、E自転車修理店と呼んでいましたが、
他のメンバーは、工場長と呼んでいました。
穴の開いた箇所を見つけるのもす速く、ほんと頼りになります。
すぐに新しいチューブと交換。
また隊列を組んで走り出すことができました。
そして鹿野郷へ。
法面に描かれた「鹿野」は、台東県。
コンビニで休憩していると、どこからともなくわんこがやってきました。
これって台湾コンビニあるあるなんです。
誰に飼われているのかわからない犬や猫が店内にいる。
ちょっと日本じゃ考えられないですよね。
まあおとなしくしているからいいんでしょうけど。
そしてここでポンタO氏のビンディングシューズがワニに!
もう何年も前に買ったそうですが、パカッと口を開いてしまいました。
それをガムテープでぐるぐる巻きにしたドライバーの林さん。
さすがです。
長年ツアーのサポートをしているだけあって、なんでも対応してくれます。
再スタートすると、パニアバッグを付けたグループが真横に停まりました。
ワタス達はスーツケースをサポートカーに積み込んでいるので、体ひとつで移動できますが、
彼等は左右にバッグを取り付け、全ての荷物を自分で運んでいるのですょ。
これは重くて大変だぁ~。
その上、きょうは風が強く、向かい風だと漕いでも進みません。
風の音もすさまじく、負けちゃいそう。
でも荷物の負荷もなく、なんたって電動ですからね。
風が弱まれば、もうルンルンってなもんです。
鼻歌も出ちゃうよ~。
お疲れ様です。
おそらく台湾人の方でしょう。
ワタスだったら、多分このバックに荷物が収まらないなぁー。
そしてきょうも電動バイクペアは行く!
よろしくお願いしますよ、A氏。
しかしきょうは風が強い。
休憩中でも風がビュービュー。
左は梁さんのすぐ後ろの走るE氏、右はその次を走るメカに強い工場長E氏。
続いて走る相部屋Yちゃんは後ろでバナナを食べています。
常に先頭を走る1、2、3番目の3名。
この後、ちょっと番狂わせなことが起こり、この3名+1が驚異の走りを見せつけます。
全家を後に、風にも負けず、行ってみよう!
台湾ではファミリーマートは全家なんですよ。
朝イチで後輪がパンクしたI氏。
今度は前輪がパンクするというアクシデント。
台湾一周1,000kmを走るんですから、来る前に整備に出してから来ないとダメですね。
またしてもE氏が飛んできてくれて事なきを得ましたけど。
11時を過ぎ、着いたところは、・・・駅ですか。
ここは瑞和駅。
無人駅だそうですが、区間車が停車するそうです。
昔はこんな蒸気機関車が走っていたんですね。
それがいまではこんなピンク色のポストあり。
書かれている「時光驛站 為愛駐足」を翻訳にかけたら、
「タイムステーション 愛のために止まる」だとさ。
こんなポスターもあり。
いまでは旧駅舎はカフェとなり「猫駅長」が駐在しているそうな。
さっそく中に入ってみましょう。
北は花蓮駅から南は台東駅まで走るので花東線と呼ばれ、
正式名称は台東線。
猫駅長、いたぁ~!
かわいーーーーー。
お勤めご苦労様です。
ここで先ほどビンディングシューズが口を開けたポンタO氏の今度は右がパカッですよ。
ったくねぇ~。
もう寿命でしょう。
つかさずまた修理をするドライバーの林さん。
ビンディングシューズはペダルの凹みにカチャっと合わせて漕ぐので
その凹みの手前までしかガムテープを巻くことはできません。
そこんところをいい塩梅で直す林さん。
帰国したら新しいシューズに買い換えてくださいよ!
修理完了でご満悦のポンタO氏。
サングラスをかけていると、ポンタ具合が隠れてしまい面白くないッスね。
さてなんで瑞和駅に来たかというと、
梁さん曰く、ここを通る特急をバックに写真を撮るというのです。
時刻表を調べ、何時何分の特急と決めているそうで、
その電車が来るまでひたすら駅構内で待ちます。
そういえば5日目の朝も出発してすぐ列車の絵の前で写真を撮ります!と並ばされましたっけ。
梁さん、鉄オタか?
というわけで手持無沙汰なメンバー。
駅長なんて寝ちゃってますよ。
ちっともこないニャ。
お目当てではない黄色い電車が来ましたけど、
これじゃない。
そろそろ行きましょうと、線路隣に移動。
電車が来た時を想定してお試し撮影。
別に練習しなくても・・・。
そしてついにキターーーーー!
連写する林さん。
先頭車両から最後尾まで、まあ何枚もありましたが、
当然採用はこの1枚。
駅に到着してから40分後の11:42に通過しました。
結構待ったなぁー。
再スタートするももうお昼だよ~。
12時を回り、そろそろどこかにピットイン?
道路で後続のメンバーを待ち、反対側に渡るとそこは
米国学校 山鎮農会休閒旅遊中心
既に環島を完走したことがあるS氏が、前にもここに来た!と。
環島中のサイクリストのために"Bicycle Fix Station"がありました。
後ろに隠れて見えませんが、空気入れが置いてあり、この中には工具まで。
ありがたいですね。
奥では立派なニワトリが放し飼いにされていました。
自由でいいねぇ~。
食堂に入ると貸しきり状態。
きょうは回るテーブルで取り分けるのではないのがすごくいいですね。
豚肉の甘辛煮が乗った丼ぶりとコーンスープのランチ。
日本人なので、こういう1人完結型のお昼が好き!
出発まで時間があるので、施設見学をしましょう。
米國学校ということで、稲刈り後の工程がわかる施設がありました。
稲穂をくぐり、米麗新世界ですか。
Whole New World of Rice ですって。
お米の断面図が掲げられ、脱穀機や精米機等たくさん展示されていました。
そしてあちこちにお米のキャラクターがいます。
わかりますかねぇー?
小さい白い奴が柵に座ってるのが。
こんな奴です。
大きいのもいました。
お米がご飯食べてる~。
共食いだぁー。
米國学校を後にし再スタートするとまあ風が強いこと。
これまでもすごかったけれど、パワーアップしてるー。
橋の上ではあまりの強風で自転車が横ズレ。
思わずギャッと声が出ちゃうほど。
怖い~~~~~。
橋を下り、少しはマシになりましたが、それでも風は止みません。
横風になると自転車が飛ばされそうだし、向かい風だと進まないし。
池上大坡池に着き、休憩。
ここでこの風ではもう走りたくないという声が出ました。
この先も風は弱まらないだろうと、梁さんからもうここで止めましょう!と。
そして止めるなら全員で!と。
ここなら駅に近いので自転車を載せて移動できるそうなんです。
つかさずワタスが、いやいや、まだ走りたいメンバーもいるのでは?と反論。
ここまで先頭グループ、中間グループ、後続グループと何度も集団がバラけてしまい、
そのたびに先頭グループは最後尾が来るまで待つことを強いられていました。
とりあえず多数決を取りましょうよ!と提案。
まだ走りたい人?と言うと、案の定、常に先頭グループの同部屋Yちゃんが真っ先に手を挙げました。
すると先頭の梁さんの後ろを走るS氏、その次を走るパンクの助っ人E氏がそれならと手を挙げ、
更にYちゃんを常にサポートしているS氏も同意。
走りたいメンバーが4人、ここで止めたいメンバーが9人。
さあどうする?
悩ませてしまったけれど、林さんと相談し決断する梁さん。
サポートカーは走る4人に付くこと、
必ず大きな県道を走ることを条件にグループは2つに分かれました。
そしてここまでなんとか頑張ってきたけれど、常に最後尾で遅れを取るK氏はサポートカーに乗ることに。
止めるならここしか駅近なところはないということも、走らないメンバーにはラッキーでした。
ということで梁さんと風に負けたメンバー8名は、ものの5、6分で池上駅へ。
近くてよかった。
今、14:35ですか。
梁さんが15:17の電車に乗りましょうと切符を買いに行ってくれました。
自転車の切符も買わねばなりません。
これは予定外なので、自腹でお支払い。
人はNT$67(当時のレート約322円)、自転車はNT$34(約163円)。
自転車は半額なんですね。
電車の時間まで少し余裕があるので一度解散。
駅前をウロウロし、おしゃれなCafeに入りました。
あー、暖かい。
強風でとても寒かったですし、熱いコーヒーが飲みたかったのよ。
英語が通じてよかった。
カフェラッテを頼んだら、ラテアートにしてくれました。
E子社長と前後輪がパンクしたI氏と3人でほっこり。
池上駅に戻り、そろそろホームへ参りましょう。
足先にガムテープが巻かれたシューズを履くポンタO氏。
経年劣化している靴は要注意です。
自転車を押しながら池上駅のホームへ。
日本にも同じ名称の駅があり、お隣の富里駅も千葉県にありますね。
風が吹くことがなかったら、この駅にも来なかったよ。
自転車と共に乗るのは指定された先頭車両。
ラックがあるでもなく、ただ自分の前に置くのみ。
ワタスの自転車は右手前に座ったA氏の赤い自転車に重ねさせてもらいました。
そしてこの車両には自転車を持ってない方もなぜか座っていて、
そのおっちゃんに延々と話しかけられるA氏。
台湾人のおっちゃんは日本人の友達がいると、携帯で電話をかけ
その電話をA氏に渡すという荒業をやってのけました。
見ず知らずの日本人と急遽話す羽目になったA氏。
電車に揺られながら、ワタスが余計なことを言ったからなぁ・・・。
強風の中、走っているメンバーに何かあったらどうしよう?
そんな心配もよそに、3人は遅れるS氏を引き離し、快調に飛ばしていたそうです。
証拠写真。
風が強いので、Yちゃんを間に挟み進む紳士な2人。
応援しているのは途中リタイアのK氏。
電車に揺られること1時間1分。
16:18 瑞穂駅に着きました。
ここからは再び自転車に乗り、本日のお宿まで。
緩い坂を上って行くとゴールの瑞雄溫泉旅館に着きました!
かなり楽しちゃいました。
走っている4人はまだまだかかるんだろうなぁー。
きょうの夕食はまた遅くなるんだろうか?
と思っていたら、なんと電車組から遅れることものの数十分で到着。
なんと速い!
誰を待つ必要もなく、足並みそろえて飛ばすことができ、
Yちゃんは達成感いっぱいの顔でうれしそう。
無事にゴールしたので安心しました。
お部屋はこんな感じ。
温泉旅館なので、なんとお風呂の蛇口から温泉が出ました。
黄色なのは硫黄泉だから?
そしてお隣のシャワーの排水が、
反対側の洗面台とトイレの方まで流れるという、いつものあるある。
床がびしょびしょになるのよ。
せめてシャワーはブースで囲んで欲しいものです。
夕食は送迎付きの坂を下りた食堂へ。
なぜか写真が1枚もないのですが、いつものように回転テーブルで、
いつものように大量のビールを消費し、売り上げに貢献しました。
きょうは風の脅威に怯え、予定の半分くらいしか走らず。
赤で囲んだところは電車に乗った部分。
かなり北上しましたね。
徐々に台北が近づいてきます。
明日は予定通り、途中から特急電車で移動します。
きょうも電車には乗っちゃいましたけどね。