6/26(日)は、Mountain Trekking Guide Soleil主催「鎖場岩場トレーニング 乾徳山ツアー」に参加。
集合場所のJR塩山駅に着くと、参加者は私を含め4名。
唯一の男性は雪山で延々と一緒にラッセルしたKさん。
ガイド智加さんの車で登山口へ向かい、駐車場からさっそくスタート!
最初はなかなかの急登。
視界が開けたところで富士山が!
雲がかかっていてイマイチでんなぁ~。
尾根道を行くと、急に開けた場所に出ました。
こちらは扇平。
真ん中あたりにドカーンと大きな月見岩。
月にかけて、ヨガの三日月のポーズをやってみました。
少し早めのお昼をこの岩の下で取り、ここからハーネスを装着。
いまだハーネスを買ってない私は今回もレンタル。
レンタル料も度重なるし、そろそろ買わないとなぁー。
きょうのテーマは鎖場岩場トレーニング。
さあ来ましたよ!まずはカミナリ岩。
智加さんが先に登り、上からザイルを投げてくれました。
ここでは2人1組になって、ザイルがたわまない程度の間隔で登っていきます。
こんなことしているのは私達だけで、他の登山客は何も付けず普通に登っていきます。
なので、こいつら何やってんの?と思われてますね。
そしてザイルを投げて、付けて、外して、回収、また投げてと、時間がかかるため、渋滞を引き起こす原因となるのですよ。
おっさん登山グループには、おー、かっこいいねぇーなんて冷やかされましたけどね。
最初の1組で上がったので、2組目を上から撮影。
この岩は途中に段差があるので、そこでホッと一息つけるんです。
しっかりビレイ(ロープで安全確保する意)を取る智加さん。
登り切った平坦なところには、岩の裂け目からこんなかわいいお花が咲いてました。
お次は鳳岩。
乾徳山と言えば・・・の岩場が登場。
いままで登ったどこよりも急で長いやないかい!
最初に智加さんがお手本で登ります。
この時、智加さんの真後ろにいたもんで、次に私、行かせていただきました。
うぉーりぁ~、行くどぉー。
ここでは1人ずつ登ります。
クラックに足をかけて、鎖を頼りに足を運びます。
何もとっかかりがないところでは、岩の面にシューズのソールをぺったり付けると滑らないと教えてもらったので、その通りにやってみました。
なかなかの長さに心拍数がバクバク、登り終わるとゼイゼイでした。
ザイルをカラビナから外し、次のメンバーへと投げる智加さん。
かっこいいッス。
かなり登ると、ちょっとだけ平坦なところがあり休めます。
1番目に登ったので、下にいたメンバーが撮ってくれました。
全員鎖場を登り切って、後ろを振り返ると、そこが山頂でした。
乾徳山(2,031m)。
お約束の1枚。
右手にカラビナ持ってま~す。
山頂でしばし休憩。
前日は富士山1合目~5合目ツアーに行っていた智加さんがこんな飴を配ってくれました。
本物に重ねたけれど、ますます見えなくなってる・・・。
さあ、下山しますよ~。
真ん中に見えている扇平に戻ります。
ゴルフのグリーンみたい。
帰りも鳳岩を下りたかったのですが、残念。迂回路を行きます。
こんなハシゴがかかっています。
振り返ると岩々の山頂が。
下山も気を抜かずに歩きましょう。
橋を渡り、
カミナリ岩を下り、・・・こちらは迂回路ないからね。
扇平に出ました。
ここから行きとは違う道へ。
高原ヒュッテに寄り、トイレ休憩。
トイレットペーパー付きのきれいなトイレがあり助かりました。
靴を脱がなければいけないのが、ちとめんどくさかったッス。
ここでバンビちゃんと遭遇。
よっぽどお腹が空いていたのか、ひたすら土をほじくり、何かを食べてますよ。
かなり近づいてもまったく動じませんでした。
ここから林道を歩いたり、また山道に入ったり。
最後は砂利道をひたすら歩き、ゴールの駐車場へ。
皆さま、お疲れ様でした!
私以外のメンバーは日帰り温泉で車を降り、私は塩山駅まで送ってもらいました。
駅前の「夢乃家」さんにて、生ビールで1人乾杯。
かぼちゃ好きではないので、せっかくの名物ほうとうをパスし、カレーそばをいただきました。
アプリで検索すると特急の時間が迫っています。
やっぱりそれ乗ろーっと。バタバタでお勘定。
自由席でもかろうじて座れてよかったぁ~。
お天気が心配でしたが、雨も降らず、登山客も上りはそこそこいましたが、下山時はすっかり空いていて、楽しかったッス。
何度も岩場鎖場を経験してきたので、壁のような岩もひるむことなく登れちゃいました。
また来るなら、下りも鳳岩だなっ。