Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

はんなり秋の京都トレイル北山東部 2日目 その2

2017年11月30日 | 

三千院や宝泉院を周り、すっかり時間はお昼過ぎ。
とりあえず昼食を調達しに行きましょう。
高野川の橋を渡り、

畑の横を通り、

里の駅 大原がようやく見えてきました。
旬彩市場で、お弁当を買い、登山口に入る前の日向でいただきます。
きのう、玉体杉前で食べた時、風が冷たくとても寒かったので、きょうは暖かいところでね。
さあ、いよいよ歩き始めます。
きょうもゲートを開けて、コースイン!

1列で進みます。

途中で車道を横断。

コース上を大木3本が通せんぼ。

迂回して、やりすごしましょ。
再び車道に出てしばらく歩いていると、案内板あり。

地図でコースを再確認。
きょうは「43」がワタス達のゴールです。
静原神社に着きました。

きょうのコース途中にある唯一のトイレがここにあります。

きれいな公衆トイレだったので、よかったぁー。
黄色い絨毯。

この銀杏の葉っぱを地元もおばあちゃん達が掃いてまとめていました。
焼き芋できるねぇ~と言いながら、通り過ぎると、ご苦労さま!と声をかけられました。
いえいえ、おばあちゃん達こそ、お掃除お疲れさまです。
鳥居の奥の紅葉も今が見頃です。

お参りをした後は、

御神木の前でひと休み。

さあもうひとがんばり!
京の酒米「祝」育成中の横を通り、

陥没ありのとの張り紙あり。

注意して歩きましょう。
急登を歩いていると、1軒のお家あり。

ここまで歩いてくるのって、かなり大変ですが・・・。
別荘のようでしたけどね。
薬王坂に着きました。

鞍馬方向へ下ります。
あと200m。

下って下って、八幡宮の前で小休止。

そして「43」。

ここが今回のゴールです!
北山東部コース17.9kmを踏破しました。
ほんとうは46までなんですが、ここからは車道となり、車も多いので、ここまでということに。
鞍馬と言えばの鞍馬寺に立ち寄ります。

往年の谷啓のギャク「ガチョーン」的ポーズの龍。

樹齢約800年 京都市天然記念物の御神木「大杉」。

「大杉さん」と呼ばれ親しまれているそうですよ。

その大杉さんの樹皮で作られたお守りが販売されていました。
ここまで延々と階段を上って来たのですが、この後も長かった・・・。
登っても、

登っても、

登っても、階段は続き、

やっとこ着いた本殿金堂。

今回のトレイルのスタート地点、比叡山が遠くに見えました。

あんなに遠くからここまで歩いてきたのね・・・。
鞍馬寺では狛犬ではなく、阿吽の虎。

この金堂向かって右の虎は口を開いていますが、左は口を閉じています。
虎は御本尊の一尊でもある毘沙門天のお使いであるといわれ、毘沙門天ご出現が、虎の月・虎の日・虎の刻であったことから、鞍馬山では特に大切にされているそうです。
トレイルを歩いているより、鞍馬寺の山門からここ金堂までが一番疲れました。
既にトレイルのゴールはしているんですから、気も緩むってもんですよ。
さあ、下りはサクサク行きますよ!


はんなり秋の京都トレイル北山東部 2日目 その1

2017年11月29日 | 

11/25(土)、きのうの大転倒で、顔面は被害大でしたが、肝心の足はほぼ無傷。
歩けるんだから、まあいいかっ。
結局、そのままツアーを続けることにしました。
まずは朝ご飯をいただきましょう。

一晩経っても相変わらず塩味は沁みるし、痛みで前歯は使えず、奥歯で噛みました。
今朝もお味噌4種類が勢ぞろい。

後ろに卵かけごはんの食べ方が英語で描かれていました。
お隣に座っていた外国人ガールズの2人組が卵かけごはんに挑戦していたのにはびっくり!
生卵って、外国ではほぼ食べないのに、チャレンジャーだなぁーとチラ見してしまいました。
京の民宿 大原の里、お世話になりました。

きょうもいいお天気です。

菜の花畑の横を通り、

三千院に向かいます。
坂を上って、

御殿門をくぐり、中へ。

角大師のお札が掛けられていました。

平安時代、第18代天台宗の最高位だった元三大師様は、ご自分のお姿を「鬼」のように変え、角大師と呼ばれていたそうです。
このお札を家の玄関等に貼っておくと、心の魔除けになるとのこと。
また元三大師様はおみくじを最初に作られた方でもあるそうです。
お庭の植え込みも剪定が丸くてかわいいですね。

宸殿を出て、お庭を歩きます。

白い椿と赤い紅葉が素敵!

ガイドのユッキーさんが、かわいいお地蔵さんを探しましょうと。
三千院のお庭にはわらべ地蔵の庭があり、小さなお地蔵さんが点在しているそうなんです。
たくさんの人がカメラを構えているところに行くと、いらっしゃいました!

焦って後ろ斜めから撮ってみましたが、これじゃわからないですね。

回り込んでの1枚。寄り添うお地蔵さん。

思いにふけるお地蔵さん。

お祈りするお地蔵さん。

こちらもお祈りするお地蔵さん。

探すとあちこちにいらっしゃいました。
弁財天の後ろは、黄色から赤へのグラデーションの紅葉。

美しすぎる・・・。
まだ奥にもお堂があるのですが、きょうはここでUターン。
次に宝泉院へ向かいます。

下調べしてきたユッキーさんが、ここは拝観料にお抹茶代が含まれているんですと。

さすがですなぁー、女子力高っ!
更にここには額縁の庭園と呼ばれている客殿があるんです。
それがこちら!

柱と柱の間隔が広く、まさに額縁ですな。
その額縁に見えるのは『京都市指定天然記念物 樹齢700年近江富士型 五葉松』。
庭の名前は盤桓園と言い、立ち去りがたいという意味だそうで・・・。
その名の通り、なかなか鑑賞している人がどいてくれません。
お抹茶をいただくのも、緋毛氈の空きを待たねば。
やっとワタス達の順番が回ってきました。

6人横並びで、お抹茶とお菓子をいただきます。

目の前は五葉松、右を見れば紅葉。

客殿の奥には1枚の座布団と肘置き台がありました。
ここから引いてみるのが一番ですよと係の方から勧められました。

照明もぼんぼり風で、すごく素敵。

水琴窟もあり、みんなでその音を聞いてみました。

二連式でリズムがあり、いつまでも聞いていたい癒しの音色でした。
出口近くには石盤が展示されていました。
ちょうどご住職が出て来てくださり、叩いて音色を聞かせてくれました。

流して叩いた音が新幹線の車内音楽だったので、メンバー全員でへぇーとなりました。
石盤の音階だったとは・・・。
運よく音を聞くことができて、よかったぁ~。
ここから歩いてトレイルのスタート地点へ。
きのうの北山コースのゴール「24」がありました。

きょうはここから歩きます!
地図を確認するユッキーさん。

もうお昼になってしまいましたが、さあいってみよー!


はんなり秋の京都トレイル北山東部 1日目 その2

2017年11月28日 | 

大転倒のショックを引きずりつつ、歩いてお宿に向かいます。

大原の味噌屋がありました。

その斜め前がワタス達のお宿「京の民宿 大原の里」。

まずはザックを置かせていただき、大原女の小径を歩き、ちょい先の寂光院へ。

寂光院手前から漬物屋さんが軒を連ね、メンバー達が初日から漬物を購入。

漬物ってそこそこ重いのよ。
いきなりこんな買っちゃって・・・とメンバー。
荷物が増えるのがイヤでワタスは1つも買いませんでした。
寂光院に入ります。

「柴葉漬発祥の寺」なんですねぇー。

階段を上がり、

ご本堂に入ります。

お参りの後、お庭を散策。

いいですねぇー、京都。

紅葉もなんとか間に合いました。
可憐なピンク色の椿。

こちらの奥には茶室あり。

右が茶室で、左の建物はなんなんでしょ?

ふかふかのみどりのクッションの上に赤い落ち葉。

クリスマスカラーですね。
こちらももみじの赤と、竹林の緑のコンビネーション。

いい時期に来ることができて、ツアーを企画してくれたユッキーさんに感謝です。
お宿に戻り、チェックイン。
お部屋はフロントの真後ろの和室でした。

右奥のドアから入ります。
お部屋から見る中庭。

右側は食事室。
さっそく大原温泉湯元のお風呂に入り、温まった後は、お楽しみの夕食です。
あー、それなのに、転んだ時に下顎と下の歯を打ち、前歯で噛むことができなくなってしまいました。
その上、お醤油など、塩辛いものがめちゃくちゃ傷口に沁みて、痛いったらないのですよ。
お腹が空いていたので、本来ならご飯をおかわりするくらい食べるのに、まったくそんな気にならず・・・。
メインはたっぷりのお野菜と、

鶏肉で、

味噌鍋!

わーん、味噌が沁みるよ~~~。
斜め前にある大原の味噌屋は、姉妹店だそうで、自慢の味噌鍋とのこと。
そしてご飯に乗せるお味噌も4種類置いてありました。

かなりの人気なのか、残り少なくなってます。
今夜はしょっぱいものは食べられないので、残念。
一晩寝て、ツアーを離脱して帰京するか、様子をみましょ。


はんなり秋の京都トレイル北山東部 1日目 その1

2017年11月27日 | 

11/24(金)~26日(日)の2泊3日で、Happy's主催『はんなり秋の京都トレイル北山東部』に参加してきました。
集合場所はJR京都駅新幹線改札口。
品川からのぞみ1号に乗り、京都へGo!
改札口を出ると、山の格好をした女性に「Happy'sですか?」声をかけられました。
同じ参加者の方で、肝心のガイド ユッキーさんは前泊し、改札口に迷い遅れて参上。
今回の参加者は私を含め5名。
総勢6名で、京都駅からギューギューの電車に乗り東福寺で乗り換え、出町柳へ。
そこからまたしてもギューギューの叡山電車で八瀬比叡山口へ。
紅葉シーズンだからか、ものすごい人で、途中駅からでは乗り込むこともできないほどでした。
八瀬比叡山口を出ると、ようやく人もまばらになり、ホッ。

ここから叡山ケーブルで比叡駅へ。

まずは京都の街を一望できる比叡ビュースポットへ。

実は昨年同時期にユッキーさんがここまでの京都トレイルツアーを催行していて、今回は続きの第2弾。
前回参加者は2名、残りの3名は今回が初京都トレイルです。
コースには案内表示があり、北山コースは1から始まります。

さあ、いってみよー!

いいお天気です。

向こうに見える一番高い山にも登りますよ~。

サクサクと4まで来ました。

きょうは24まで歩きます。
昔を偲ばせる石碑。

鎮護国家とは、 仏教により国を守り安泰にすることだそうです。
浄土院に立ち寄りました。

比叡山延暦寺の釈迦堂は靴を脱がなければいけなかったので、入らず。

横に奥比叡ドライブウェイが走る箇所もあり。

歴史と修行の道ですか・・・。
こちらは「玉体杉」。

回峰行者はここで止まり、御所に向かい玉体加持(天皇のご安泰をお祈りする)をしたそうです。
風が通り抜ける場所なので、天気が良くても寒い寒い。

品川駅で買った柿の葉寿司と温かい麦茶でランチタイム。

寒いのでサッサと食べて、再スタート。
登って登って、

横高山(767m)に着きました。

下って登って、お次は今回の最高地点である水井山(794.1m)に到着。

やっと16-1まで来ました。

ここから仰木峠へ。

京都トレイル、しっかり整備されていて歩きやすいですね。

仰木峠(573m)から大原へ下ります。

なかなかの下りが出てきました。

丸太の欄干の橋を渡ります。

ここは旧若狭街道。

鯖街道とも呼ばれ、日本海で獲れた海産物を京の都へ運ぶ経済の幹線だったそうですよ。
登山道の出口にはゲートがあり。

動物が村に下りてこないようにね。
お家が見えてきました。

ということは・・・、ここは大原戸寺町。

区画貸し市民農園、いいッスね!
ここからバスで宿泊先の旅館へ向かうことに。
バス停で時刻表をチェックした後、振り返った次の瞬間!
気付いた時には歩道が目の前に・・・。
起き上がると、涙に鼻血にと、もうなにがなんだか。
これがなんと顔面から大転倒。
歩道の縁石がほんのわずかめくれ上がっていたのに気付かず、そこにつまづき、すごい勢いですっころんだのでした。
片側からならいざ知らず、両方からの鼻血ブー。
メンバーがティッシュや、それを入れるコンビニ袋をくれて、ほんとうに助かりました。
下顎も打ち、下の歯も若干動いた模様。
もうね、痛いやら恥ずかしやらで、穴が合ったら入りたい気分でした。
鼻血が止まらずの中、バスが来てしまい、なんとか気を持ち直して乗車。
下車したところにあったトイレに入り、鏡で顔を見ると、右小鼻、下顎、右眉上に擦傷がある程度でホッとしました。
左胸にはデジカメをケースに入れ、付けていたので、そちら側に被害が出なかったのか?
それにしてもあまりのダメージにかなり落ち込み、明日ツアーから1人離脱し、帰京しようかなぁーなどと考えたり・・・。

大原の美しい紅葉を眺めながら、とりあえずお宿に向かいましょう。


自転車ツアー説明会

2017年11月19日 | イベント

11/14(火)は、自転車ツアーの説明会に行ってきました。
場所は虎ノ門の「BICYCLE COFFEE TOKYO」

自転車ツアーだからなのか、ナイスな場所選択。

店内いっぱいにイスを並べ、間口ギリギリまで参加者が座るほど大盛況。

いつも自転車ガイドとしてお世話になっている丹羽さんと、ツアー主催会社の社長が迎えてくれました。
年末から来年にかけてのツアーをかいつまんで丹羽さんが説明。
過去の同ツアー画像を見ると、どれもおもしろそう!
会が終わって、参加者4名と丹羽さん、社長とで新橋に繰り出し、軽く一杯。

さて、来年はどこに行こうかなぁ~?