Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

『展覧会 岡本太郎』へ

2022年11月10日 | アート・文化
11/9(水)、午前中は先月受けた健康診断の結果を聞きに行ってきました。
悪玉コレステロールと血糖値がやや基準値を超え、先生から運動してくださいとアドバイス。
えっ、月と水以外はほぼスポーツクラブに行き、有酸素運動にヨガにダンスにと週11レッスンは受けているのに・・・。
ちょっとショックで何も言えませんでした。
午後は上野の東京都美術館で開催中の『展覧会 岡本太郎』へ。
時間指定チケットを購入済で、30分以上早く着いてしまいました。
すると係の方から時間通りでないと入場できないとのこと。
仕方なく入口横に展示されていたタローマンを見ることに。
その存在すら知らなかったので、なかなか新鮮でした。
太陽の塔のような顔の下はウルトラマンのよう。
タローマン、それでは見学してくるよ!
中では全ての作品が撮影OK。
入口頭上にはこんな照明が。
「光る彫刻」
その下には「若い夢」
いらっしゃいとでも言いたそうな愛嬌のある顔に迎えられました。
こちらは「女神像」
周りには絵画が展示されていましたが、立体作品の方が断然好きですね。
「呼ぶ青い手」
手の平に顔。
「河童像」
宇宙人かと思った・・・。
「顔」
花器という概念を覆すオブジェだそうです。
花器だったのかぁー。
縄文土器からインスピレーションを受けた最初にして最大の陶芸作品。
裏はこんな感じ。
どうやって花を活けたんでしょうね。
「愛」
やわらかいフォルムが男女を表しているようですね。
右が女性だな。
「犬の植木鉢」
青山にある岡本太郎記念館のお庭に置いてありましたっけ。
「ノン」
こちらも宇宙人っぽいッスね。
「自画像」
おそらく唯一の自画像ではないかとのこと。
太郎さん、若いですね。
上を泳ぐカラフルお魚。
こんな鯉のぼりがお家に飾られていたら、カッコイイなぁー。
「太陽の神話」
この作品は初めてモザイクタイルを用いた作品。
「坐ることを拒否する椅子」
断固拒否している大きな目が印象的ですね。
「殺すな意見広告」
ベトナム戦争に反対する市民団体がワシントンポスト紙上に掲載した反戦メッセージ広告。
太郎さんは「殺すな」の一語を筆文字で。
岡本太郎が生んだ数々の品が一堂に展示されていました。
近鉄バファローズのキャップデザインが太郎さんだったなんて、知りませんでした。
ネクタイ、アロハシャツに交じってニワトリの頭のような注ぎ口のティーポットもありました。
「グラスの底に顔があってもいいじゃないか!」の言葉が忘れられない顔のグラス。
確かおまけとしてウイスキー瓶にくっついていたような?
「芸術は爆発だ!」の懐かしいCMも流されていました。
「こどもの樹」
青山にあった旧「こどもの城」の正面に設置されてた作品。
これも通りがかって見たことがあります。
黄色いこどもはベロを出しています。
そして大好きな「太陽の塔」
やはり岡本太郎と言えばこの作品ですね。
万博会場で目の当たりにした時の衝撃はすさまじかったです。
ものすごく大きかったですし。
後日、最上部の金色の目に男が籠城した事件が起こり、よくあんなところまで上れたもんだと思いましたよ。
「生命の樹」
太陽の塔の内部にあったやつです。
中に入った記憶がおぼろげで、実際これを見たのか忘れてしまいました。
「明日の神話」
長らく行方がわからなくなっていた巨大壁画がメキシコシティ郊外で発見され、日本に移送し修復。
渋谷マークシティー連絡通路内にて公開されています。
これは幅約11mの下絵で、原爆が炸裂する悲劇の瞬間が描かれています。
「午後の日」
あれ、これは入口にもあった「若い夢」のカラーバージョン?
よく見ると鼻の形と丸みが微妙に違います。
こちらは多磨霊園に眠る太郎さんの墓碑になっているそうです。
ラストは「雷人」
太郎さんが最後に取り組んだ作品(1995年)。
未完となっていましたが、亡くなる前年83歳でこのエネルギーはまさに爆発してますね。
帰り道、上野動物園前のポストを見て落ち着きました。
初めて見た白黒パンダポスト。
太郎さんだったら、どんなポストにしたのかな?
想像するだけでなんか笑ってしまいました。

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