Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

占うマッチョおじさん

2008年08月31日 | 占い

先週は木曜日が会社の有志20名以上での送別会。翌金曜日は同期だけでの送別会と2連チャンで飲み会だった。
特に金曜日は中華料理店の飲み放題・食べ放題3,000円コースだったので、女性6名が誠によく食べ、よく飲み、 よくしゃべり、会社を去っていく2人との名残を惜しんだ。
きのうはさすがに食べ過ぎて体が重く、その上また膀胱炎になってしまった。
前回よりは症状が軽かったので、とにかく少し食べ過ぎた体を絞らねば…とまずはスポーツクラブに向かった。
ジム友に会ったので、膀胱炎みたいなの…と打ち明けると、えー、ボディパンプのクラスに出るの?バーベルなんて重い物持って力を入れて、漏れちゃったらどうするのぉ~?なんて脅かされた。
膀胱あたりに妙な残尿感を感じながら、とにかくボディパンプのクラスに出る。
クラスが終わり、明日は日曜日だよなぁー、どこの病院も休みだし…とちょっと不安になり、荷物はそのままスポーツクラブに置き、近くの医院に向かう。
検尿の結果、やはり膀胱炎と診断された。薬をもらい、再びスポーツクラブに戻る。
そしてスタジオプログラムを2レッスンこなした。自分でもよくやるよなぁーと思う。
今朝は薬が効きすっかり回復。もう一絞りときょうもスポーツクラブへ。
前からジム友に聞かされていた、ウエイトが好きな会員さんで、占いができるマッチョなおじさんがいるそうな。
次々言われることがほんと当たってるのよぉーと言う。
私もぜひ占って欲しいなぁーと言うと、きょうは来てないわねぇーと見渡してくれた。
それ以降、占いおじさん来てる?と毎回彼女に聞くのだが、なかなか会えなかった。
ついにきょう、噂の占いおじさんがジムのマシンエリアにいた!
閉館間近だったが、彼女が私を紹介してくれて、短い時間だったが、四柱推命と手相を見てくれた。
ノートパソコンと早見表を見ながらメモっていたガード下のキツネ男とは違い、生年月日を言っただけで、指を折り、五黄土星ですねと言った。
すっすごい!頭の中で計算していたのだろうか?
そして両手の手相を見てくれた。
これが恐ろしいほど私の性格を見抜いていた。
私には非常に激しい部分と自分を抑える部分の両極端の二面性があると言われた。当たってるよぉー。
もう少し早く会えたなら、2,500円払ってガード下のキツネ男のところに行かずに済んだのになぁ~。
またマッチョおじさんはキツネ男と同じ四柱推命占いなので、言われることは重なっているところが多かった。
とにかく今年は仕事では動いてはダメな年で、来年から徐々に良くなるそうな。
組織に入らない方がいいんですか?と聞いてみる。
私は短時間にたくさんの仕事をこなせるのだが、それが収入にも地位にも還元しない器用貧乏だそうな。
結局、会社に都合のいいよう使い回されるだけ。だから1人で何かをやる方がいいんですと。確かに…。
クリエイティブな仕事ですか?とこっちから聞いてみると、そうそう!と言われてしまった。
2年後に何かを始めるつもりで、やりたいことを勉強してみては…と。
うーん、結局タロット占いなのかぁ~?
しかしマッチョおじさん恐るべし。
今夜は時間がなくて、あれもこれも聞けなかったけど、また会った時、ぜひまた占ってもらおうと思う。
当たっている上に、何をどれだけ聞いてもタダだしね!


ガード下のキツネ男

2008年08月27日 | 占い

会社はJRの駅のそばにある。
仲のいい同期とお弁当を買いに、隣の駅まで続くガード下のお店に行った時、飲食店が多い中、ちょっと場違いな『占い』の看板があった。
階段で2階に上がるようになっていて、雰囲気は全くわからない。
1階にチラシが置いてあったので、1枚取り会社に戻った。料金1件3,000円のところ、チラシ持参で500円割引になると書いてあった。捨てもせず、しばらくデスクの引き出しの中に入れておいた。

最初から腰が引けてると言いつつもお金がないので辞められないと言っていた一番仲のいい同期がついに9月末で退職したいと上司に訴え、25(月)に退職届が受理された。
私も今週末で引き継ぎをしている派遣の女性が辞め、他部署経験もあり会社の流れを一番わかっているベテラン女性が9/8で退職となるので、それ以降とても1人では仕事を回せないと不安は募るばかりだった。
どっちにしろ長居は無用の会社なら、私も来月の試用期間満了時に退職した方がいいのではないか?と日々思いが強くなっていった。
でも誰かに背中を押して欲しくて、同期の退職願が受理されたことも後押しし、ついついチラシを取りだし、25(月)にガード下の占いに電話をかけてみた。
きょうのきょうですが、大丈夫でしょうか?と聞くと、会社帰りの時間でお待ちしてますと言われた。
電話の声は普通の兄ちゃんのようで、神秘的な感じは微塵もなかった。
チラシに記載されていたWebサイトにアクセスすると、名前だけでは男か女かもわからなかったが、声の通り若い男性で、なんだかキツネのような顔をしていた。
時間通りに階段を上がり、2階のドアを叩くと、サイトの画像通り、キツネ顔の兄ちゃんが出迎えてくれた。
四柱推命占いは、生年月日と生まれた時間まで必要とチラシに書いてあったので、母子手帳まで持参した。
対面に座ると1分少々、ノートパソコンとデスクにある早見表の様なものを見て、何やら自分で作成した謎の表に書き込んでいく。
そして、書き込みが終わると、わかりました…と、悩みを聞かれた。
あのう、今の職場がこれこれこうで、9月末で辞めた方がいいのでしょうか?と聞くと、辞めた方がいいです!と即答。
10年サイクルで運は回っているそうで、今年はとにかくどこの会社に行ってもダメな年、長くは続かないと。
そして来年が人生の一大転換期だそうな。ここでやりたいことを見つけないと、大変な人生を送ることになるとまで言われた。ハイハイ。
私は組織に入らず、クリエイティブな仕事を見つけ、一人でやっていくのが向いている!と熱弁をふるう。
えっ、そういう展開?
私にはそういう才能がある、眠らしておくのはもったいない。
ものを書くのはどうだろうか?写真?ネイリスト?美容師?クリエイティブなものなら、何でもいいんですと言う。
あのう、いまさらこの歳でそんなこと言われてもさ…。
その上、占いに来たのに、タロット占い師はどうか?などと言われてしまった。なんでも西洋系がいいので、タロットなんだそうな。
それもただのタロット占いではなく、アロマと組み合わせたら、女性に受けていいんじゃないか…等、人の未来をとうとうと語ってくれた。
もー、そういう雲をつかむような話を聞きにきたんじゃないのに…。
いままで行ったどの占いよりも、非現実的で好きになれなかった。
その上キツネ男は、地方都市出身とサイトに明記されていたのだが、その通りかなりしゃべりが訛っていたのだった。
一応、沈みがちな声でがんばります…というと、カーテンにくっついていたホワイトボードに、がんばってはいけないんですと言い、『頑張る』と字を書いた。
僕は『顔晴る』と書いて、がんばるなんです。なんて説明された。
また英語で『奇跡』って何ていうかわかります?というので、ミラクルですか…と答えると、またボードに自楽・他楽・会楽で、『三楽』(ミラクル)となんですと言った。
思わず笑ってしまうと、笑うくらいだから、その笑顔大丈夫ですと励まされた。って、ウケてあげたのに…。
ボードに書いてシャレるというパターンが、なんだか往年のケーシー高峰のDrコントのようだった。
なんなんだぁー、この兄ちゃん?
終わり近くに、最初計算していた謎の表は切り取ってしまい、残った白い余白に私に言葉を書いてくれた。
そして最後に自分で作ったおみくじを引いて下さい、これが意外と評判いいんですょ…と訛って言った。
それが、梅屋敷の社長に評判いいのよねと言って手品をするマギー司郎のしゃべり方に似ていた。
帰る時、階段の下にガジュマルの鉢があるので、葉っぱに触って帰って下さいと言われ、2,500円支払った。
なんだか今後の部分は納得いかなかったけど、とにかく支払った。
まあ辞めていいと断言されたので、スッキリはしたけどさ…。
さてさて、それでは来年タロット占い師としてデビューできるよう、勉強始めますか?…まさかねぇー。