サイクリングが終わり、最初に向かったところはお寺。
ポル・ポト政権時代の処刑場跡地に建てられたワット・トメイ寺院です。
キリング・フィールドの1つとされ、掘り出された遺骨がガラス張りの壁四面に積み上げられていました。
神妙な面持ちで口数も少なくなるメンバー。
このお寺の後ろに当時の絵画が展示されている建物があり、入ってみました。
あまりに残虐な場面で、カンボジアの悲しい歴史に言葉もありません。
絵を見る前は、銃殺されたのだろうと思っていました。
が、銃や銃弾にお金がかかるからと農機具で撲殺されているところが描かれていました。
また背中から切り裂き、肝臓を取り出している絵もあり。
絵の下には日本語の説明文があるのですが、人の肝臓を幹部の薬にしたとあり。
現地ガイドのパナさんによると、最初は知識人や医者を殺害していたのですが、どんどんエスカレート。
メガネをかけているという理由でも殺されたそうです。
丹羽さんからパナさんは孤児院で育っているんだよと聞いていたのですが、おそらくご両親も虐殺されてしまったのだと思います。
建物を出て、しばし放心状態。
最後のメンバーが建物から出てくるまで、しばらくボーっと座っていました。
次に向かったところは、クッキー屋さん。
アンコールワットを型取ったクッキーで、日本語教師としてカンボジアに赴任した女性が起業。
かなり有名らしく、メンバーの1人が行きたい!と熱望。
地元の方達を雇用し、日本語教育も徹底していました。
訪れているのはほぼ日本人でしたから。
買わないつもりだったけど、年末からお正月の期間限定マンゴ味ですよ!なんて言われて、1箱買っちゃった。
お店の前にあったんで、やっときました。
バスはホテルに戻り、とりあえず夕食まで解散。
残り時間も少なくなり、ホテル近くのオールド・マーケットに行ってみました。
通りから通りの一角全部が小さな商店で埋まっています。
宝石、衣料品、生鮮食品とエリアが分かれています。
こちらは天井からも商品がぶら下がっているお土産屋さん。
御徒町のアメ横によく似ているんです。
室内なので、ちょっと暗いけど八百屋さん。
こちらは多分魚屋さん。
時間がなかったので、一番上のにょろにょろの正体は不明。
まさかのヘビではないと思うんですが・・・。
散々周って、結局何も買わず。
ホテルに戻って、シャワーを浴びて、荷物をパッキング。
チェックアウト前に、みんなで夕食を食べに外に出ました。
最後もメンバーの希望でクメール料理をチョイス。カンボジアの主要民族がクメール人ですからね。
こちらのお店に入りました。
シュリンプ入り焼きそばと生ビール。
私好みの辛い香辛料もあったので、かけてみました。
素朴な味で、おいしい!
ほんとカンボジアのご飯はどれも違和感なく食べられ、私は好きです。
さあ、空港に向かいましょう!
ここで成田空港着の私達と、関空着メンバーとはお別れ。
私達はハノイ、関空組はホーチミンへ向かいます。
そしてハノイでは中部国際空港着のメンバーとお別れ。
左太もも擦傷という思わぬアクシデントがありましたが、カンボジアは初めてだったし、楽しかったなぁ~。
本音を言えば、あともう1泊したかった。
でもカンボジアを再訪することがあるのかは、微妙です。
なにせ日中、暑過ぎるんで・・・。
※「photo/ncycling.com」の記載がある画像は丹羽さんから提供していただきました。