時間の王様、お金の王様とはよくいったものだなぁと思いました。この本、いろいろな成功者とされる人々の、お金と時間にまつわるエピソードを紹介しながら、著者の考えるお金、そして時間についての考え方を披露しているような本ですね。
時間当たりの生産性をあげること。これは、とても重要な考え方だと思います。その結果として、時間を作れるようになると、もっともっと人生豊かになるんだろうなぁと思いますね。
本書には、いろんなコンセプト、考え方が掲載されています。足し算ではなく掛け算で、とか、マジックナンバー1万時間とか、まぁ、他の本でも出てくることのあるネタではあるのですが、エピソードが面白いのと、文章がテンポよく読めるのがお勧めですね。
類書はたっくさんあると思います。だから、こういう類の本を読み飽きた人にとっては、発見となる考え方は多くないかも知れません。が、一つ一つのエピソードは、なかなかよく選ばれていますので、文庫ということもありますしざっと呼んでみてはどうでしょうか?
なお、一点だけ気になる箇所がありました。将棋の内藤九段が、タイトル戦で3連敗の後4連勝したという記述があるのですが、これは何かの間違いでしょう。将棋界ではそういう事例はなかったはず。碁ではありましたけれどね。どういう情報ソースをつかっているのか、こういう些細なミスではあるかもしれませんが、ひとつでもあると他の話が疑わしくなってしまいます。
時間当たりの生産性をあげること。これは、とても重要な考え方だと思います。その結果として、時間を作れるようになると、もっともっと人生豊かになるんだろうなぁと思いますね。
本書には、いろんなコンセプト、考え方が掲載されています。足し算ではなく掛け算で、とか、マジックナンバー1万時間とか、まぁ、他の本でも出てくることのあるネタではあるのですが、エピソードが面白いのと、文章がテンポよく読めるのがお勧めですね。
類書はたっくさんあると思います。だから、こういう類の本を読み飽きた人にとっては、発見となる考え方は多くないかも知れません。が、一つ一つのエピソードは、なかなかよく選ばれていますので、文庫ということもありますしざっと呼んでみてはどうでしょうか?
なお、一点だけ気になる箇所がありました。将棋の内藤九段が、タイトル戦で3連敗の後4連勝したという記述があるのですが、これは何かの間違いでしょう。将棋界ではそういう事例はなかったはず。碁ではありましたけれどね。どういう情報ソースをつかっているのか、こういう些細なミスではあるかもしれませんが、ひとつでもあると他の話が疑わしくなってしまいます。
「時間の王様」VS「お金の王様」中島 孝志ベストセラーズこのアイテムの詳細を見る |