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あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

感動的なスイカとの出会い

2015-08-23 18:08:32 | 日記
以前のブログにも書きましたが、その後多くのスイカを収穫したものの、切ってみて 後悔することがたびたびありました。

どうか 中身が最高の状態でありますように! と祈りながら 包丁をあてます。
その緊張感が 切った瞬間に喜怒哀楽に変わります。

まだ種が白く未熟なものとわかった時の落胆。
 もう少し待ってあげたら、最高の状態で味わえたのに……。
収穫時期が一歩遅れ、熟れすぎた果肉を目にした時の失望感。
 もう少し早めに取っていれば、完熟した実を味わえたのに……。
雨があがって収穫に出かけた折に、実の割れたスイカに出会った時の後悔。
 もっと前に気づいてあげたらよかったのに……。

こんな失敗を繰り返しながらも、実を切らずに 完熟状態を外から見分ける術は身に付かないようです。
切る時の緊張感とその後の喜怒哀楽だけは、変わりなく体感できるのですが…。

今日は、2個のスイカを収穫しました。
一つは小ぶりの児玉スイカ。もう一つはその四倍ほどの大きさの中玉スイカ。
音よりも、実の重さから 収穫することにしました。

きれいに水洗いしてまな板に並べ、大きい方から切ることにしました。
おいしいスイカでありますように!祈りを込めて包丁をあて、切りました。
刃が入った瞬間に、中からビシビシと実のはじけるような音がし、真っ赤な果肉が見えました。
二つに割った断面を見ると、種も黒く水分を十分に含んだ完熟したみずみずしい果肉でした。
さっそくはじを切り取り味わってみると、しゃきしゃきした果肉の歯ごたえとジューシーな甘さが口の中いっぱいに広がり、
今年一番のおいしさでした。
これで気をよくし、児玉スイカも切ってみることにしました。
包丁の刃をさっとあてただけで、実にひびが入りました。
ちょうど食べごろの時期だったようです。中はレモン色。種も黒くなっていました。
これもさっそく試食してみたのですが、皮のすぐ近くまで甘さが浸透し、格別の味わいでした。
赤肉のスイカと比べると甘さは控えめですが、品のあるみずみずしい甘さです。

夏の終わりを飾るにふさわしい 美味なスイカとの出会いに 感激したひとときでした。