あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

インフルエンザ流行の時期を迎えて

2013-02-06 10:23:06 | インポート

東京の老人介護施設で働く娘が、インフルエンザで数日ダウンし、昨日からやっと仕事に復帰できたようです。ただ病み上がりの体調だったにもかかわらず、ハードな勤務が割り当てられ、昨日は朝早くから働き4日連続しての勤務が続くようです。本人の体調や回復状況を見て働いてもらうという配慮は、雇用者側にはないようです。休んだ分を取り返してもらうように働いてもらうといった言葉を上司からもかけられたとのこと。インフルエンザにかかる前には、他の職員が体調を崩して休んだたために、休日返上で働き、その疲労で体力的に弱まったところで罹患したのではないかと推察していたのですが……。

十分な人員配置ではない現状が、働く側の負担を大きくしているような印象があります。介護する方の健康を守る立場の者が、自らの健康を守れないような労働環境でいいのだろうかという疑問も抱きました。自分なりの志を持って職場を選んだので、娘なりに一生懸命働いてはいるのですが、親としては娘の健康を第一に心配しています。遠くで働いているので、病気になった折りに、すぐに駆けつけることができませんし、そばで見守ることもできません。親バカなのかもしれませんが、今はハードな職場環境に負けずに娘が健康回復できるよう祈るだけです。近いうちに、娘の顔を見に上京したいと思っています。豪華なデイナーでも一緒に食べて、元気づけできたらと考えています。

娘のように親元を離れて都会で働く若者たちは、たくさんいることと思います。インフルエンザの流行の中、くれぐれも体調面での管理を万全にし、健康で働くことのできる日々であることを祈りたいと思います。

また、同時に 心身両面で 働く人たちが 安心して仕事に専念できるような職場環境であってほしいと願います。企業論理の中では、利潤追求が求められ、現在の厳しい経済環境下では、一番に人件費の節約が求められる状況にあるのかもしれません。それだけ、働く側にとって厳しい現実があるのかもしれませんが、雇用側が働き手を単なる労働力と見なさずに、会社にとって貴重で大切な人材ととらえる目を持ってほしいと思います。それは、働き手一人一人の個性や健康面にも十分に配慮し、持っている力が十分に発揮できるような職場環境をつくっていくことにもつながります。

理想論かもしれませんが、働き手が働きがいを実感できる働く場所であってほしいと思います。