あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

真央スマイル

2013-02-12 08:26:29 | インポート

フィギィアスケートの四大陸選手権を見ました。特に印象に残ったのは、SPの終了後に見せた浅田真央選手のはちきれんばかりの笑顔でした。これまで封印してきたトリプルアクセルを完璧な形で成功できた喜びがあふれ出た笑顔だったのでしょう。デビューしたての頃に見せた笑顔を思い出させる無邪気な笑顔でもありました。

長い不調の時期があり、お母さんとの悲しい別れも体験しました。それらを乗り越えていくために、たくさんの努力と苦労を積み重ねてきたのではないかと思います。その成果が少しずつ実を結び、今季はいろんな大会で優勝することができました。でも、その後のインタビューで語る言葉には、喜びではなく まだまだ課題が多く努力が必要だ といった厳しく自分を評価する 思いを感じました。見せる笑顔にも、すっきりとしない 印象がありました。

でも、今回の大会で見せた笑顔は、くもりがなく、心から喜びを表現する さわやかな笑顔でした。自分の目指す最高の演技ができたという充実感もあったのだと思います。ひとつの山を登り終えたような だからこそ 次に目指す 山の頂も見えてきたような 前向きな笑顔でもあったと思います。

絶えざる向上心の中で、自らの表現力を磨き続ける浅田真央選手。3月の世界選手権でも、はちきれんばかりの 輝く笑顔をみたいものだと 思います。