あの青い空のように

限りなく澄んだ青空は、憧れそのものです。

絵本「モチモチの木」について

2010-07-15 21:49:38 | インポート

斎藤隆介作・滝平二郎挿絵(切り絵)のコンビで描かれた絵本で、『花さき山』・『八郎』・『モチモ

チの木』・『三コ』・『ベロ出しチョンマ』等については、手にとって読まれた方もたくさんいること

と思います。

中でも、私の一番大好きなのは、『モチモチの木』です。

登場する主人公の豆太が、私は大好きです。

   いつもは、気が弱く、外にあるトイレにも一人では行けない おくびょうものの豆太でした

   が、大好きなじいさまが腹痛を起こした時には、裸足で外に飛び出し、真っ暗な中、医者

   様を呼びに行きます。いざとなった時には、愛する人のために行動できる優しさと勇気を

   持った豆太だったのです。

   ても、じいさまが元気になると、やはり元の豆太にもどり、夜になると一人でトイレに行け

   ず、じいさまを起こしてしまうのです。

こんな子どもらしい豆太が、私は大好きです。

いつもは、おくびょうで 気弱な 豆太であって かまわないのです。

ただ、いざというときやかんじんなときに、優しさをきちんと行動で示せる気概を持っていれば

それでいいのです。

大切なのは、親が我が子を信じてあげることなのではないかと思います。

いざとなった時やかんじんな時には 我が子は 決して そこを逃げ出さず 優しさを言動で示

すことのできる人間であると 親が信じることが大切です。

子どもは、変わります。成長します。

この変容を視野に入れ、ゆったりと子どもの成長を見守り、よりよい成長を信じながらかかわっ

ていくことが大切と考えます。

人を信じることの意味や大切さも、そんな親の信頼を通して 子どもの心の内に はぐくまれて

いくものなのではないかと思います。

taiママさんも、そんな親だからこそ 誠実に そして 真摯に 我が子の成長を見守っている

のではないかと思います。

親子ともに 頑張っていきましょう!

まだ まだ 先は 長いですよ。 あわてず あせらず 共に ガンバ!ですね。

  


今という時を 共に生きる ということ

2010-07-15 09:59:27 | インポート

担任だった頃に、自主学習帳に子どもが「今」という題で詩を書いてきたことがありました。

   友だちと一緒に過ごす「今」の時間を大切にしていきたい。

   今、一緒に算数の問題を考え、給食を食べ、笑い、遊ぶ。

   その時々の今とその時間を共有する仲間を、大切にしたい。

そんなメッセージを込めた詩だったと思います。

今あったことは、ちょっと時間がたてば さっきあったことになり、

明日になれば 昨日のことになってしまう。

だからこそ 今の今という時間と その今を一緒に過ごすことのできる仲間を大切にしよう。

そんな思いで今を大切に過ごすことが、いつまでも心に残る思い出づくりにつながっていく。

そんなことを 次の日の学級だよりに書いたことを思い出します。

今を生きるということは、その時々の今を 誰かと共に生きるということなのですね。

同じ職場の仲間として、友として、家族として … 共に生きる。

だからこそ 共に過ごした時間は、大切な思い出として心に残っていくものなのですね。

改めて 今という時間を 人との確かな絆で 大切に刻んでいきたいものです。

時代遅れの男になりたい方とも、 これまでの今と同様に

これからの今も 共に大切に 刻んでいきたいと思います。