平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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童話 山と草原  その15 常識

2007年08月31日 | Weblog
  山と草原

 山 空清君、何をしているのだ
 空清 そこに隠れているのは誰だ。何をしている。
 トラ お前、名前はなんと言う。
 空清 君、常識をしらないのか。先に名前を言え。
 トラ 生意気な、俺を誰だと思っているのだ。
 空清 君、常識をーーー。一緒に来たまえ。
 トラ 面白いや
      空清とトラは道徳の先生宅に
 空清 先生、名前を聞く時は先に名乗るのが常識ですよね。
 孔弟先生 相手がこのトラか。
 トラ ????
 孔弟先生 空清、お前は、常識とは人と人の事を言うのだ。
                         次回へ

* 常識 忙しい世の中、常識も忘れてしまう時もある。次の
青少年のために温暖化防止などのため環境も考えるのも常識
とおもう。この夏のあつさも温暖化の影響。

続5 戦争の悲惨

2007年08月30日 | Weblog

 その5 戦争体験者
 
聞き手 戦争体験を話されたかたは、生きて日本へ帰ってきたことを
奇跡のように話されていた。現実の厳しさは本人しか知らない。しかし、
体験の話を聞くと実態がわかるのではないでしょうか。しかし、今回、
話しあった壮年の共通点は、現在の青少年らのゲームやテレビなどの戦
争や残酷場面での影響でありました。戦争を美徳とする映画は、人を軽
く見てしまい、軽蔑、差別、いじめかなど行為を平気とすろことを生み
ます。すなわち、一人の人間も尊重できず、国、社会が濁る源にもなっ
てしまいます。又、末には、自己が他人から軽視され相手にされなく孤
独に悩まされてしまいます。でありますから、戦争映画や血の出るシー
ンなどに影響されず、未来の平和のためには何が必要かを考えるのも大
切ではないでしょうか。
              終了 


続4 戦争の悲惨

2007年08月29日 | Weblog
 その4戦争体験者
 壮年 何もない食料で多くの兵士が苦しんだ。
 聞き手 司令部では現場の苦労はわからない、ただ、進撃の号令。
 B壮年 広島もひどかったが、長崎もひどい、核は恐い。
 聞き手 広島では被爆女性を米国で治療のため米国のノーマン・ガ
スンズ医学博士が活躍された。多数の被爆乙女を米国の病院にある最
新の治療機で治療させました。
 B壮年 今はゲーム感覚、青年らテレビ、映画で戦争のイメージは英
雄のように出来上がっている。
 壮年 戦争の悲惨を話してもわからんよ。。駄目だよ
 聞き手 しかし、聞く青少年も多いいです。真剣に未来を思ってる
ひともいます。ですから、話は大切です。
 B壮年 聞く青少年はいます。ですから、話は必要です。原爆の実態を
知って原爆反対の声が出るのです。ですから、真実は大切です。
                           次回へ

参考 ノーマン・カズンス博士 1915年米国生・大統領の特使として当時緊張状態であったソ連に行き話し合いを推進。大戦後にては、広島で被爆者孤児400人を救済へ米国里親世話など活躍する。
 

続3 戦争の悲惨

2007年08月28日 | Weblog
その3戦争体験者

 壮年 南方面、すなわち、フイリッピンでの戦争は物質なものが
何もない、武器も送ってこなかった。銃は一発銃、米軍は何発も撃
てる最新型、話にならん。
 聞き手 日本は食糧、武器も送ろうにも送れなかった。日本でも
ないのであった。戦争の原因の一つに貧乏からだった。隣国を支配
し豊かな資源を得ようとした。これは日本だけでなく当時の先進国
戦略だった。
 壮年 しかし、よく日本に帰ってこられたと思う。食料なく、の
ち、捕虜になり身体も悪くなったが、米軍は敵ながら、最低限の食
料を補給してくれた。それで、身体もよくなり、帰国も出来た。
 B壮年 広島がひどかった。原爆落とされ多大の人が亡くなり、重
などの人の中には、顔が焼けて、可愛そうに。
 聞き手 顔は人間の生命となる。男でも子供でもいやなのに、女性
はそれ以上だ。
 壮年 広島に原爆を落とされたのは戦地で聞いた。一発で20万
人ともいう人が亡くなるのだからひどい。
 B壮年 昔の戦争は刀だった。しかし、今は核兵器ですぐだ、生き
残った人も後遺症で悩まされる。

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続 戦争の悲惨

2007年08月27日 | Weblog
その2 戦争体験者
 
 壮年 食事するものが何もないんで、ヘビを捕まえて蒲焼に
するんだ。そうすると、そのにおいで多くの人が集まってくる
んだ。皆、腹が減っているんだよ。雑草を取って食べるよ。草
だよ。煮て食べるんだよ。
 聞き手 毎日ないんだから大変でしたね。
 壮年 毎日ないんだよ。 戦争、ひどいよ。

 戦争の悲惨  体験者の話

2007年08月26日 | Weblog
    戦争の悲惨

     壮年 (南方へ戦争へ行く)

 壮年 米がない、ご飯がないんだよ。

 聞き手 御飯ないことは、戦が出来ないですね。腹がへって出来ないですね。

 壮年 ご飯がない。ひどいものだった。
                    
 聞き手 現在 映画など戦争はかっこいいと思っている青年もいるが、実際は悲しみの日々ですね。どうして、御飯や物質なものがなくて戦争が出来るだ。当時、日本は何もなかった。銃だってひどいもの。米軍の連発銃はすごかったが日本はぜんぜん駄目だった。物がなかったのだ。命令の違反者はびんた。
                        次回へ

童話・山と草原 その14 親を食べる鳥

2007年08月23日 | Weblog
  空清はカラスのあとに梟とあった。
 空清 君が 親を食べるというのは。
 黒梟 僕は食べないが、友は食べるよ。
 空清 君は それを見て黙っているのか。
 黒梟 私ら仲間は親思いのもいるが、一般に道徳がないんだ。
 空清 道徳は人間の特権だ。しかし。
 山 君たち、道徳と欲望はどちらが重たい。
 草原 欲望のコントロールで自然は守られるのよ
 空清 道徳とお金はどっちが大事だ。
 黒梟 うううう。食べ物ーーーーううう。バタバタバタ。
 空清 君は逃げるのか。  次回へ

童話・山と草原 その13 恩とは

2007年08月18日 | Weblog
元気になった空清は山で散歩に出かけた。
空清 白カラスだ。
白カラス オイ、空清お前は恩を知っているのか。
空清 知っている 、しかし、出せない。
白カラス 出せない恩なんてあるのか。
空清 君の親は?
白カラス 親は生まれてすぐ死んだ。
空清 そのわずかでも、それが恩というものだ。
白カラス ダマスナ 恩を出せ。
空清 君は。なんーーーーというーーー
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 終戦記念日

2007年08月15日 | Weblog
8月15日は終戦記念日であります。多くの青年が犠牲となった。当時は三勇士という架空の人物を英雄にし全国に映画で流し青年に戦争参加を美徳となし戦争参加を憧れさせたのだった。軍部政権、報道関係が一体となしたのだった。映画では青年が突撃で死ぬ時は天皇陛下万歳ち言って死んだが、実際はお母さんの名を言って青年は戦死したのだった。これらえを考えるに、マスコミの力は大きな影響力をあたえた。今でも報道の影響は大きな力となっている。いうなれば、権力となっている。故に、心ある人よ、報道には騙されないで真実を見極めるのが大切である。一般に社会の真実を書いている。しかし、野菜炒めの中にまずいのが入っていないかの確認するように報道の中に勝手な事を書いていないかを見るのも必要ではないだろうか。以前、河野さんを加害者に仕立て上げ迷惑させた報道もある。政治だって好みで書かれてはかなわない。平和は誰しも求めている。しかし、世界は混乱、日本が被爆国で多大の人が亡くなり、後遺症で苦しんでいる。その故にも、世界の平和をリードできるのが日本でもある。武器拡大しているのが世界の国である。しかし、日本は平和の国、世界でも平和の国もあるからその国と連体し行くべきである。そのためにも、庶民が主体となって、マスコミや権力を監視すべきではないだろうか。戦争で悲劇となった原因の一つはマスコミや権力もあるからである。
                      中道 進

童話・ 山と草原 その12 友の恩

2007年08月11日 | Weblog
 草原 休みには、山や海など自然を楽し心の豊かさを求める
人が多くいるわね。
 山 おや、あそこに空清が倒れている。
 草原 どうしたのかしら、疲れているのかしら。
 空清 頭が痛い、少し寝かしといてください。
 草原 こちらにイタチ君が向かってくる。
 イタチ 恩返しだ、果物持ってきた。
 空清 ありがとう、友は持つべきだね。
 草原 恩は山より高しですね。恩は犬もキツネも知っている。
 山 恩は高いぞ うちより高いのだ。師の恩、親の恩、友の恩。
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