平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

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劇小説    新青年   志し その5

2008年08月30日 | Weblog
     新青年
  翌朝、ジイが別の留置所に行くことが通告された。
 ジイ 青年しっかりやれ、可能性にチャレンジしろ。面白くない世の中を面白く生きようじゃねいか。
 深井 出会いは別れのきまりだな。
  深井は窓から空を見上げた。その思いは未来へと駆けめぐった。関羽か豪傑だ。敵をばっさり、義に生きた。忠義に生きた。男の仲の男だ。そして物思いに沈んだのだった。
  場面は深井の心のなかへ。ーーーー。深井関羽は馬に乗り、山奥へ罪人を連れて行く。10人ほどの罪人を歩かして。
 深井関羽 のろいぞ、早く歩け、貴様らは庶民を食い物にし、たっぷり金を溜め込み汚職汚職の連読した悪い役人だ。刑場につれて刑をたっぷりうけてもらうぞ。
 獄卒1 まあ、尻たたき千回だな。庶民なかせの悪役人だ。たっぷりヤキをいれるからな。
 獄卒2 甘い甘い、2千回だ。何しろ汚職は税金の泥棒だ。赤字の国なのに、またまた赤字が増える。次の青年の負担が大きくなる。その罪は大きい、だいたい、フリーターが可愛そうだ。安賃金で我慢し、職場でこき使われへとへとだ。大王に言いつける。
 深井関羽 ちぇ、小物の役人いじめても面白くない。大物いないか、この剣で勝負するんだ。うわーーーーーー。
  深井は目を覚ましたようだ。
ジイ なにぼけっとしている。夢を見てるのか。
 深井 夢か、しかし、関羽か、豪傑はいいな、英雄はすごいや。今も人気があるぞ。
         次回へ
 
 
 

劇小説   新青年    志 その4

2008年08月23日 | Weblog
  新青年
 ジイ 偽宝石、偽札、偽宗教は見破りにくい。巧みなのはプロでなければなかなか困難だ。しかも、偽宗教につかまされるとたちが悪い。腐った畑に、豊かな畑以上の差が出る。
 深井 人間には運命があるのか。運がよい人、ない人がいるのか。
 ジイ 運命はある。貧乏の人、健康の人、仕事に恵まれない人、恵まれてる人さまざまに差がある。だが、己の努力で変化できるのも人生、無限の可能性があるのも青年だ、君は三国志を読んだことがあるか、乱れた国、貧乏で庶民が泣いていた世の中の時代の物語。貧乏だが親孝行の青年が、発心し、豊かな国にし、庶民の住みやすい社会をと立ち上がった物語だ。
 深井 知っている。好きな本なんだ。わくわくする本だ。英雄の関羽が敵の大軍を退治するんだ。いいね。良い国、豊かな国を目指し、そのために英雄は戦った。頭脳の孔明、酒飲みの張飛 、名主君の劉備、強敵のーーー。赤壁の戦い。ロマンがある。       次回
 

劇小説   新青年   志 その3

2008年08月16日 | Weblog
     新青年
 (ジイは目をつぶり昔を思い出した。それは戦争中の出来事だった)
 上官 きさま新兵だな、前に出ろ、この竹刀で鍛えるぞ、その面は生意気だ、ここはどこだと思っているのだ、ふざけるのではない。まずお前からだ、バッシー。
 (上官は新兵を竹刀で徹底して殴った。むしゃくしゃに殴った。新兵が泣いて謝っても許さなかった)
 上官 立て、来た時から態度が悪い、目つきが悪いぞ、なんだその態度は。ふざけるのではない。バッシー。
 (又も竹刀を振りかざし殴る。上官の面は鬼そのものだった)
 上官 気絶したか、甘ったれるな、おい、誰か、水をかけろ。
 (どうしてこのような事が起こるのだろう。軍隊は腐ってしまった。新兵を鍛えて逆らえないようにした。逆らうものは暴力で鍛えた。目つきから、態度から。ジイは我に返った。一瞬の残酷が頭に思い出した。)
 ジイ 青年 君は戦争をどう見ている。憧れているんだろう。ひどいもんだよ。
 深井 戦争はどうしておきるんだ。
 ジイ 欲だよ。怒りだよ。人間の病気だ。疑、不信、貧欲、毒が体に回るのだ。頭から心の中にも。疑心疑惑だよ。その昔、日本で神派と仏教派が戦争した。昔から神の国だから、外国から来た仏教を排斥の派と親仏派との戦いだ。蘇我と物部だ。国は疫病で多くの方がなくなった。国が荒れた。そして、仏教派が勝った。優れた宗教が勝つのが世界。戦争というのは宗教の勝負でもあるのだ。だから、原始宗教とキリスト教国の戦争は勝負は初めからわかっているのだ。
 深井 ということは、堕落坊主がいるのでは、国自体も弱く精神的な柱がないということ。堕落坊主は災難も呼ぶことか。
 ジイ 仏教派が勝ち、国は仏教を重用したが、しかし、そこに、魔が入った。偽者が金儲けの仏教を流がし込んだんだ。衆生は甘い言葉で書いてあるから、騙された。偽者に騙された。騙されたのが少なくなかった。   次回へ
 

 

劇小説    新青年     志し その2

2008年08月09日 | Weblog
      新青年
 ヒゲのじい お前はまもなく娑婆に出られるだろう。しかし、なんか持っているのか、目的とか、哲学を。
 深井 目的、そんなもんないよ。ただ、進歩もない、長いものに巻かれろ、自由な話ができない生活はやなんだ。
 ヒゲのじい しかし、目的がないのでは、それらと同じではないか、保守青年者と同じではないか。心の葛藤で苦しんでいてばかりで世の中はおわってしまうぞ。
 深井 何の目的持てばいいんだ、教育界は汚職、聖職者は布施泥棒、社会は出ようとするものをくいで打つ。どうすればいいのだよ。
 ヒゲのじい 気がついたか、聖職者、坊主は甘言して檀那をたぶらかし騙す、白い法衣、ぴかぴかの頭が武器、そしてお金お金の合唱で金儲け、故に、世の中は荒れる、教育界も余波を受け金儲け、役人は天下り、汚職、うん。その中を変えなければ、青年が住みやすい世にしなければ、人々が幸福になる世の中にしなければいけない。
  次回

広島の原爆

2008年08月03日 | Weblog
 広島原爆
 1945年(昭和20年)8月6日 広島に原爆が投下された。
 死者  14万人
 爆発地から3,5キロ地点で素肌に火傷負う威力あった。
 現在も多くの人が後遺症で治療している。

 体験者 婦人
 当時は小学生だった。朝礼の時に、ぴかーと。川には多くの人が亡くなっていた。体が熱いので川で癒そうとしたが、その川が熱く死も及ぶ熱さだった。


 話
 被爆者は何十年たって病状が出る人もいる。その間、不安ですごさなければならない。ある人は心臓に、ある人は肝臓に、体のどこかに伏している。それが何かの縁ででてくる。被爆の恐ろしさというと、チェノブリーデノ原発自己での豚などの足がない、目がないなどの奇形で生まれてきている。故に、人間に被爆の病状が出ると体の衰弱など人によりさまざまに違う形で出る。普通では考えられない病状も出るだろう。今、仮に、原爆が落とされたら、広島型より威力が問題ならない。軽くても100万にんは被害受け、100万人は後遺症で苦しむのではないだろうか。心臓、肝臓、足や腰、寝たっきりなどさまざまな病状がでるのではないだろうか。考えてみただけでも恐ろしいものである。原爆の恐ろしさは普通考えられない被害をもたらす。故に、先人は反対した。核兵器の使用禁止を訴えた。ジョセフ・ロートブラットも反対した。彼は、世界最初の反核活動家となった。42年間、世界的な有名な反核活動組織のパクウォシュのリーダーとなり活動した。1995年にはノーベル平和賞受賞している。戸田城聖(創価学会第2代会長)も原爆反対を世界に訴えた。原爆を使用者は悪魔とその原爆の恐ろしさを訴えた。戸田城聖は、戦争の悲惨、平和の素晴らしさを訴え、未来の平和にと青年の力が必要と、青年の育成に力を入れた。又、世界ででは反核で活動した人は少なくない。その多くの人たちの活動や思いの成果が、先日、北海道サミットで主要国8カ国が核兵器保有国に核兵器の削減を求めるが首脳宣言に明記されたにつながったのでしょう。人々の思惑や煩悩もあり、平和の道は遠いようだが、一人ひとりの心の中に平和は築かれていくのであきらめずに進むべきが大切ではないだろうか。
                                masami


長崎の原爆

2008年08月02日 | Weblog
 長崎
 昭和20年8月9日 長崎に原爆が投下
長崎は7万4千人が亡くなり、重症など傷を受けたのが7万5千人であった。


  詩 
         一瞬

 長崎の街は一瞬で修羅場となり 苦にあえぐ
 残酷は目をそらしたいが そうはいかない魂が
 厳しき現実をのり越えて 幸があるからだ
 
 逃げて 逃げて そらすのも人生だろう
 それでは泣きの人生 涙の人生だろう
 挑戦 闘志 前進に幸が待つだろう

 世の中 人生は一瞬の出来事
 故に 真実の幸福に立ち向かうべきだ
 自己も 世の中も 未来の平和へと
                       遊歩

  

戦争の悲しみ 3

2008年08月02日 | Weblog
 婦人 戦後生まれで戦争はしらないけど、テレビで他国の戦争見るとゾウとします。わが国で起こったら大変と思います。戦争を起こさないためにも体験は大切でしょう。若い人が映画等で錯覚して憧れたら大変ですもの。


婦人 (新潟)

 食事が大変よ。おかゆうだったわ。訓練もするのよ。戦後は買出し。大変なのよ。