平和の歌・核兵器絶滅へと戦った英雄の歌

トップページに平和の歌が投稿

劇小説    新青年    第6回 新しい時代へ

2008年03月31日 | Weblog
    新青年      中道 進
 勇太 新しい時代とは、青年はどう生きるべきだろう。
 横田 濁った世の中、弱いものはいじめられる。だから強い青年でなければ。新しい時代とは、己が切り開いていくことだ。自己革命ともいえる。
 勇太 君は、何か思い出したようになるが。
 横田 過去は誰しもある。良いことも悪いことも。いじめられた奴もいれば、弱く去ってしまったひとも。敗戦者だよ。世の中はーーーー・
                        次回へ
 

詩   青年は強い

2008年03月29日 | Weblog
      青年は強い
青年は勇ましい 強い 不正には 怒り
弱い人には 手を差し伸べる

嘘は嘘と見破りだまされない
そして 真実に生きる

竜馬は夢があった 希望も
勇気もあった

竜馬のようにいかないが
夢 希望がある

濁った世でも清く生きる
自分らしく堂々と

青年は勇ましい
笑いも忘れず進む

        nakamiti
  写真は新宿の街 青年も多くにぎやかである

劇小説    新青年    広い世の中 その2

2008年03月28日 | Weblog
 勇太 世界感覚ですか。
 横田 世界市民というと。
 勇太 ソクラテスですね。悪に染まらない人ですね。
   (横田は目をつぶる。以前のことを思い出した。友人が外車に乗り女を何人もだまし、あげく、飲みすぎで体を壊し、脳にもきたのだろうぶらぶらした人間となり浮浪者となった)
 勇太 おい ぼんやりして大丈夫か。
                                次回へ
  写真は新宿駅

劇小説   新青年   第5回 広い世の中    中道 進

2008年03月26日 | Weblog
 勇太 おい、外へ出よう。公園に行こう。
 横田 日本一の繁華街、新宿か。ネオンもすごい。
 勇太 差がある時代だ。公園に寝ている奴もいるし。高齢者には職業探しは厳しい時代だ。日本の姿を現している。
 横田 差があるのは日本だけではない。先進国の姿だよ。米国、ロシアなど見られる。今、地球は約60億人、将来は80億、100億人と行くだろう。お金持ちと貧乏人の差はあるだろう。世界では難民もいるし、アフリカでは国によって温暖化の影響で穀物ができなくを襲うところもある。また、内乱の国もある。
 勇太 日本は恵まれているな。平和の国だな。しかし、少子化問題もある。
                               次回へ
        
        

劇小説   新青年     あの日  その2

2008年03月23日 | Weblog
 職長 お前ら、何をやってる。早くやれ、だてに日給を支払ってはいない。
 飯田のじい ちょっと休んでいたんです。
 職長 休憩時間はきちんとあるぞ。だいたいお前はなまいきだ。今日限りでいい、明日からうちには来るな。
 飯田のじい それはこまる。ご飯が食べられなくなる。この年になると雇ってくれるところは限られている。
 職長 そんなもの知るか。とっととやれ。
 (職長は忙しそうに去っていった)
 横田 世間は広いです。良いところもあります。
 飯田のじい 私らの年齢は職もなかなかだ。まして、体が丈夫でないと断られる。今日はどこで泊まろうか。若いの、若いときにはしっかりせい。希望もち目的もってやるべきだよ。欲望に負けない人間性を作るべきだ。
 横田 さあ、仕事やりましょう。
  (横田はあの日が昨日のように思い出した)
 


劇小説   新青年     第4回  その1 あの日

2008年03月21日 | Weblog

 (横田は目をつぶり思い出した。 あの日)
 横田 おじさん そんな重たいもんもって大変だな、足がふらついている。
 飯田のじい きつく使う工事現場だな。俺は若いとき、一流大学出たんだ。そして一流会社へ勤めた。良い女を嫁にもらった。しかし、魔が差した。飲み屋の女にほれた。そして、つかいこみよ。
 横田 一流大学か、一流会社か。しかし、今は、大変だな。
 飯田のじじい 机と現場は違うぞ、若いの、甘くないいぞ。
                       次回へ

劇小説  新青年    第3回 パソコン

2008年03月18日 | Weblog
勇太 要するに教育できまるのか。政治の汚職も、青年の不良も。
横田 先生は生徒の話を聞き理解は大切だ。未来を考えてやるべきだ。心よ。
勇太 パソコン、携帯電話あれば幸せは。
横田 物質満足はいつかは幻想する。大きな家でも家庭内暴力がある如し。
勇太 要するに、人間は苦労は大切ということ。
横田 学生生活と社会生活の現実は違うのだよ。甘くないのが現実。
勇太 これからの青年は、青年は何が必要なのだろう。携帯電話か
横田 物質満足はいつかは破壊も。
                             次回へ


劇小説    新青年    第2回 志

2008年03月15日 | Weblog
 横田 世の中 真面目にやっても浮かばれない・いじめ、弱者と見ればたたく、政治だって信用できない。われわれはわずかなお金だが、あの人たちは、大金だ。教育だって尻たたきだ。勉強しろばかり。一流大学目指せか。心だよ、愛情だよ、かけている。
 (横田のの独演は続く)
 勇太 まあ飲めよ。
 横田 思えば、学生時代は勉強をよくしたものだ。勉強ずけだった。しかし、ある日、悪友に、薬を、シンナーみたいなやつだ。らりった。堕落だよ。一度手にすると癖になった。
 勇太 志は
 横田 そんなもん。
                  次回へ

劇小説  第1回 i新青年

2008年03月13日 | Weblog
 勇太は青年で悩みが多かった。欲望は当然あった。魔の誘い、お酒、女、ギャンブル、世の中には誘いがうずうずしている。青年たちを堕落に誘う。新宿でも夜になるとネオンがちらちらと男たちを誘う。
 女 にいさんよってよ、サービスするよ。
 勇太 それどこではないよ、安賃金で生活がいっぱいだ。あばよ。
 じいさん 若いの、人生は長いよ、遊んでいきなよ、サラ金があるよ。ひひひ。
 勇太 ちえ、魔がうじょうじょしているな。真面目にやろうとしても邪魔をする。ここは、東京1の繁華街だ。当然、誘いも多いい、酒でも屋台で飲むか。
 横田 おい、勇太じゃないか、遊びか、よく安賃金で遊んでいられるな。俺は今日の仕事はビル掃除、8千円、怪我したら自分もちだ、フリーだから休みも自由なのが気がらくだ。お前はいくらだ。
 勇太 同じようなものだ、夜勤は万円になるぞ。
 横田 保障なしか。ところで、希望を捨ててないのか、チャンピオ目指しているのか。
 勇太 何とかな。相手もいるから、なかなかだ。
 横田 しかし、こんなところで遊んでいては、とても無理だな。一流は練習も激しいんだぞ。
 勇太 スランプだよ、人生の壁に当たっているんだ。お前は悩みないのか。
 横田 不安だ、将来の、今の仕事では将来はないよ。
 勇太 人のこといえないが、希望は大切だ。
 横田 希望か 空だな、宇宙だな。夢、幻か、やっていられんよ。
 勇太 重症だな、悩み深き青年か。同じ、笑えない。 
                             次回へ