短編小説 確信と不信 続 ３

　 　　　　 確信と不信　 続き３ 　　
　　
　　　　　　　　　　　　　４　正義
　信生（世の中に正義が無かったらどうなる。ソクラテスがいなかったら、悪を諌める人がいなければどうなる。政治家は汚職の連続、悪僧侶は御布施泥棒で庶民が泣く、そして、不況のドン底、税金は高額、高齢者、女人はいじめられ、その果て、他国からの攻められ国は濁りきってしまう。その例は、大戦であった。軍部の権力で言論の自由はなく、庶民、青年が戦争で命を落とした。世界史をみてもそうである、中国、アジア、西洋でも悪に染まって政権はいつかは滅びている）　信生が言っているのは確かである。第二次大戦では若者が多く亡くなった。言論の自由も奪われた。自由なことを話せば憲兵隊に連行された。現在でも、会社で不正な取引すれば、他の会社では相手にされず破産しゆく運命である。政治でも汚職が積もればその国は破壊につながる。晴夫は人生に迷いがあるようだ、人生努力でなんとかなると。しかし、年代につれて、その努力だけではどうにもならないことを知った。人生の壁に当たっているのだ。そして、世の中には正義があるとは考えも及ばないのである。晴夫（正義で世の中変えられるか、いじめ問題は、社会の弱者はどうなんだ。信生（不安な世に、暗闇の時代に正義がなければどうなる。釈迦が、日蓮大聖人がいなかったらどうなると思う。四苦の苦悩で苦しむ人が、師を知らない人が、国の安国の道を閉じ、暗黒になってしまっかかもしれない）信生が言うのはもっともである。人生に師をもてないのは親を知らずごとくで不幸であり、また、仏様は、鎌倉時代他国の時の権力者に安国の道を示したのである。しかし、信生は晴夫を説得するには、粘りと誠意が必要だ。なかなか思想の変化はできない故であると思うから。　
　　　　　　　　　　　　終了

短編小説 確信と不信 続

短編小説　　確信と不信　　　
　　　　　　　　　　３　闇
晴夫（君はソクラテスは実在したというがその証拠はあるのかい。正義を叫ばれた故に暗殺され殉死した聖人ソクラテスの実在は信じないが、哲学者プラトンの実在は信ずる。君は、よく言うね、正義はある。平和は未来は可能になる。幸福は可能だと。しかし、正義といっても、政治家は良い給料をとり、官庁も給料はよく、道に追い出された庶民は貧乏くらし、正義はどこにあるの。勉強ができる人、頭が良い人が良い思いしてるではないか。そして、世界は混乱、イスラム国、キリスト国は戦争、不況問題、人口増加問題、食料問題、いつ世界に平和が訪れるの。幻ではないか）　晴夫は、たまっていた不満を吐き出すように一気に話した。さて、信生の反論はいかに、正義の叫びはいかに主張するのだろうか。
　　　　　　　　　　　　　　　　次回へ続く


参考　　　　　　　世界の宗教
　　　　　　　　　　
　　　キリスト教　３５％　　　　　　イスラム教　１９％
　　　ヒンズー教　１４％　　　　　　仏教　６％
　　　その他　２６％
　　　　　　　　　宗教人口
　　　カトリック　１０億４０００万人　　イスラム教・スンニ派９億５２００万人
　　　儒教・道教　３億６９００万人　　　プロテスタント　３億６１００万人
　　　仏教　１９８００万人　　　　　　　イスラム・シーア派　１億８４００万人


　　　創価学会　世界　１９２カ国流布

短編小説 確信と不信

　　　　　　　確信と不信　　　　　　　　中道　進
　　　　　　　　　　　　　　１友達
　晴夫と信生は友達だった。運送会社で知り合い意気投合した。酒やギャンブルも共にやった。あるときは喧嘩もした。
　晴夫（お前、ソクラテツを信ずるか、いたと思うか、それとも、作られた人物と思うか）　信生（いたに決まっているだろう。彼は悪い奴から毒を飲まされたんだ）晴夫（馬鹿をいうな、正義に生きた奴なんかいないよ、でたらめだよ）信生（では、キリストはいたと思うか）　晴夫（キリストはいたかとの質問か、どうかな、子どもの頃、教会に行っていたが仕方なく行っていた。しかし、キリストが実在したかわからん）　二人の会話は弾んだ。歴史上の人物が実在しかかどうかを話している。今、世界は大きく揺れ動いている。EU諸国はギリシャなどの不況問題、また、米国、ロシアでは大統領問題、アフリカでは難民問題、イラン等は核問題などさまざまな問題がある。　信生（世界では信ずるものがあるから笑顔がある。キリスト国は、家庭は宗教で円満に暮らしている。イスラム国だってそうなんだ。仏教の国もそうなんだ。宗教が無いと家庭に笑顔も対話もなくなる。暗くなるだろう）　晴夫（しかし、戒律があるとめんどうでは、また、宗教を利用して青年を食い物にしているのでは）　信生（それはあるかもしれない。青年を利用して自爆テロなんか。しかし、それば一部分、家庭は祈り、道徳、対話など宗教を根本に生活している）

　　　　　　　　　　　　２　不信
　晴夫（戦国時代はどうなの、信長は堕落した高野山を攻撃した。僧侶が武器を持ったり、金儲けに走ったらどうなるの。国は滅びるのでは。宗教は本来、庶民のためのもの、庶民が幸福になるためのものではないか。マホメットは貧乏人のために立ち上がった。そして流布した。キリストもそうである。釈迦だって庶民の四苦を解決のために出家された。そのように、宗教は庶民あってのものだ。しかし、文献では実在したとされるが。聖人は実在したかは疑問がある。仮に実在したら、今、平和な国があってもいいと思うのだが。しいて言えば、日本国は、徴兵制度もないし、世界でも平和国であるが、年金、収入差額、高額医療、教育問題さまざまな問題がある。先行き不透明、暗闇ではないか）　晴夫の話は止まらない。信生は黙って聞いていた。晴夫は不信病、心は闇で包まれていると思った。故に、黙って聞いていた。　信生には信があるから確信があるから心も豊であり、人の話も聞けたのだった
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　次回へ続く

優曇華

　優曇華

　２０１１年は大きな地震があって日本中が、世界中が驚いた。地震国の日本、鎌倉時代にも大きな地震があった・その当時、日蓮大聖人は安国論を御書きになされた。大戦中、その教えを実践した、牧口先生が平和のために戦った。平和は誰しもの願い。２０１２年平和を祈りたい。


　参考
　優曇華　３千年に一度咲く花。（インド）希に出会うことなどにもたとえられる。たとえば、仏様に出会うのは希な出来事の如くであります。
　日本では竹の花に出会うのは希とも言われてます。

詩 希望に向かって

詩
　
希望に向かって

暗闇でも　希望かあるから
壁があろうが　嵐だろうが　
夢があるから　平気である

人には　誰しも無限の
可能性を持っている
故に　人間はすばらしい
　
希望があれば　つらい時も
悲しいときも　忍耐し　
強い心で　前進ができる
　　　　　　　
遊歩

池田大作先生研究所 続７

　研究所 no7

権限がないから、時間がないからーーー
それを理由に、力が発揮できないという考えにとらわれた時、自らの無限の可能性を放棄してしまうのだ。魔に敗れた姿である。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　新人間革命　２３巻　P３２６

研究員
　うー。驚く。まず、仕事に、時間がないという気持ちにとらわれていた。それで、自に言い訳をしていた。反省　反省。物事をやり遂げるには、仕事でも、自の企業でも時間がないでかたずけていては成功しないわあけである。ちなみに、心は、怠けのこころと、働く心が戦っている。すなわち、心は、魔との戦いでもある。

　　　　　　　

　　　　　　　　　ニュース
池田SJI会長に
　テルメズ国立大学から名誉教授授与　　　　S12/12
　
　　
参考　テルメス国立大学　ウズベキスタン共和国（アジア・首都タシケント）
　　　
　　　池田先生　世界からの大学等から贈られた名誉学術称号は３２０番目です。

　解説
　　今、世界は経済や民族紛争等で混乱し先行きが見えない。その中、教育は青年を育て、国を豊にする。故に、各国は教育に力を入れている。平和、庶民の幸福は青年の力があってこそである。その青年を大きく育てるのも教育である。池田先生は、創価大学を創立された教育者である。そして、平和の提言、文化交流など国際的平和活動者でもある。そして、今回の授与は、ウズベキスタン国と日本国の友好、歴史研究の振興に多大な貢献されたことである。

　次回は２０１２年です。

旅 デズニーランド

旅　デズニーランド

　駅前に案内板があると便利だがー。えー見落としたのか。参った。１１月５日にデズニーランドへ行った。駅降りて、正面入り口と反対の方へ行ってしまった。歩けどお店ばかりで、ランドが見当たらない。仕方なく、関係者の方に聞いた。バスがあるということでバスに乗りことなく行けたのだった。
　それだけ、デズニーランドは広い面積であるのだろう。この日は、日曜日で、ランドにはたくさんの人が来ていた。ママさんが赤ちゃんを乗せるベビー車がズラリーと置かれていた。若いママさん、少年青年大人と幅広く人気がある。アトラクションは、グランドサーキットレースウエイ、空を飛ぶタンボ、キヤスルカレーセルなど幼児でも安全に乗り物などの４０件以上はある。園内は、お城、白雪姫、オオカミ、ミッキーなどさまざまなぬいぐるみなどもある。
　
　デズニーランドというと、１９８３年４月に開園された。千葉県浦安沖を埋め立てレジャー施設として開発された。園内はパレード。ショーキャラクターとの出会いができるタイムもある。また、ショピング、レストラン、ホテル、ガイドツアーもある。ちなみに、ホテルのミッキー・ペントハウス・スイートは客室料金が３００，０００円である。えー。安心して、スタンダードルームは、３４，０００円からある。しかし、デズニーランドは都心から近く、入場券の値段も、乗り物含めてのもので手ごろで、園内は子どもから大人まで楽しめる。

池田大作先生研究所 続６

　　研究所　　no6
　
　リヒター博士　（IPPNWドイツ支部創立者）
　哲人池田会長は、核の脅威から抜け出せるのは、無数の個々人の革命が必要であり、（自分には何ができる！）という確信がそれであると延べ、世界全体の平和に対して、自分も一個として責任を負っている、ということを教えてくれています。　s 12/11


　参考
　リヒター博士・著名な精神分折医で、平和運動の結成、核廃絶、人権、環境問題などで世界的に活動する平和運動者


　研究員
　核兵器は世界的な恐怖の武器である。広島型で一発で２０万人が亡くなったとも言われる。今は、その威力はすごいものがある。故に、核廃絶運動を展開している人は少なくない。
　リヒター博士も、核廃絶の平和運動者である。博士は、池田先生の確信して述べる言論を賛嘆している。まさしく、リヒター博士が述べられた、池田先生の話をとおして、世界の平和に対して、一個として責任を負っているは、的を得ていると思います。人生の道であるとおもいます。その故は、これからの子ども、青年の住みよい地球は、今の大人たちの行動にあるからではとおもいます。
　
　しかし、世界は広い、世界は、池田先生の平和の行動を注目している。


次回は２１日へ

ランプ

ランプ　
本物と偽物というとなかなか見破りにくい。偽札もそうである。また、宗教もそうである。善無畏三蔵（－７３５）はインド鳥(う)茶(だ)国の王子と生まれ、出家し多大な経典を学び、のち、長安にて、玄宗皇帝に国師として迎えられた。のち、真言を受け継いだとの邪見を起こし多くの人を惑わした。その教えは、日本国にも上陸し多くの学者や人が迷い暗途に陥った。しかし、鎌倉時代に御出現された日蓮大聖人は、善無畏三蔵の邪知を破折なされた。しかし、偽ものによっては、宗教や偽札のように、国も破国になりかねないのでこわいものである。

世界の旅 兵馬俑抗(ようこう)博物館 中国

世界の旅
　　　　　　　　兵馬俑抗(ようこう)博物館
　　　　　　　　　　中国　西安
秦の始皇帝陵から１，５キロの所で発見された巨大な陶俑抗である。３つの穴からなり、１号抗が一番大きく東西２３０ｍ、南北６２ｍの抗から馬俑や戦車、６０００体以上の兵俑が出土している。一体ごとに表情が違い、兵士は武器を持ち威力があり当時の権力の大きさがわかる。

西安市内からバス　兵馬俑抗(ようこう)博物館バス停下車　徒歩５分

参考　始皇帝陵は完成まで３６年の歳月と７０万人の労力があった