Opinion 人間の幸福とは
新型コロナウイルス、世界的な問題である。その感染予防として、手洗い、マスクは世界共通である。しかし、地域により水不足など衛生問題がある。インドでも夏から多くの地域では干ばつで水不足である。また、疫病を治すには薬品が必要であるが、新型コロナウイルスに対する薬品は各国が研究しているが難問となっている。疫病の薬というと、副作用等が心配されるため、何回も実験などして安全、無害など証明されて発売される。又、世界では領土問題等で戦争しているのがアゼルバイジャンとアルメニアである。両国は旧ソ連の共和国であり、1990年代に衝突し大きな被害が出ている。領土や宗教や民族問題などあるが話し合いで解決を望みたい。人間は、この世に何のために生まれてきたか。紛争のためか、悩むためか様々な意見がある。不幸になるためとはいないでしょう。仏様の悩みと言うと、人々をどのように救済するか、幸せにするかなどの悩みであった。故に、釈迦は、九横の大難にも負けず庶民の幸福のために行動された。大難の中には、大石で生命を狙われたこともあった。また、末法の仏様、日蓮大聖人は、権力からの執拗な弾圧、また、生命を脅かすなど大難を耐えて人々の幸のために戦った。日蓮大聖人の弟子で、殉死された、牧口常三郎も第二次大戦中にて、横暴の軍部政権に対して、庶民の幸福の為、日本国の平和のために行動された。今、世界は疫病や民族問題などさまざまな問題があるが、それら乗り越え、牧口常三郎先生が目的とした、人々の幸福、世界の幸福、平和の実現を祈りたい。
月刊 KIBOU 11月版