「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

結婚と離婚と仕事とSEX Ⅶ  ダスティンホフマンには…13

2005年10月28日 21時58分03秒 | 結婚観
 その日、僕は朝から風邪気味でした。
 
 かといって鼻水が出たりクシャミをしたりするわけではなかったのです。

 全身が鉛のように重く、頭がズキズキ痛むといった風でした。

 これは熱が出るな…。


 経験上、僕はそう予感しました。


 でも仕事を休むわけにはいきません。

 僕は当時仕事を休むという頭がありませんでした。

 上司に皮肉を言われるのが嫌だったのは確かですが、自分がいない職場はあり得ないと思っていました。

 午後になって体が熱っぽくなってきたのは分かったのですが、体温計で熱を測ることはしませんでした。

 熱があるのを数字で示されると、気力で支えてる部分が崩れるような気がしていました。

 そして今日は1週間ぶりの彼女とのデートでした。

 負けるわけにはいかない!

 バカみたいに気合いが入っていました。

 頭痛薬(ナロンエース)を2時間おきに飲んで耐えました。

 上司は僕の体の状態を察するような人ではありませんでしたから、僕が不機嫌そうに仕事をしてると思って、僕を叱りました。

 それでも僕は謝って耐えて仕事をこなしました。

 その日飲んだ頭痛薬は合計6錠になりました。

 頭がホワンとしてきまして、少し目が回るような気分でしたが、何とか仕事を終えました。

 退社して薬局へ行き、風邪薬を買って飲み、栄養剤としてユンケル黄帝液を飲みました。

 仕事で疲れて飲むのは1,000円前後のものでしたが、その日は奮発して2,500円のものを買って飲みました。

 凄いですよ!2,500円のって

 飲んだ瞬間に全身から汗が出て、力とか炎みたいなものがしたからわき上がってくる感じになりました。

 よっしゃ!

 と気合いを入れ直して待ち合わせの場所に行きました。

 

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