「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

東京紀行2 聖橋から

2006年12月27日 23時58分38秒 | 紀行
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 この東京紀行を書くのも2度目になりますね。昨日5時30分に東京スターホテルのロビーで待ち合わせをして、直ぐ近くの居酒屋さんで大学時代の友人達と呑んでましたよ。この時期の恒例行事なんです。今年はなんだかんだで夏に福島、秋に京都、冬にLAと移動が多かったせいもあってカミさんと娘さんにやっかまれてますね。パパはお出かけばっかししてるって言われます。

 でもこれは年中行事の一つですからご勘弁を。


 しっかし凄い雨でしたね。ジーパンもスニーカーもジュコジュコいってましたよ。
 呑んでる最中にニューズZEROが始まりまして、七尾藍佳さんが新宿駅の東口にいるって分かったときは少し興奮しましたね。

 でもまあ呑んでましたけど。

 で、今朝は全くの自由行動。といっても僕はいつも同じ行動をしてます。それはお茶の水で降りて湯島天神に行き、嬬恋神社によって神田明神に参拝するコース。これを毎年欠かさずしてるんですね。
だから紀行って言ってもちっとも変わり映えしませんからそこのところを割り引いて読んでください。

 で、昨日の雨の余韻があって朝からスニーカーにドライヤーをあてて乾かしていました。

 9時近かったかな、いやあ普通はもっと早い時間なんですけどホテルを出て御茶ノ水駅まで向かいますよ。


 御茶ノ水駅には「聖橋」があります。

 僕はこの橋の上からの東京が結構好きです。

 東京って都市景観からすれば程度低いじゃないですか。ヨーロッパでもそうですし、この前、空見たロサンジェルスの景観でさえも日本よりは格段に秩序だっていると思うのですよ。高層ビルがあるのはダウンタウンの地域だけで、他はなるべく平屋で建てるようにしている、そういう意図が都市の秩序美として成立してるのがヨーロッパの街並みだと思うし、その点では日本は及びもつかない。
 だから住むところじゃなくなってしまっている。

 大学教授や知的職業で成功した人達が最後に家を求めるのは「鎌倉」でしょ。あそこは変わらないもの。変化がなくてある厳然とした秩序を保っている町の一つだと思うのです。変わらないってのは秩序には欠かせない要素であって、言い換えれば街が停頓しなくちゃいけなくて、それは便利さを犠牲にする場合もあったかともう。

 この改札を抜けて左手に折れれば直ぐに渡ることが出来ます。そうすると新宿から来た僕にとって何より嬉しいのは、空が広くなるってことですね。



今日はここまで


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