超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・白木槿

2024-07-17 00:03:13 | 自作俳句
初蝉やまた巡り来る灼ける夏
梅雨曇り聖書歳時記受け取りに
白茄子の旨い味覚を歌にする

満天の星空仰ぐ夏の旅
梅雨籠り忘れられない些事三つ
宙回廊散水塔の霧涼し

この町をまた一人消え夏模様
挨拶を交わしたくなる木槿かな
出来事の隙間が空いて聖母菊

放課後の子どもが遊ぶ百日紅
雨上がり辺り一面風薫る
夏帽子斜めに被り帰路のバス

コメント
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