超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・盆の月

2024-08-14 00:03:46 | 自作俳句
静けさや鉱石を見る秋夜半
針の音やけに大きな秋暁や
虫の声微かに聞こえ秋初め

冷水で顔を洗いて秋気澄む
文化祭終わりて仰ぐ天の川
流星の先に行きたし後半生

彼是と振り返らせる盆の月
精霊を運んで去りぬ盆の風
握り飯買いに出掛けて秋旱

蝉の声雲一つなき秋の晴れ
少年の帰省列車や花野行く
町の寺菩薩の右で運動会

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