超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・夾竹桃

2024-07-15 00:03:11 | 自作俳句
仙界にまた紛れ込む夾竹桃
昼顔に擦れ違う時初々し
偶然は寄せては返す夏の波

夏空や疾風のように汽車走る
涼風に淡き夢見る木槿かな
轟音で心を洗う夏の瀧

遠景に青葉萌え立つ夏の峰
湧き水が流れる町や今日の空
空耳で今も聞こえる夏の海

芝刈りの青き匂いや通学路
昼寝覚め白雪姫の夏座敷
真夏日を終えて安らう夏あざみ
コメント
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