夜、パーヴォ・ヤルヴィとドイツカンマーフィル・ブレーメンの
ベートーヴェンの第九のDVDを鑑賞した。
今まで、交響曲第1から第8番まで観てきたが、第九は疲れるので
今日まで観ないで取っておいた。
第九に直面するのは、体力と気力を要する。
言ってみれば、真剣勝負、真っ向対決の覚悟がないと、
フルトヴェングラーから連綿と続く第九の後光に
負けてしまうのだ。
今回も、覚悟を決めて、一音も聞き逃さないつもりで、ヤルヴィ
の全力の指揮ぶりと、それに応えるカンマーフィルの熱演を
鑑賞した。巨匠テンポというよりは、機動性のある躍動した
演奏で、CDでは気づかない音もクローズ・アップされるので
目に焼き付いた。
気合の入った第1楽章、勢いのある第2楽章、楽園的な第3楽章、
圧巻の第4楽章がフィナーレに向けて加速してゆく。
最後にビシッと決めて、拍手の嵐。パーヴォは会心の出来だったようで
最後にブラボーと静かに言って、目を潤ませて指揮棒を置く。
歴史的瞬間を見ているような、稀少感がある映像だった。
一音も聞き逃さずに渾身の第九を聞いて激震が走る
ベートーヴェンの第九のDVDを鑑賞した。
今まで、交響曲第1から第8番まで観てきたが、第九は疲れるので
今日まで観ないで取っておいた。
第九に直面するのは、体力と気力を要する。
言ってみれば、真剣勝負、真っ向対決の覚悟がないと、
フルトヴェングラーから連綿と続く第九の後光に
負けてしまうのだ。
今回も、覚悟を決めて、一音も聞き逃さないつもりで、ヤルヴィ
の全力の指揮ぶりと、それに応えるカンマーフィルの熱演を
鑑賞した。巨匠テンポというよりは、機動性のある躍動した
演奏で、CDでは気づかない音もクローズ・アップされるので
目に焼き付いた。
気合の入った第1楽章、勢いのある第2楽章、楽園的な第3楽章、
圧巻の第4楽章がフィナーレに向けて加速してゆく。
最後にビシッと決めて、拍手の嵐。パーヴォは会心の出来だったようで
最後にブラボーと静かに言って、目を潤ませて指揮棒を置く。
歴史的瞬間を見ているような、稀少感がある映像だった。
一音も聞き逃さずに渾身の第九を聞いて激震が走る