超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

今はハードデイズナイト

2020-03-31 17:23:21 | 無題
今日はハードデイズナイトだった。
仕事場の研修が2つあり、そのあと懇談があり、
職場に居続けるにはハードルがあると知る。
帰って別の仕事の打ち合わせをすると、
こちらもスムーズに行くにはハードルがあると知る。
運命というのは転落ばかりでもなさそうだから、
そのうち何とかなるだろう。
皆さん、現状での感触を各自の立場から言っているけど、
総合的に見ると追い風の波が来る気がする。
今は逆風だけど、ライフサイクルが助け舟を出すと思う。
マーラーは、やがて私の時代が来る、と言った。
私のような凡人でも陽の当たる日が来る。
ゲーテは好きなことを続けて認められないときは
好機を待てと助言した。
時間が解決する。チャンスがテコ入れする。
繰り返すが、そのうち何とかなるだろう。

ありついた仕事も全部失って無一物でも最後には咲く
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野鳥の声と天使の面影

2020-03-30 13:57:11 | 無題
今日もヤマガラの声を聞きに福住の小さな公園に行ってベンチに座って待っていたけど、
今日はススピーという鳴き声が聞こえなかった。
代わりに灰色の鳥(たぶんオナガ)のキュルキュルという鳴き声を聞いた。
仕事で心に懸かることもあるけど、北の晴天の散歩はいいな。
帰って、サンスイのレトロステレオでブーレーズの
マーラー全集を取り出して、マーラーを数枚聞いている。
やはり比較的新しい録音だと、新鮮に響く。
今は、自宅待機が続いている。
通常仕事に無事軟着陸できればいいのだが。
通常仕事のスケジュールは割とハードで、
この体力で果たして持つのか、そもそも心配。
オーディオをサンスイのレトロステレオに変えたので、
持っているCDがどう聞こえるか、一枚一枚聞いてみるのが
今の楽しみ。少し落ち着いたら教養系の本を読んだり、
アートな映画を見たりして、英気を養いたい。
すべてが好転しますように。
そうアボット・ハンダーソン・セイヤーの「天使」に
祈っている。

キュルキュルと野鳥の声を聞いたあと画家セイヤーの天使の目を見る
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ヤマガラが鳴く好日

2020-03-29 07:00:32 | 無題
昨日は福住の小さな公園に行き、ススピー、ススピーと鳴くヤマガラの声を聞く。
公園の螺旋の坂を途中まで登って引き返し、福住珈琲焙煎に行って、マンデリンと
マロントースト120円を頼み、携帯に今後の心得をメモる。
広い畑に出て、伸びをして帰る。
クラ友に電話する。
クラ友は岡崎リマスター盤を20枚ぐらい買ったが、そのあとART盤が出て損をしたと喋る。
河合隼雄で分かった気になる時代は終わったと話す。
オーディオ機材がひどいと演奏までまずく聞こえる。
ショルティよりバレンボイムのワーグナーの方が感動する。
昔はステレオは人工的という人も業界に多かったが、ステレオ派が勝った。
CDを全部SACDに買い替えるのは愚かしい。別の演奏を買うべきだと聞く。
久しぶりに音楽話ができてよかった。
仕事先に書類を印刷して3部作り、一筆箋を書いてレターパックライト370円で送る。
細かい箇所も直したので、完璧。そのうち進展があるだろう。
サンスイのレトロステレオCDプレーヤーでハイティンクのブルックナーを
聞いている。絹のような高級感ある音。
充実した一日だった。

ススピーと鳴くヤマガラに励まされ雑談のあと爆走を遂げる
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山水でハイティンク!

2020-03-28 10:38:40 | 無題
昨日、私のステレオのソニーCMT-M35がCDを読み込まなくなって壊れる。
しかたがないので東芝のTY-CWX90のSDラジカセを置く。
音の奥行きや広がりがないので、
仕事場からサンスイSMS-800BT(レトロステレオ)を運んできて、
設置する。もちろん、私が自費で買った私物。
サンスイのステレオ、音がいいなー。
これからひとつひとつCDを聞き直すのが楽しみだ。
最初に聞いたのはブルーノ・ワルターのベートーヴェンの
モノラル盤の運命と英雄。ベートーヴェン交響曲第2番と1番。
そのあと、ベルナルド・ハイティンクの
ハイティンク・シンフォニー・エディションから
英雄、運命、田園、ブラームスの交響曲と高音質盤を聞いている。
霊妙な響きがする。
ハイティンク・シンフォニー・エディションは入手困難なようで
ヤフオク!で5万5千円、マケプレで10万円で売っていた。
発売時に廉価で買っておいてよかった。
今、仕事先の電話を待っている。首尾よく行きますように。
神社で手を合わせるときは万事うまく行きますように、と祈っている。

please please please let me get what I want this time....

雲間から見える光に照らされてやがてはすべてうまく落ち着く

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復活してゲーテ伝読む

2020-03-26 20:05:02 | 無題
今日は雪解け水の流れる川を見て、専門店街のベーカリーでスープを食し、
いろいろ仕事上のやりとりをしたあと、久しぶりにビフテキを食べて復活する。
夜、人と思想・ゲーテを読み終える。
ゲーテは一時弁護士になるが、心ここにあらずで、「ゲッツ」や「若きウェルテルの悩み」を書く。
「若きウェルテルの悩み」は手紙スタイルで語られる恋愛小説で、失恋したウェルテルが自殺するまで
描かれる。この悲しく甘美な恋愛小説はヨーロッパで大流行し、各国語に訳されて末永く愛され、ドイツ語の地位を高めた。
ゲーテはワイマール公国の貴族に気に入られ、ワイマール公国の宰相となり何十年も公務に奔走する。
ゲーテの南への憧れは強く、イタリア旅行でその渇きを満たした。
「ヴィルヘルム・マイスターの修業時代」と「ヴィルヘルム・マイスターの遍歴時代」の連作を書く。
修業と遍歴という人生行路は、親方=マイスター社会の常道だった。西東詩集は、西洋の目から東洋の詩篇を書いた詩集。
生涯最後にゲーテはライフワークの「ファウスト」を書き上げる。ファウスト伝説はドイツでは有名で、数々のファウスト物語がゲーテ以前にあった。
ファウストはメフィストと契約して、時間よ止まれ、お前は美しい、と一回でも言ったら、魂を悪魔に譲り渡すという。
メフィストはファウストと乙女グレートヒェンを引き合わせ、ファウストはグレートヒェンと恋に落ちる。
やがて一人になったグレートヒェンはファウストの子を死なせてしまい、死罪を言い渡される。
ファウストはグレートヒェンを救いに行ったが間に合わなかった。
第二部でメフィストは古代ギリシアの最高の美女ヘレナを現代に呼び寄せ、ファウストは幸せを手に入れ、
自分が建国した国が栄えるのを見て、時間よ止まれ、お前は美しい、と言って息絶える。
メフィストがファウストの魂を持ち去ろうとしたところ、天から花が降り注ぎ、天使たちがやって来て、ファウストの魂を天へと引き上げる。天使のなかにはあのグレートヒェンもいた。
何とも壮大な人生賛美。ゲーテはナポレオンとも付き合い、シラーと仲が良く、ベートーヴェンもエグモント序曲を書いて、ゲーテを尊敬していた。しかし、何とも恋多き人生ではある。スピノザを継ぐ汎神論者であったとか、そういう話ももっと知りたかったが、いずれ機会もあるだろう。内容の濃い本だった。

好き放題悪魔とともに享受してやがて天使に召される不思議

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