今日ロジェストヴェンスキーのグラズノフ交響曲全集来る。中古で送料込二八〇〇円。
仕事なので聞く暇がない。
帰ってようやくグラズノフ全集聞いていると友人から電話で豪徳寺で待ち合わせる。
豪徳寺のサンマルクカフェに30分前に着いてしまい、
ウォークマンでロジェヴェンのグラズノフ聞いて
メモ書きして待つ。ロジェヴェンのグラズノフ、
フェドセーエフと比べてアーティキュレーションが独特。
メリハリがありステレオ感ある。
フェドセーエフは曲を均して聞き易く仕上げていた。
ロジェストヴェンスキーはでこぼこしていても構わないという姿勢。一層ロシア的に響く。
時間前に友人来る。二人でパティヤラパレスに行く。
友人はチキンティカマサラとナンとシシカバブ。
私はダルマサラとナンとシシカバブ。
友人は私の悩みについて悩む気持ちはわかるが
気にするような話ではないという。
今週はアメラジアンスクールに行く、一言では言えない場所だ、
シュガーマンのサントラはまだ聞いてない、買って安心だ、
シュガーマンはアイフォーンのビデオで撮影した部分があるが
賞をとってもおかしくない出来だ、
ナタリー・シュトゥッツマンは店では見掛けない、
クラシックでも、ジャズでも楽器に比べて歌は軽んじられているのではないか、
シューベルトのフィッシャー・ディースカウの歌曲全集を買ったのか、無理したな、
無限連鎖で聞き切れていないのか、曲の違いが微妙すぎるんだな、と喋る。
矢野顕子の清志郎のカバーはセラピーという曲がいい、
百太郎全一冊はぜひ買って読みたいと言っていた。
二人で飲み物込みで計四千八百円。今日はいつもより高かった。
美味しいシシカバブが短くなってしまったが
その分太くなったので差し引きゼロである。
帰ってロジェヴェンのグラズノフを繰り返し聞く。
フェドセーエフとは違うごつごつした音作りが魅力。
友と会い悩みの円の環が閉じて新しい日に漕ぎ出して行く
最近友人からCDが大量に送られてきた。
ヴァンスカのシベリウス交響曲全集。楽譜に忠実に納得のゆくように遅く演奏した全集。
ホロヴィッツのピアノソナタ集。ソニー10枚組。何と言ってもスカルラッティのピアノ版ソナタを聞いて
欲しいという。
私は以前レオンハルトのチェンバロでスカルラッティの曲を聞いて、知的で優雅だが笑っているような印象と書いた。
友人が言うにはスカルラッティは楽想が豊かで超絶技巧でのちのフランツ・リストのような人だから、ピアノ版ソナタを聞いてスケールの大きさを味わってほしいとのこと。
それとインマゼールの古楽のシューベルト交響曲全集。
これは低音が轟音で心地よく思えた。弱音は古楽らしく控えめに弾いている。強音と弱音が遠近感を作り出している。肝心の未完成とグレイトが速すぎて物足りないが全体的に遠近感と迫力が楽しめる。
それとヌエヴォ・リズモ・デラ・ティエラという10枚組のワールドミュージック集。
地中海沿岸の音楽は皆心地いい、アフリカとカリブ海の音楽は波や風を感じさせるナチュラルな音楽だという。
スペインの音楽は独特の節回しでイスラム教徒の音楽の影響が聞き取れるという。
聞いてみるとなるほどと思わせる節回し。
今はホロヴィッツのピアノ版ソナタを聞いてスカルラッティのスケールの大きさを味わっている。
今日は隣人が福井と京都のみやげですと言ってイカの旨辛握り棒という練り物と京都のオイルサーディンの缶詰をくれた。親切な隣人である。
最近EMIやソニーが廉価ボックスを連発するので古い音源が容易に手に入るようになった。
そういえば、ユニヴァーサル・イタリアから小澤征爾のマーラー交響曲全集が出るという。
私はドイツのフィリップス盤で持っている。
そんなこんなで送ってもらったCDを聞いて、音世界を深める今日この頃である。
突然に送られてきた音楽に疲れを忘れ浸かるこの頃
ラジオでレゴ・マスターの話を聞いてレゴ作りたいと素朴に思う。
音楽の泉でモーツァルトのフルート協奏曲を、エマニュエル・パユのフルート、クラウディオ・アバド指揮で聞く。
昨日はラジオでサヴァリッシュ&フィラデルフィア管のシュトラウス「英雄の生涯」を聞く。
メリハリが有り、劇的だった。近く再販されるらしい。
昨日はフルトヴェングラーの戦後復帰公演のベートーヴェンの「運命」聞く。
地震後の流通難に入手できた品なので当時の価格でザ・レガシーを買ったのは納得済みだ。
今日はフランソワのドビュッシーをウォークマンで聞きながら近所のスーパーに豆腐買いに行く。
作文の手直しをしてフルトヴェングラーのベートーヴェンの序曲集を聞く。
フルトヴェングラーらしい重厚感。序曲集いい。
そのあとベートーヴェンのピアノ協奏曲集を聞く。
夕方友人から電話で、七時に梅ヶ丘で待ち合わせて梅江飯店という店に行く。
パラベッシュの料理も魅かれるのだが、話し合って梅江飯店にする。
キュウリの前菜、大根の前菜、唐揚げ、麻婆豆腐、
豚肉とキャベツの味噌炒め、胡麻団子食べる。
友人はあまちゃんは小泉今日子を元アイドル志望として
出しているところなど凄い、今度小泉今日子が歌う、
よそから来た主人公が地元の人より方言がきついなど設定が巧い、と朝ドラについて話す。
そのあと五木寛之のラジオの語りとニュース解説の
富田勲の音楽をユーチューブで見たのか、
あれは子ども心に印象的だぞ、と言っていた。
藤井寺市と葛井寺の表記のずれは何なんだ、
あの辺をゆっくり散策したいと喋っていた。二人で計5550円。
レゴ作り序曲を聞いて打たれたら梅江飯店で逃現郷に酔う
今日の昼間は作文作業をして、デヴィッド・ジンマンのマーラー復活と3番を聞く。
そのあとマンデアルのブルックナーを聞き、英語の古代宗教の本を読む。
近所のスーパーに豆腐買いに行く。夕焼けがきれい。
夜友人から電話で8時15分豪徳寺で待ち合わせる。
豪徳寺のサンマルクカフェで「弓と竪琴」読む。
詩を肯定することばの嵐。怒涛の長文エッセイ。
よくここまでことばが奔流するものだと思う。
友人とパティヤラパレスに行き、ほうれん草とチーズのカレーとナンとシシカバブを食べて談笑。
友人は連休の逃避行のようすを話す。
名古屋の後広島ではお好み焼きみっちゃんの支店に行き、焼きそば入りお好み焼きを食べた、
夜は立ち飲み屋さんに入った、広島は山と川がきれいで市街地から緑が見える、住んでみたくなる場所だ、
それから大阪に入り、翌日「ふつうの食堂」という名の食堂に入ると米が美味かった、
夜は沖縄からの移住者が多い大正区の平尾で豚ホルモン焼きを食べ、そのあとうるま御殿という店で、歌って踊って大騒ぎした、
次の日は高槻のジャズフェスで学校、教会、神社でジャズやゴスペルを聞いた、
それから翌日、津でゴスペルのワークショップに参加してラニーさんと男声ゴスペルグループで歌った、
昔から知っていた奈々ちゃんというひとがクワイヤーの指導者として登場して驚いた、
ステージは夜でラニーさんのグループで歌ってウォーレンさんとりこさんのクワイヤーで歌い、
最後は愛知県合同クワイヤーにも特別に参加した、
旅先でナタリー・シュトゥッツマンのCDを探したがなかった、
映画シュガーマンのロドリゲスのサントラを買った、
とここ数日の収穫を語りまくる。
家でマーラーやブルックナーを聞いて
作文で過ごした私とは大違いな活発な連休。
二人で計4809円のところ、ポイントがたまって千円引きで3809円だった。
日常を忘れるために旅をする友の収穫聞いて談笑
今日は文章に手を入れ、ロジェストヴェンスキーのチャイコフスキー全集聞く。
そのあと珈琲飲み一息入れる。
それから先日届いたクリスチャン・マンデアルのブルックナー全集聞く。
マンデアルは聞くところによると七色の音色を奏でる指揮者だという。
マンデアルのブルックナー4番5番9番聞く。
何とも大らかな指揮ぶりでギュンター・ヴァントのような峻厳さはない。
意外に古風で一点一角をおろそかにしない楷書体のブルックナー。
その点同じルーマニアのジョルジュ・ジョルジェスクにも通じる姿勢。
だが音の微細な変化を自在に操る、自由闊達な指揮ぶり。
この間中古CD店に行ってインバルのコンパクトな全集を手に取ったが
買わずに帰ってきた。
当面クリスチャン・マンデアルのブルックナー全集があるので満足。
マンデアルは4番に70分以上掛ける泰然とした指揮ぶり。
それと連休後半に聞きたいのが、デヴィッド・ジンマンのSACDハイブリッド
のマーラー全集。これが気張らない、力まない、美感の優れた自然な音作りでよい。
カーペンター補筆版の10番も極美の出来。
それとフェドセーエフのグラズノフ全集が最近のお気に入りだ。
フェドセーエフのリリーフ社のグラズノフ全集、名演。
グラズノフは有名じゃないが曲がいい。
時代のはざまに埋もれてしまったが、いい曲を書いている。
フェドセーエフの指揮ぶりがまたいい。
フェドセーエフはチャイコフスキーのDVD全集も白熱ライヴでいい。
というわけで暇なときはマンデアルのブルックナー全集とデヴィッド・ジンマン
のマーラー全集とフェドセーエフのグラズノフ全集で自在境に呆けている。
最近は家で、名指揮者の妙技を堪能している。
広々と七色の指揮 聞き分けて 日々の狭間で音に呆ける