超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・秋澄みて

2023-08-31 00:04:03 | 自作俳句
秋澄みて星占いに頼り初め
図書室の窓に揺らめく秋日影
宵待てば雲間に出づる十六夜

今一度面と向かいて星の河
挨拶の活気が戻る休暇明け
望郷の旅は果てなく渡り鳥

啄木鳥が遠くで叩き目が覚めり
眠る前思いが寄せる虫の闇
木槿には心和らぐ匂いあり

石榴の実余りに赤く凝視せり
某日の髪は檸檬の匂いかな
秋桜が咲ける街路や夢模様
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時記俳句・短篇集

2023-08-30 00:04:18 | 自作俳句
秋疲れ眠りに落ちて薬師仏
楠もやや秋めきて寺に旗
毎日を二百十日も書き溜めり

行き帰り歩く足取り爽やかや
秋の日の思い身に染む正午ごろ
彗星に放ちたる声さえぎられ

出来事の絆が見ゆる秋日和
取り敢えず今日も終わりて窓に月
病さえ癒ゆる途中の案山子かな

鈴虫の声に囲まれ募る夜
登下校いつも見守る七竈
秋の日は眠りに至る短篇集
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時記俳句・虫時雨

2023-08-29 00:03:18 | 自作俳句
古池に蜻蛉止まりて薬師仏
秋晴れの街路を抜けて無事帰宅
秋の宵躍動感がある動画

夜長にはローマ滅びてダルクまで
天高し日々足繁く古書通い
音楽祭アマチュアオケの高揚感

宵を待ち空見上ぐれどまた雨月
稲妻が光りて心洗う雨
秋入日仕事帰りに願い事

花野にて風に揺らめく裾飾り
打ち明ける時を逸して虫時雨
秋桜に託して渡す秋思い





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歳時記俳句・露草

2023-08-28 00:03:30 | 自作俳句
秋の雨分水嶺で枝分かれ
百合の葉に塩辛蜻蛉止まりけり
休日に野原を歩き秋麗ら

遠くから鉦や太鼓の秋祭り
映画祭終わりて仰ぐ天の川
彗星が横切るときに言う本音

世界史を巡り歩きて夜食取る
休暇明け寝ぼけ眼で見る景色
朝顔も咲きて晴れ晴れ家を出る

朝早く照葉を抜けて先に着く
鈴思う囁き声で血止草
笑窪にも露草に似た秘めやかさ







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アマオケ・サイトで欣喜雀躍

2023-08-27 20:42:42 | 無題
今日は、いいサイトを見つけた。
【i-アマービレ】というサイトである。
神奈川に越して来て、何とか千円とか
安価で交響曲を演奏会で聞きたいと
思っていた私には最適のサイトである。
千円とか無料で交響曲のコンサート
のチケットが入手できる。
最高じゃん。
ただし、基本的にアマチュア・オーケストラ
の演奏会である。
私は正直、プロ・アマにこだわらないので
安価で、ホールで交響曲が聴ける
このシステムを発見して、欣喜雀躍である。
9月には「運命」を、10月には
ブルックナーの5番を予約してある。
楽しみでしょうがない。
遠足前の子どもである。近々、演劇や舞台
でもこの方式を探してみたい。

無償ほか千円演奏会などのアマオケサイトで欣喜雀躍
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする