秋澄みて星占いに頼り初め
図書室の窓に揺らめく秋日影
宵待てば雲間に出づる十六夜
今一度面と向かいて星の河
挨拶の活気が戻る休暇明け
望郷の旅は果てなく渡り鳥
啄木鳥が遠くで叩き目が覚めり
眠る前思いが寄せる虫の闇
木槿には心和らぐ匂いあり
石榴の実余りに赤く凝視せり
某日の髪は檸檬の匂いかな
秋桜が咲ける街路や夢模様
図書室の窓に揺らめく秋日影
宵待てば雲間に出づる十六夜
今一度面と向かいて星の河
挨拶の活気が戻る休暇明け
望郷の旅は果てなく渡り鳥
啄木鳥が遠くで叩き目が覚めり
眠る前思いが寄せる虫の闇
木槿には心和らぐ匂いあり
石榴の実余りに赤く凝視せり
某日の髪は檸檬の匂いかな
秋桜が咲ける街路や夢模様