超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">大輪の花火でヘルプ・マイセルフ</span>

2018-07-28 09:28:00 | 無題
あと一週間ほどで仕事も一段落する。
今、心を無にしてリボル・ペシェクの復活に聞き入っている。
いいことだけが強く記憶に残りますように。オ・ポノ・ポノってそういう本かな。
全力を尽くして、あとは祈るしかない。
昨日はベランダから花火大会が見えた。
次から次へと色とりどりの花火が大輪を夜空に咲かせる。
今年前半を昇華して祝ってくれているように感じる。
♪夏が過ぎ夢花火、誰の憧れにさまよう♪
グリム童話の心理学とか明恵上人の心理学とか
読み返してみようかな。
リボル・ペシェクのマーラーの復活も大団円を迎える。
「日の出を見ると生命が始まるのがわかる、遺伝子のなかでは
人は今日100億歳だ」とジョージ・ハリスンが歌っていた。
日々を何度も生まれ変わりたい衝動が沸き起こる。
「主よ、自分を救うのを助けてください」とジョンは歌って去った。

大輪を夜空に咲かす夏花火照らしてほしい悲喜こもごもを


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<span itemprop="headline">最近の散読、散聴と夏の夕暮れ</span>

2018-07-22 19:13:31 | 無題
午前中、無伴奏バイオリンソナタをメニューインの演奏で聞く。
リボル・ペシェクのマーラー7番&10番アダージョを聞く。
ベーカリーまで散歩してカフェラテ飲んで帰る。
昼ご飯はざるラーメン。
眠くて読書進まない。昨日はフロイトとアドラーの心理学読む。
アドラーは私は私、あなたはあなたと区別すること、他人や社会の役に立つことをして満足することを知れと言った人。今のアメリカの臨床心理学の主流はコフートで、患者の自己愛の欠落を医師が共感的に埋めてあげる療法だという。
自己愛の補填はアドラーの承認欲求の否定と矛盾しないのか。
夕方、一遍上人ものがたり(東京美術社)を通して読む。久しぶりによく読めた。
念仏が念仏を唱える境地が理想だという。信心不要、念仏即往生である。
5時に宅配で江文也の台湾舞曲のCD来る。台湾舞曲と孔子廟の音楽が入って41分。
まるでラストエンペラー。江文也は先見の明がある。ラストエンペラーには近代化のなかで揉まれる知識人の憂鬱みたいな表現もあるが、江文也にはそういう愁いはない。
夕食後今週の仕事の準備する。
台湾の舞曲が届く夕暮れにまだすがれない自己を見つめる



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<span itemprop="headline">民謡の旋律を使ったクラシックの世界を聞く</span>

2018-07-14 15:51:25 | 無題
金井喜久子の「沖縄ラプソディー」、ラジオでよかったのでCD取り寄せて聞いた。
沖縄復帰祝典序曲も入っている。
「沖縄ラプソディー」は9分程度の曲だが、かなよー節や浜千鳥節、根間の主節で圧倒的盛り上がり。
これだけでも聞く甲斐があるのだがてぃんさぐの花などの組曲がある。
全体として、祝典序曲は別として、琉球音階交響組曲として聞くことができる。
それと似た傾向の音楽で映画『珈琲時光』のテーマだった江文也作曲の「台湾舞曲」はネットでも見れるのだが、ベルリン五輪で三位入賞ということもあり、
CDで味わいたくなって、2700円+送料を出して苦労して探して注文してしまった。輸入CD一枚180円時代に結構なお値段である。
ただ、ネットで視聴する限り、「ラストエンペラー」的な仕上がりで、「台湾舞曲」は何とも超モダンである。
政治的にいえば幾重にも屈曲があり、西欧と東洋の格差、日本の対外政策、五輪の政治性などの絡み合った産物でナイーブに褒められる作品ではないのだが、台湾の民謡の旋律を使ったクラシック音楽の出色の出来で十分にその才能は窺い知れる。
幾重にも屈折のある境遇で生まれた曲が今胸を打つ


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<span itemprop="headline">金井喜久子、沖縄のガーシュイン</span>

2018-07-10 21:31:39 | 無題
NHK沖縄放送局の、沖縄熱中倶楽部を録音で聞いた。
金井喜久子という沖縄作曲家の沖縄ラプソディーという沖縄民謡をクラシックに編曲した作品がひじょうに印象的だった。沖縄のガーシュインである。宮古島出身。
広く琉球民謡を採譜したり、吹奏楽に編曲したりした人だ。
沖縄復帰祝典には祝典序曲も作曲した。
沖縄熱中倶楽部の藤木勇人(志ぃさー)さんもエキサイト気味の沖縄ラプソディーである。
夜、林道義さんのPHP新書2冊目を再読する。心の影の一種としてジョーカーが取り上げられていた。
きっちょむさんや一休さんみたいな頓智者である。
ジョーカーのマイナス要素は嘘つきで詐欺師なところ。
ジョーカーのプラス要素は機転で難局を突破するきっかけを作るところである。
その他、英雄と母、妖精と王子など異性像のモデルも紹介される。
さらには、ヨブへの答えの意味や、対立要素の合一を追いかけた錬金術の流れなど分かり易く紹介する。
本を閉じて、『眠れよい子よ』を思い出し、幼少時、歌って聞かされた子守歌だなと思い、キャラメルトを食べて睡眠に直行する。
島唄を世界に問うたラプソディー時代を越えてを島を踊らす


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<span itemprop="headline">楽しみの欠片をじっと眺める</span>

2018-07-09 13:36:12 | 無題
昨日、ギュンター・ヴァントとギュルツェニヒ・オーケストラ・ケルンのベートーヴェン数枚来る。
1、2、3、4、5、7、9番揃う。田園と8番は未発売。テスタメント盤。
演奏の乱れはないが、ステレオ盤より音が凄絶で生々しい。
ヴァントがメジャー録音できなかったのは、反ナチズムでレジスタンスだった為らしい。
今日は朝、林道義2冊取り出して読み切ろうと思ったのに元気出なかった。
ルディネスコのフロイト伝、高くて手が出ない。青空文庫で善の研究を保存する。
キャラメルコーンを一袋食べてしまう。
夜は仕事の準備をして、アボガドとマグロ丼食べる。
最近ノンアルさえ控えている。
ノンアル飲むと次の日一缶分重くなる。
食後、リボル・ペシェクのマーラー交響曲第1番巨人聞き、暮しの手帖の短歌読む。
どうも他の人の短歌と自分のは微妙に違う。
他の人のは生活実感豊かで、自分のはそこが弱い。
何事も個性だと割り切って乗り越えることにしている。ペシェクのマーラー味わい深い。
CDを並べて深呼吸する。

楽しみの無数の欠片かき集め机に並べじっと眺める


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