超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">しかたない私が今日聞いた曲一覧</span>

2015-10-27 00:51:11 | 無題

最近、山頭火の話を聞いた。
「どうしようもない私が歩いている」という句がいいと言う。
確かに「どうしようもない私が歩いている」というのは名句だ。
「まっすぐな道でさびしい」もいい。
誰かが「ディス・ストレイト・ロード、フル・オブ・ロンリネス」と訳していた。
今日は帰宅後ピエール・ブーレーズのマーラー6番の勢いに聞き入った。
そのあとクラウディオ・アラウのベートーヴェンのピアノソナタを2枚聞いた。
さらに、ヴィルヘルム・バックハウスの月光の入った4枚目のCDを聞いた。
このところイタリア四重奏団のモーツァルトの四重奏を聞いたが素晴らしい。
イタリア四重奏団はコンプリート・レコーディングスが出ると言う。
私のクラ友はやりくりしてイタリア四重奏団のコンプリート・レコーディングスを
入手したいと言っていた。
私にはコンプリート・レコーディングスは手が出ない。
私はベートーヴェン四重奏全集とモーツァルト四重奏全集を持っている。
それだけで、コンプリート・レコーディングスの半数は網羅している。
私のクラ友はバーンスタインの悲愴の映像が見たいと言う。
今出ているドリームライフ社の悲愴は70年代半ばの映像だ。
バーンスタインが彼岸の祈りへ行ってしまう少し前である。
演奏時間もグラモフォンの悲愴のCDのように素晴らしく長くない。
だがバーンスタインの祈りの映像は一見の価値がある。
室内楽ではウェストミンスターのコンツェルトハウスやバリリ四重奏団
の四重奏集が素晴らしい。古き良きウィーンの空気感を今に伝えている。

しかたない私が曲を聞いている今日一日の闇を振り切り



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<span itemprop="headline">中野ゼロホールでブラームス尽くしを聞く</span>

2015-10-18 20:25:40 | 無題

チケットを友人に頂いたので中野区民交響楽団の定期演奏会を中野ゼロホールに友人と聞きに行く。
行く前にクラウディオ・アラウとベルナルド・ハイティンク&コンセルトヘボウのCDで、ブラームスの
ピアノ協奏曲第2番をたっぷり予習して来た。
1時に中野駅の出口で待ち合わせ、2時開演で時間があるのでゼロホールの喫茶でコーヒー飲んでクラシック雑談する。私がザンデルリンクのブラームス3番で予習をして来たというと、友人はベルリン響盤よりシュターツカペレ・ドレスデン盤が好きだと言う。なるほど。私はビエロフラーベク&チェコフィルのブラームス全集が音色が渋くていいと話す。
シュターツカペレ・ベルリンもいいねという話でバレンボイムがベルリンフィルの首席指揮者になればいいのにと私が言ったら、年齢的にきついのではと言っていた。
2時開演で小手調べにヨハン・シュトラウスの皇帝円舞曲。指揮は高橋勇太氏。
本日のメイン・プログラムは山形明朗(あきら)氏のピアノでブラームスのピアノ協奏曲第2番。前から一列目の左端で聞く。山形氏がタブレット端末をピアノに置いて譜面を見ていたのにはたまげた。
第一楽章と第二楽章はブラームスらしく悲劇的な響き。ピアノは指を遠くまで動かしたり、細かく揺らしたり演奏が大変そうだがピアノは上手かった。第三楽章は耽美的なアダージョ。第四楽章で活気づきまとめ上げる。山形氏のアンコールのブラームスの間奏曲が美しい。
20分の休憩を挟んで、ブラームスの交響曲3番。この曲は出だしが颯爽としていてスタイリッシュで格好いい。バイオリンの音が綺麗だった。バイオリンが一斉に弾いていると美しい。
ブラームス3番は消え入るように余韻を残して終わるのが難しい。
友人曰く、今日の演奏会はバイオリンの溜めと打楽器の決めが快感だとのこと。ハイティンクとクラウディオ・アラウで予習して来たので、ブラームスのピアノ協奏曲第2番の作品構造がよくわかったのでよかった。終演後、エクセシオールカフェで軽食&お茶してクラシックの雑談話す。友人はフェドセーエフのコンサートに行ったら、バイオリン協奏曲は奏者が手抜きのようだったが、アンコールの白鳥の湖とか
バレエ音楽ですっかり熱くなったと言う。ムラヴィンスキーのブラームス全集は2番と4番の録音がいいと言う。ヴェーグ四重奏団のベートーヴェン四重奏全集の新盤が欲しい、イタリア四重奏団のコンプリート・レコーディングスも限りなく欲しいと言っていた。私はギュンター・ヴァント・ライヴ箱とブルーノ・ワルター・エディションがお気に入りだと言う。いいコンサート体験だった。

久々に同じ趣味での友だちと名盤語り心地よく寝る



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<span itemprop="headline">浅草のモダン、菊谷栄の喜劇を見に行く</span>

2015-10-17 18:19:40 | 無題

知り合いの先生から浅草木馬亭でエノケンの座付き作家菊谷栄の原案の芝居をやると言って貰ったので、
1時の回を目指して、新宿から御茶ノ水経由で浅草橋から乗り換えて浅草駅の雷門まで行く。
浅草寺本堂の手前の奥山お参りまちの中ほどに浅草木馬亭がある。
第一部はお笑い浅草21世紀の歌と漫談。最初にまいぶーむの二人が「絶唱」に合わせて踊る。
次にケンコウ奉仕の健康漫談。次にモンキー三木ひろしの漫談と猿の形態模写。それからコントフリーパーの大上こうじ・めだちけん一の主婦二人のコント。第一部の最後は三木さやかの歌。ようこそ浅草へ、浅草デート、瀬戸の花嫁、潮来の花嫁、あざみの歌、三春町のあやいろの里。

そして第二部はお笑い浅草21世紀の再演でエノケンの代表作の一つ、菊谷栄原案で77年ぶりの上演という喜劇「男性No.2」を見る。(以下あらすじ。ネタバレあり)
富豪のお嬢さんみかこと婚約者こうじが待ち合わせる。お嬢さんに一目惚れした、けんいちとけいこ夫妻の弟かんたがお嬢さんに交際を求める。
お嬢さんみかこは婚約者こうじと恋人かんたを区別して両方と付き合うと言う。婚約者こうじがNo.1なら恋人かんたはNo.2でも構わないと言う。
みかこの父、楽々てんの会長真木淳と夫人と秘書のぽんたは羽振りのいいようすだ。
けんいちと、かんたの姉けいこと、かんた、みかこ、こうじは5人でデートする。
婚約者こうじと恋人かんたの二人と娘が付き合っていると知った会長は、かんたが命を懸けてみかこを助けるかどうか、みかこを人質に取って強盗に立て籠もらせようと言う。
執事のせきくんがみかこを人質にして立て籠もる役になるが、話を聞いた婚約者こうじは助けるのは自分だと言う。
せきくんとこうじが人質を助ける練習をする。
せきくんが変装してお嬢さんのみかこを人質に取る。
けれども仮面をつけた男はせきくんかと思ったら本物の強盗だった。狂言強盗だと思い込んで婚約者こうじが助けに来るが当然失敗。
そこへかんたが強盗を取り押さえ、みかこが撃退する。強盗が仮面を取って謝る。会長が強盗にお金をあげてリムジンで送り帰す。
本物のNo.1はかんただと婚約者こうじが言う。自分は結婚をあきらめて、お嬢さんをかんたに譲ると言う。でも令嬢みかこはやっぱり婚約者こうじと結婚するの、と言ってみんなで浅草パラダイスを歌って大団円。
エノケン張りのアクロバットはなかったが、婚約者No.1と恋人No.2の二人と令嬢が付き合うというモダンな設定に加え、
強盗にも本物と偽物の二人が居たという心憎い脚本で、お笑い浅草21世紀のみなさんは貴重な77年眠っていた原案の脚本を熱演し、現代によみがえらせた。
エノケンも菊谷栄も二人に憧れた私のなき父もきっと祝杯をあげていることと思う。私は幕間であんぱんを二つ200円で買って満足である。

浅草で今よみがえる幻のあの脚本を粋な再演



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<span itemprop="headline">マイクロソフト・エッジを使ってみた</span>

2015-10-17 10:58:55 | 無題

昨日ウィンドウズ10に3時間掛けてアップグレードした。
ただ、一番の売りのマイクロソフト・エッジは使い方が判らなかったので
とりあえず、エッジで検索した画面をインターネットエクスプローラで表示するというのを試して、インターネットエクスプローラをタスクバーにピン留めした。
それどもマイクロソフト・エッジが気になったので、まずbingをやめて、ヤフーを出して、ヤフーをホームページに設定した。
初期設定ではホームのマークがブラウザにないので詳細設定でホームの表示をオンにして、またヤフーのアドレスを入力した。
お気に入りもどう使うかわからなかったのだが、IEからお気に入りをインポートするというのを押して、お気に入りバーにお気に入りを並べた。
abcとあいうえお順に並んでいたのでよく使うサイトは下の方に並べ替えてまとめた。
検索結果が保存されているのも気になったのでフォームの入力をオフにした。
これでだいぶ使いやすくなった。
でも肝心のウェブページにマウスで上から落書きできる機能は余り乗り気がせず使っていない。
また他の人とウェブサイトを共有する共有というのも何か心配で使っていない。
でもこれで万が一インターネットエクスプローラが廃止されても生きていけるようになった。
ただ、今のところマイクロソフト・エッジのほうが便利なのか判らないので、
インターネットエクスプローラも相変わらずピン留めして使っている。
どちらも同じようなeのマークで紛らわしい。
マイクロソフト・エッジを中心に使うか、使い慣れたインターネットエクスプローラを
使い続けるか、まだ決めかねている。
ウィンドウズとしてはマイクロソフト・エッジをbingで使って欲しいらしい。
でもヤフーユーザーにはbingは使い勝手が違い過ぎる。
私はマイクロソフト・エッジに移行したとしてもヤフーをホームで使うつもりだ。

脳みそが二つあるので考えがまとまらなくて決めかねている



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<span itemprop="headline">ウィンドウズ10にアップグレードしてみた</span>

2015-10-16 21:45:33 | 無題

コンピュータを再起動したときにウィンドウズ・アップデートを見たら、ウィンドウズ10のアップグレードという設定画面を発見したので、始めにというボタンを押したら、ウィンドウズ10のダウンロードとアップグレードが始まった。
無料なので試しにウィンドウズ10にしてもいいかと思い、放っておいた。
インストールの準備というのに1時間ぐらい掛かった。
ウィンドウズをアップグレードしています、というのが3段階あって時間が掛かる。
ファイルのコピーというのが3分の1、機能とドライバーをインストールしています、というのが3分の2、設定を構成していますというのが3分の3。そのあと最後の処理をしていますという意味深な画面が終わって、ウィンドウズ10に生まれ変わった。3時間掛かった。
デスクトップの壁紙がロッククライミングの写真。それは置いておこう。
マイクロソフトエッジというのが最大の売りらしいが使い方がわからない。
インターネットエクスプローラを表示して、タスクバーにピン止めしておいた。
これで今まで通りインターネットエクスプローラを使える。ホッと一安心。
今までの機能も一通り使えそうなのでまずはよかった。
スタートボタンがビスタや7のように本格的に復活しているのは8や8・1よりいいかも。
ウィンドウズ10以降はサポートが打ち切られないで、自動更新するらしい。
この先何が起こるか多少未知ではあるが無料のうちに乗り換えができた。
マイクロソフトエッジの使い方もそのうち判るかも知れない。
今のところインターネットエクスプローラをピン止めして従来通り使っている。
未知な機能が一杯あるがそのうち判明するだろう。
ウィンドウズ・メディア・プレイヤーが残っていてよかった。
ウィンドウズ10にするのに時間を持て余して、ピエール・ブーレーズのマーラー全集を引っ張り出して、マーラー6番、9番と聞いて、まだ終わらないので7番の第一楽章で、アップグレードが終わった。
ウィンドウズ10に使いづらい問題がないことを願う。

マーラーを2曲聞いても終わらないアップグレード成功を祈る



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