超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

芸術と宗教史の覚え書き

2021-06-30 06:13:00 | 無題
昨日読んだ、ドイツ悲劇の憂鬱なアレゴリーの断片を
拾い上げて、星座配置に並べ替えて、その真意である
幼年期の幸福なエデンを浮かび上がらせるという話
をメモする。
今朝は、中村圭志著の「世界5大宗教全史(旧版)」を中古で
取り寄せる。その手の本は多く読んだが、また手を出す。
去年読んだハロルド・バーマンの「法と革命Ⅱ」より、
ルターの「95か条の提言」は免罪符への怒りを中心に書かれているが、
「キリスト教界の改善」では、教皇に罪を許す権限はない、
洗礼を受けた者は自らの司祭であり、ローマ教会は撤廃すべきだ
という考えが書かれていて、
罪の許しは神が決めることであって、
人間がどうこうできることではない、
信仰に最善を尽くし、地上に神の栄光を示したうえで、
神が救済=天国行きを決めてくれるのを願うしかない
というルターの考えを振り返る。「宗教改革」の話であって、
私がカトリックを批判しているのではない。

教皇や司祭に許しの権威なく天国行きは神の御心 (ルター)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

記憶の綾の日記ライフ

2021-06-27 03:55:37 | 無題
昨日はテレワークの後、月寒川沿いを歩き、
うさ菜やフランス菊の花盛りを見て楽園に浸り、
人の庭でフラミンゴの置き物を見て、
ベーカリーでアイス珈琲を飲んで休む。
スマホ見てメモ書きする。
木の匙や布の端切れを買って暑い中、
ダンガリーに似た模様の地味なアロハで
歩いて帰る。
黒糖わらび餅食べ、メニューイン30ボックスで
バッハの無伴奏パルティータとソナタ聞く。
棒型扇風機に当たり、人と思想88を30頁
読む。幼年期の幸福と人類のエデンへの回帰。
夜、甘辛チキン棒となめこ汁。
サークロ・シャツジャケット・ベージュを、
試しに取り寄せる。(返品無料)
深夜、ギュンター・ヴァント&ケルン放送響の
未完成&グレイトを聞き、充実する。

週末を気ままに暮らすようでいて心深まる切っ掛けを探す
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幌平橋で鱈のグリル食す

2021-06-26 04:52:02 | 無題
昨日の朝、郵便受けに永田勝太郎著の「漢方薬の手引き」
(小学館)と先達の文筆家の葉書きと、DMが来ていた。
先達の葉書きには菊池山哉の本に触れていた。
家を出て10時42分幌平橋に着く。鴨かも川を横目に、
サンマルクまで歩く。
5分待って11時開店。予約していた光の入るいい席に座る。
早いのでほかにお客居ない。鱈とブラックタイガーの
グリル・雲丹ソース味と、サッポロプレミアムフリー
(ノンアル)とライス食す。
料理は絶品、日差しはきれい。コルトーのショパンとか
古いクラシックが静かに掛かる。ゆったりした時間。
鴨かも川から中島公園に入り、音楽ホール・キタラや豊平館や
茶店・花月やこぐま座や菖蒲池の鴨や鷺を見て、
文学館のそばから道路に出て帰る。
偶然帰ると友人のチョコ(モン・ショコラ)宅配で来て
一個食べる。そう言えば、近年仲良かったあの人この人、音信不通。
私の夢を知遇の友に投影しすぎたのだろう。
ニキタ・マガロフのショパンのノクターン聞く。
いい休日だった。

ゆったりな時間に帰り安らいで初夏の光でいのち目覚める
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢の続きはLIFE A NEW

2021-06-25 05:41:28 | 無題
今朝は知人の蔵書を父が大量にもらってきて、二人で貪るように読む夢を見る。
まぁ、頭が進む吉夢だろう。
今日は、幌平橋のカフェ・レストランで真鯛のポアレでも食べ、
ノンアルコール飲料飲んで、ほろ酔いで中島公園を一周して来るつもり。
幸い天気も晴れている。

昨晩は、イングリッド・ヘブラーのピアノでデッカの
シューベルトのピアノソナタ聞く。ヘブラーは久しぶりに聞いた。
ゆったり感のある指使いの演奏だ。

昨日は、文学論の講義を懐かしい先生に受けて、
人は動物と仲良くなれるかという話になって、
リルケのように、
人と自然を結びつける人も居るからできるはずと
答える夢を見る。
長いスパンで夢を振り返ると、
その具体的な意味が浮かび上がる。

LIFE A NEWをまたはじめよう。

遠き日のさすらい人を聞きながら初夏の日差しにまた漕ぎ出そう



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢を読む効用

2021-06-23 05:58:20 | 無題
訳の分からない夢をよく見る。
去年の誕生日は、蛙に頭を噛まれる夢を見た。
こういうのは今でも意味が判らないが、
過去の日記などを読むと、数年前に、今の
出来事を言い当てていると実感する夢が多い。
無意識には自分が向かっている方向を読む
力があるのだろう。
また、その当時本人が気づいていない
状況を読む力もあると思う。
ただ、それを意外な素材を組み合わせて
比喩的に言い当てているので、なかなか
同時期には意味が判らないようだ。
巷に溢れている適当なインターネット占いを読むより、
夢日記を書いておいた方が、よほど
自分の現実の方向性を知る助けとなる。
日々の背後を知るヒントが数多く隠れている。

朝起きて夜見た夢を書き残し数年経てばハッと気がつく
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする