超人日記・作文

日々の随筆の合間に、短歌や俳句も登場します。

歳時記俳句・夏あざみ

2024-07-05 00:03:16 | 自作俳句
卓上に残り一輪撫子草
梅雨湿りまた暑そうな朝の雲
庭先の向日葵二輪小さけり

町中の石碑をたどり酷暑かな
夕焼けの歌を作りし若先生
炎天下駅の由来の談長し

頭には保冷剤かな街歩き
苦瓜を好んで食べる半夏生
道向かい茂みに揺れる白蝶草

思い出が浮かんでは消え夏あざみ
初物の西瓜噛りて汗も引く
バスで行く人形芝居夏祭り
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