超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

GWと新しい夜明け

2021-04-30 21:41:41 | 無題
やっと今週の仕事が終わり、GW!(でもテレワークが入っている。)
今日は、ボブ・ディランの赤箱から、スロー・トレイン・カミングや
ニュー・モーニングを聞く。
バーリアルは翌日、目方が増えるので、代わりに杏露酒をロックで飲んでいた。
アルコール度数が高く、体によくないので、ウェルチの特製ジュースや
ルピシアの悦び茶で済ますことを考えている。
アリストテレスは、プラトンのイデア論を否定したが、
それを受け継いで形相と言い替えたのか真相は分からない。
知り合いの先生がお元気そうで、私の自由作文をそうヒドい印象で
捉えていなかったのがわかって、ちょっとホッとした。
GWは外出自粛要請が出ているが、郊外の川辺の散歩は許されるかも。
児童公園にだんご持って花見に行くのも許されるかも。
まぁ、
テレワーク以外は、好きなDVDでも取り出して、大音量で鑑賞したい。
テレワーク、感染状況次第では拡大するかも知れない。
生き辛い時代になったけど、人は支え合えるはずだ。

濃厚なジュースやお茶に切り替えて夜が明けるまでひと休みする
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テレワークの合間の余暇

2021-04-27 20:33:37 | 無題
仕事もテレワークとリアルワーク半々になった。
知事通達の自粛要請の余波である。
仕事もうまく行っているような、そうでないような。
今日はピランデッロの「カオス・シチリア物語」読む。
イタリア庶民の悲喜こもごもの親子愛や友情、小噺
などなど、ちょっと落語を思わせる市井のよもやま話だった。

小川仁志さんの本で、神学大全のトマス・アクィナスの項を読む。
一般的に、物は在ることを本質としないが、
神だけは在るということを本質としている。
神については、類比によってしか推し量れない。
人間存在から考えて、神の存在というのも類推できる。

宇宙には根本原因がなければ成り立たないが、
その根本原因こそが神である。
アリストテレスは個物の素材が可能性を実現して目的の姿形を得るとした。
アクィナスは、地上の被造物が可能性を実現して神の国に至るとした。
そんな話だった。夜はビートルズ詩集を取り出して歌ってみる。

毎日の悲喜こもごもを脇に置き神を考え歌を覚える
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ビートルの空中分解

2021-04-25 21:46:15 | 無題
ビートルズのアンソロジーのDVDを5時間ほど見た。
後期、解散へ向かうギクシャクは直面するにはきつ過ぎる。
①マネージャー問題で、ポールと他の三人が対立している。
②ヨーコがバンドに介入するのでジョン以外のメンバーはやり切れない。
③ジョージの作詞作曲力がレノン=マッカートニーに認められない。
④ポールがバンドの実権を握り、他の三人は従うしかない。
⑤映画レット・イット・ビーの収録で全員心身ともに疲れ果てた。
こうした理由でバンドは解散する。
予想以上に人間ドラマを見せつけられた。
楽しく演奏している場面を観たくて入手したのだが。
「愛こそはすべて」と「ヘイ・ジュード」の収録映像が見れてよかった。
次回は字幕を見ずに演奏シーンだけを楽しんで見よう。
今日は、外出自粛要請は道知事から出ているが、
専門店街にお茶しに行った。紅茶のスコーンを食し、珈琲飲んで帰る。
食材店で買ったロイタイ(イエローカレーの紙パック)に野菜とポークを
まぶして食べた。本格的なタイ料理味になった。
食後、バレンボイムの英雄、運命、田園をDVDで横目で見て過ごした。
二種類のDVDで土日は気晴らしをした。
何とかリセットして出直しできそうだ。

人知れず壁を越えると見えてくる景色を眺めまた歩き出す

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アンソロジーがやってくる

2021-04-22 17:06:13 | 無題
土日の休みに備えてビートルズの「アンソロジー」のDVDを注文した。大体中古で6-7千円で買える。
DVD5枚組。90年代にアンソロジーが出た時に、テレビで年末数日放映した映像である。
あのときに録っておけば、今買わずに済んだのだが。
平日がハードデイズなので、土日に気分転換のためあれこれ工夫している。
手っ取り早いのがスーパー銭湯に行くのと、DVDを取り寄せて観るのだ。
だが週末の度にDVDボックスを取り寄せていたら、気分転換のためとはいえ、
破産してしまう。
少々控えて、5月末来る予定のシャイーのマーラーのDVDまでその他は買わずに居よう。
アンソロジーのDVDは、デビュー当時から解散までをメンバーのインタビューと演奏PVを交えて
収録している。
デビュー前後の白黒の黄色い歓声入り演奏から、解散まで年代順に並べるのも工夫が足りない感はあるが、何と言っても嬉々として演奏している4人の動く姿をDVDで見られるのは楽しみでしょうがない。
発売当時は高くて買えなかったが今は中古で6-7千円で買えるのでラッキーだ。
ちなみに6千円前後のは通常盤で帯が青く、箱が小さい。7千円前後のは限定盤で帯が赤く、箱がやや大きい。東芝EMI盤ならば、日本語字幕がついているので心配ない。海外の輸入盤はその点が定かではない。とにかく、土日に我が家にビートルズがやってくる!のである。

平日のハードデイズを乗り越えてヤァヤァヤァの呼び鈴が鳴る
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古書数冊が憑依する

2021-04-19 16:39:49 | 無題
仕事を引き上げて、夕方、ドラッグストアでジョイというメーカーの、夏物のガーゼ生地の短い靴下を3足買う。すでに3足持っているので6足あれば、当分大丈夫。
ベーカリーで珈琲を飲んで、つくしの赤ん坊が生えているのを見て帰る。
ポストに本3冊とCD数枚入っていた。
到着した本は、いずれも現代教養文庫の古本。
「源氏物語」「平家物語」ニーチェの「ツァラトゥストラ」の抄訳。
「源氏物語」を注文したのは野田秀樹氏脚本の「ザ・ダイバー」のネタ本だからだ。
主人公の現代の放火犯の女性が、多重人格で、
源氏物語の桐壺の更衣、六条御息所(みやすどころ)、夕顔という三人の女性に
成り代わる、という話なのだ。
昔なら、憑依したとかイタコになった、というところだが、
精神医学的に、多重人格で光源氏の恋人になるという切り口が面白い。
多重人格で、千年も前の創作上の女性が憑依することで、
一挙に時代を超えるのである。
そういう脚本の芝居を観る必要上、「源氏物語」現代語抄訳を取り寄せた。
「平家物語」と「ツァラトゥストラ」は謂わばついでに買った。
けれども、好みの都合上、かなり年季の入った抄訳のニーチェの
「ツァラトゥストラ」を読んでいる。私は数度、完訳を岩波文庫で
読んでいるので、この抄訳は、おさらいである。訳者が地の文に解説を混ぜている。
今ではありえない翻訳である。けれどもこれが読み易くて、サクサク読んでいる。
超人は大地の意義である、とか何か心打たれる。空き時間は好きに使わないと。

哲人にツァラトゥストラが憑依して滴る蜜を下山して説く
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