超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">マーラー選集の星屑を聞く</span>

2015-05-25 20:49:05 | 無題

アンセルメのチャイコフスキーの悲愴を聞く。
なかなかご機嫌な演奏である。
マタチッチ&N響のブルックナー8番を聞く。
ブルックナーの美の洪水で最後はブラボーで終わる。
シェルヘンのマーラー選集3番5番6番はライブで迫力ある。
コンドラシンのマーラー選集もテンション高い。
タバコフのマーラー全集は残響が多くぶっきらぼうな怪演。
だが久しぶりにバーンスタイン盤を聞いたが完成度高い。
バーンスタインの高みまで行ったら他は違う手で行くしかない。
最近ヴィルヘルム・ケンプが続々復刻されている。
ピアノ三重奏全集とかいいかも知れない。
私は結構ヴィルヘルム・ケンプ1000で満足している。
豪徳寺パティヤラパレスはネパールハウスに移行した。
最近ナタリー・シュトゥッツマンのプーランク集貸した。
私は自分で買ったことさえ覚えていない。
CD棚を整理していたら発見した。
チャイコフスキーの悲愴の最終楽章、
耽美的ですごくいい。
アンセルメのような低温系指揮者でも
十分浸れる。
ブルーノ・ワルターのマーラー、メモリーズで
ライブ音源集めて発売してほしい。
眠っている音源が多くありそうだ。ブルーノ・ワルター
のマーラー集成が出たらわくわくする。

数々の星屑を聞き安らかな眠りに就こう全て忘れて



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<span itemprop="headline">マーラー聞き比べ、マタチッチに感涙、安静中</span>

2015-05-20 17:27:37 | 無題

昨日はヘルマン・シエルヘンのマーラー選集聞く。
音質にばらつきがあるが、凄絶なマーラーが聞ける。

そのあと眠る前にロリン・マゼール&フィルハーモニアのマーラー巨人を聞く。
マゼールの新しいマーラー、気宇壮大で微妙にテンポを落としたりして
マゼール節が味わえる。
今度マーラー7・8・9番が出て完結である。

ラジオでN響&マタチッチのブルックナー8番聞いたがたいへんよかった。
録音しておけばよかった。CDほしいー。
マタチッチは過去に5番7番9番を入手したが8番はN響なので手が出なかった。

今日はハイティンク&ベルリンフィルのマーラー選集より復活を聞く。
ハイティンクは音作りが柔和で肌理が細かい。
すでにコンセルトヘボウの8・9・大地を足しているので不足はない。

飯守泰次郎のマルケヴィッチ版のベートーヴェン聞いた。
目指している方向性はバレンボイム&シュターツカペレ・ベルリンに近い。
温故知新のベートーヴェンである。
弦が控えめに弾いているとも言う。

今は風邪を引いてM—150を飲んだりオハヨーの焼きプリンを食べて
安静にしている。
ゆっくり治して未来に布石を置きたい。

数々のマーラーを聞き心にも栄養をつけ風邪を乗り切る



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<span itemprop="headline">飯守泰次郎の英雄を聞いてきた!</span>

2015-05-17 18:25:44 | 無題

飯守泰次郎指揮の英雄を聞いてきた。
2時半からピアノ片手に飯守さんのプレトーク。
ベートーヴェンは革命児、変革者。
英雄は特にその意志が強く作曲に表れている。
主題に入る前のたった二音でそれまでの伝統を捨て去る意志が示されるというお話。
プロメテウスの創造物は重厚。
二瓶真悠さんが出てきてヴァイオリン協奏曲になる。
二瓶さんはまさに花のお姫様。素敵なドレスに美しいお姿。
ヴァイオリンの崇高さを現わした超絶技巧の演奏で
満場の観客に応えていた。オケとの息の合った掛け合いは
見ごたえ十分。
英雄は話題のマルケヴィッチ版だろうか。
飯守さんの掛け声が聞こえてくるというこの臨場感。
底光りするオケが有機的なベートーヴェンの
交響宇宙を奏でる。
英雄の時は飯守さん、まったく楽譜を見ていない。
猛攻するようなアグレッシブな大きな身振りの指揮で
確実に重厚な音を刻み込んでゆく。
テンポの割と遅い堂々とした演奏である。
前から二列目のB28番席で英雄を生演奏で聞くのは
何という悦びだろう。
満場の拍手で演奏会が終わった。
英雄が体の中でまだ鳴っている。

重厚で立体的な英雄の交響曲を二列目で聞く



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<span itemprop="headline">アンセルメの三部作の音絵巻を聞く</span>

2015-05-09 00:00:32 | 無題

エルネスト・アンセルメの三部作を聞く。
フランス音楽、ロシア音楽、ヨーロッパ音楽の三作である。
フランス音楽は、半分がドビュッシーとラヴェルである。
ロシア音楽は半分がストラヴィンスキーである。
ヨーロッパ音楽は、フランス、ロシア以外の落穂拾いである。
フランス音楽はドビュッシーやラヴェルは勿論いいが
その他の音楽家の小品に魅かれる。
ロシア音楽は十八番のストラヴィンスキーも結構だが
リムスキー・コルサコフやボロディンやその他の
音楽家の作品に喜びを感じる。
ヨーロッパ音楽では、アンセルメにしては本場もの
ではないとして敬遠された独墺系
などのレパートリーが嬉しい。
アンセルメのベートーヴェンは高音が強く
金属的な質感の珍しい音色が聞ける。
結構、本格的にルバートを掛けたりして
スタイリッシュな演奏が聞ける。
アンセルメの手に掛かるとどんな音楽でも舞台映えがする
ドラマチックで都会的な響きになる。
ディアギレフのバレエ・リュスのレパートリーを主に手掛け、
ストラヴィンスキーを中心とした、ロシア・フランスの
バレエや劇音楽を得意としたアンセルメならではの響きが聞ける。
逆に言えば、舞台映えのするドラマチックで都会的なところが
アンセルメのぎりぎりの守備範囲なのだが、デッカの録音のマジックの
効果もあり、ひじょうに聞き映えのする洒脱な才人の音絵巻が
アンセルメからは尽きることなく聞こえてくる。

舞台から抜け出たような音絵巻尽きることなく胸を揺さぶる



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