超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

<span itemprop="headline">年の瀬に着地して一年を総回顧</span>

2018-12-30 09:16:35 | 無題
今年もあと僅か。今年入手した主なクラシックのCD一覧。
クラウディオ・アラウのフィリップス録音全集。
タチアナ・ニコラーエワの芸術(スクリベンドゥム盤)。
ヤッシャ・ホーレンシュタイン・ザ・コレクション(ヴェニアス盤)。
リボル・ペシェクのマーラー交響曲全集。
コリン・ディヴィスのデッカのシンフォニーズ。以上が主要なクラシックの買い物。
無駄遣いと言えばその通りだが、これらのCDの支えがないと暮らせなかった。
ビーチ・ボーイズの『スマイル』も救いだった。
今年の成果は、通常仕事を無事終える、春夏と猛烈に作文する、古書店のイベントに参加する
などいろいろである。
思い出としては2月に旧友と遭い、夏に友人が来て、モエレ沼で町を一望した、釧路湿原で温泉に入った、
ギャラリー犬養でReguReguの『パペトピア』の展示を見た(すごい)、
風蝕異人街の『身毒丸』を見た(おもしろい)、その他先生の古希の会、叔父との語らい…
多忙なうえに活動範囲も広がってきた。最近は近所の銭湯に通い、ホーレンシュタインのCDやシューベルトのピアノソナタを聞き、口語新約聖書略解を読み、年末を謳歌している。来年も無事終わりますように。ア・ヴェリー・メリー・クリスマス&ア・ハッピー・ニューイヤー<(_ _)>

いくつもの川を渡って山を越え肩まで浸かる年の瀬のお湯





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<span itemprop="headline">ピアノソナタが鳴る北のクリスマス</span>

2018-12-25 14:43:23 | 無題
叔父さんが私の差し上げたシューベルトソナタ作品集をもう4.5回も聞いているけどいい曲だねと
仰っていた。ミヒャエル・エンドレスの演奏。
きょう午前中イトーヨーカドーへ行って冴えない服を買いそうになり、思い直してファミーユでつまみとオールフリーで乾杯して、無事帰る。
口語旧約聖書略解がゆうメールで来る。晶文社の『道化』もゆうメールで来る。
これからハンディ版口語聖書がゆうパックで来る。さらには口語新約聖書略解がレターパックで来る予定。ギ・ラ語、新共同訳を含めて聖書たくさん持っているのだが、口語聖書の略解が詳しくてお勧めとネットに書いてあったので、敢えて取り寄せることになった。
あまりに詳しくても持て余すかもしれない。一通り、クリスマス当日届くというタイミングの良さ。
友人のカードも滑り込みセーフで来た。
私は今、パウル・パドゥラ=スコダのピアノでシューベルト味わっている。補筆版は今一つなので、ミヒャエル・エンドレスのソナタ作品集がシューベルトの旋律の妙を過不足なく味わえるという意味では最適かもしれない。いずれにせよ、今年のクリスマスはシューベルト三昧。何とさっきヨーカドーのファミーユでもシューベルトのピアノソナタが掛かっていた。不思議な偶然。

懐かしいピアノソナタが朗らかに町中に鳴る幼子のため


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<span itemprop="headline">シューベルトと銭湯のイブが更ける</span>

2018-12-24 17:28:41 | 無題
夢でエレカシのミヤジ君と歌ったり、オルゴール列車模型を作っていた話を聞いた。エレカシのミヤジ君は同世代で、私の人格の「影」である。
夢でアラヤ識展というのが開かれ、実家の2階で息をひそめてみる夢を見た。
かなわない夢がかなうのはアラヤ識のなかだけだという夢だった。
パウル・バドゥラ=スコダのRCAの60年代のシューベルト作品集聞く。
スコダのシューベルトは装飾音が多い。結果的に音数が多い。強弱やアクセントをつけて、丁寧に弾く。武骨なミヒャエル・エンドレスは素朴で本来の美しい旋律をそのまま聞ける。それに対して、スコダはかなりいじくって工夫している。未完のソナタを軒並み補完しているので、聞き慣れない曲も多い。
転ぶと嫌なのでバスでスーパー銭湯まで行き、浴槽に浸かる。
空から光が差し込んで、「クリスマスだ」と何度もつぶやく。浴槽自体がひとつの天国。
午後、クリスマスケーキを食べる。法哲の本2冊買う。
明日辺り「口語聖書略解」が届く。ロレート社のウルガータ聖書めくる。
ヨセフは第一子イエスが生まれるまでマリアを知らなかった、と書いてある。
銭湯とシューベルトでクリスマスイブも更けていく。主の平和。
無意識の天国にある浴槽で夢が満たされ幼子を待つ


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<span itemprop="headline">短歌で聖書の詠み比べをする</span>

2018-12-20 22:12:59 | 無題
明日で今年の仕事納め。
今日も忙しかったが、パゾリーニの『奇跡の丘』の聖母マリアがきれいだった。
夜は法と宗教についての本を探す。
数冊収穫があった。
本ばかり買っていても頭でっかちなので、
スコダの60年代のモダンピアノのシューベルト作品集と
ホーレンシュタインのマーラー5枚組を格安で買う。
明日発送なのでクリスマスに間に合いそうだ。
今はコリン・デイヴィスのデッカのシンフォニーズを聞いている。
先ほどまで、加藤繁樹の『短歌で読む新約聖書』という本をめくっていた。
「母マリア聖霊により子を宿す イエスは神の御子となりたり」(加藤繁樹)
「東方の占星学者ひれ伏して イエスを拝しみつぎものせり」(加藤繁樹)
「ヨハネよりバプテスマうくイエスかな 天は開けて聖霊くだる」(加藤繁樹)
「キリストは十字架にかかり甦り神の栄光語り給えり」(加藤繁樹)
文語調で今の人には読みにくいが、この本を書く作業、楽しかったに違いない。
悦びに乙女の瞳輝いて宿した御子にそっと手で触れ(私の作)


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<span itemprop="headline">コリン・デイヴィス全集と湯船の愉楽</span>

2018-12-16 15:07:01 | 無題
コリン・デイヴィスの28枚組交響曲集を自分へのご褒美として聞いている。
バランス調整型指揮者の典型として、
サヴァリッシュやハイティンクのように安定感を見せる。
サヴァリッシュのように独墺の本場の強みとか、
ハイティンクのようにコンセルトヘボウの絹の響きとか、
そういうのはなく、いろんな楽団を渡り歩いて安定した慈愛の演奏を聞かせる。
28枚組交響曲集には、ベートーヴェン、モーツァルト後期、シベリウス、ハイドン後期が主に入っていて、
シューベルトは未完成とロザムンデ序曲、
ドヴォルザークは6・7・8・9番で、ブラームスはない。
でも私はバイエルン放送響とのブラームス全集や
ドレスデンとのシューベルト全集を持っているので充分である。
ただ、それでも満足しきれず、シュテンツやノットのマーラーとか
シャイーのブルックナーとかをセリアの布箱に一杯詰めて、
引っ張り出しては交互に聞いている。
雪道を歩いて浸かる銭湯の湯船のなかで気苦労を抜く


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