春夏秋冬

言わぬが花とは知りながら
ときどきつぶやいています
コメントは非公開に設定してあります

谷響集(抄)、諸尊種子真言悉曇集

2022年08月25日 | 読書

谷響集にたどりついた因縁は、空海「十喩詩」→空海「性霊集(坂田光全)」→「真言宗全書(運敞筆)」→「谷響集(運敞)」となっています。

なんとか図書館で借りてみようとしたけれど、見つからず、清水の舞台から飛び降りた気分で出版元の青山社から直接購入することにしました。

どちらかというと高い(7,480円)本だけど、さらに送料無料にするために不要不急の「諸尊種子真言悉曇集」(4,180円)というものを合わせて全部で税込11,660円円也。

青山社で初めての購入の場合はクレジットカードか代引だというので、代引にしました。

いつもはクレジットカードなんですが、今回入力しようとしていきなり自分がいつも使っているカードのデータが画面にひとりでに出てきたので仰天。

その後多少入力するところがあるので自動的にアップされてしまうということはないけれど、カード番号と有効期限はそのまま出てました。

パソコンが勝手に過去データを記憶して再現するのは便利なようで不安です。

代引でも手数料がかからないらしいので、今回はそちらに。

本は今日届いたのですが、悉曇集のほうは予想通りまったく余分な買い物だったけれど、谷響集はそれなりにおもしろいと思う。

たとえば、水に映った月を手に取るにはどうすればよいか、という問題の答えがずばりのっています。

目から鱗でした。

答えはネタバレになるので差し控えますが、ほかにもいろいろ。

不動明王の台座がほかの如来たちの蓮華座などと違って岩のようなゴツゴツした形なんですが、この名前を「瑟瑟座(しつしつざ)」というなど。

「しつしつざ」で一発変換できるところを見ると、単に私の知識が乏しかっただけかもしれないです。

他にも興味深い見出しがたくさんあるので、この本はまあいいかも、と思いました。

8月は暑くて家にこもっているので、ついついネットショッピング。

きょうは珍しく朝から一度もエアコンを使わずに済んだくらい気温がまともでした(30度くらい)。

いつもは午前中から室温を28度に設定してずっとつけっぱなし。

毎日暑くて東南アジアにいるみたいです。

アボカドの樹はすくすく育って2m以上になっています。

 

コメント    この記事についてブログを書く
« 最近購入した本 | トップ | オクサーナ・ヴォルコヴァ(... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

読書」カテゴリの最新記事