午後1時~2時半 サンスクリット中級
午後3時~4時半 大乗起信論
昨晩はハイブリッド方式(オンラインと対面の同時進行)で、「浄土教」の講義がありました。
ZOOMは何度も受講してきていますが、ハイブリッドは初めてで、基本的にはZOOMの画面と変わりません。
一つだけ今後の課題になりそうなのは、最後に対面での質問者があったとき、その音声が拾えなかったこと。
チャットで「聞こえない」と伝えている人もいました。
先生がかいつまんで質問者の内容を話されても、微妙なニュアンスは理解できないので、これはやはり問題点です。
ZOOMのメンバーは30人以上いました。
かなりの人数です。
これに対面が10人以上いると思います。
質疑応答があり、阿彌陀佛が浄土信仰の対象のほとんどになっているようだけれど、観音その他の浄土が扱われないのはなぜか、というような質問だったと思う。
そうか、どうせあの世があるなら地獄より極楽浄土のほうがいいに決まっているけど、行き先を阿弥陀さんに限定されるのはたしかに好みの問題もあるなあ。
みんな同じところへ行くのはつまらないし、かといって親しい人と別々になるのも寂しいし、そういう執着にとらわれていること自体煩悩のかたまりなので、やはりここは色即是空といくべきか。
「大乗起信論を受講して」
どうにもこうにも漢文が苦手で、読み下しを聞いているとたちどころに思考回路がもやもやとしてしまう。
今日のお話の中で印象的だったのは、AがBである、と結論しているとき、Bという言葉(文)には二面性があって、その前の言葉を受けている部分とそのつぎに出てくる言葉を暗示している部分の両方が含まれていて、いわばグラデーション効果があるという(すべて自分が聞き取った解釈による)。
そういう表現方法が「大乗起信論」のあちこちにあるらしい。
もし自分が文章を書くとしたら、そんなふうに展開させられたらいいと思った次第です。