goo blog サービス終了のお知らせ 

望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「カミサマ」ウラ話・とりあえず稽古場から(その6)

2017-03-14 23:38:09 | 舞台・ウラ話

「高槻さんて、パンパースの広告みたい」

「???」

響乃ちゃんの発言に、みんな一瞬ぽかーん。

「ほら!パンパースの袋にある赤ちゃんの!」

「あ~~~、そういえば!」

高槻さんってかっこいい方なんだけど、
言われてみればベビーフェイスかも~。


パンパースの袋に出ている、
赤ちゃんに・・・似てる・・・かも?

通し稽古の前に、そんな話で思いっきり盛り上がり、
そこから通し稽古が始まりました。


話は進んで、高槻さん演じる銀次郎が
28年ぶりにふらりと戻ってきて、
私演じる道子と対峙するという、2人の最初のシーン。

2人で向き合って椅子に座ったものの、
ほとんど会話もない、重たくて息苦しいシーンの中で、

いつものように、
ちらっと銀次郎の顔を見たとたん。


あろうことか、というか、

  やっぱり、というか。

    浮かんできてしまったのです。


  <・・・パンパース・・・>


「ヤバい!」

あ~、思っちゃった、思っちゃった、思っちゃったよ~

そうなんです。
「パンパース」が浮かぶよりも、

「ヤバい」と思う方がタチが悪いんです。
 ・・・余計な動揺をするから。


それなのに、それに加えて、また思っちゃった。

「パンパースなんて考えるな!」

ああ、もう、最悪のパターン
「考えるな」と思った時点で、頭はパンパース一色に


一応、普通に芝居はしているものの、

高槻さんの顔を見ちゃうと、
おでこにパンパースって書いてあるようで、
もう、もう、本当にどうしようもなくて。

必死の思いで平静を装って、
何とかかんとか乗り切りましたが、

すべて終わった、ダメ出しの時間に・・・。


        (つづく)




 ブログランキング参加中 
  人気ブログランキング
 よろしければ、クリックを!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

参加中。よかったらクリックを!

人気ブログランキングへ