この受付の奥が、なぜ、こわいかというと、
ここは階段状になっている客席の下なんですね。
だから、
階段の奥に、めり込む感じで作られている。
ということは、どういうことかというと、
奥に行くほど、天井が低くなる、んです。
写真のブルーの矢印が、天井の高さです。
この感じ、おわかりいただけますか?
なもので、
最後の方はもう、天井とは呼べない状態で、
しゃがんでヨチヨチと歩くのが精いっぱい。
だから、そこは、
椅子や荷物の置き場所になっています。
反対にいえば、ちょっとした私物は、
そこに突っ込んでおくわけで、
私もスタッフ当番のときには、
お財布や携帯を入れた袋を、そこに置いていました。
もちろん置きに行ったりするときは、
しゃがんでヨチヨチとそこまで進んでいきます。
そのたびに、いろんな人から、
声をかけてもらいました。
「望子さーん、大丈夫ですかー?」
「そこ天井低いですから、頭打ちますよ~」
「気をつけてくださーい!」
・・・みんな、心配してくれるんです。
・・・みんな、親切で言ってくれるんです。
でも、ちょっと待ってよ!
他の人には言わない、ってどういうこと?
え? 私がアブナイってことなの?
それはキャラで? それともトシで?
いや、なにもそんなに、
意地にならなくてもいいんでしょうが、
こういうことって、気になるんです!
トシとればとるほど、
また、自分のキャラが、わかっていればいるほど、
どうも引っかかるし、
なんとなく、フユカイな気分・・・
「大丈夫よっ!」
「でも、気をつけて下さいね。
私も昨日、頭をぶつけましたから」
「わかってるわよ、大丈夫っ!
だって、天井とは、
まだこんなに隙間が・・・」
・・・と言ったとたん、
( ☆ ◆ ☆彡 \(◎o◎)/! Σ ○ ★ )
(つづく)
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