いろいろとありましたが、
ついに芝居はラストへーーーーっ
でも、まだお昼過ぎです(うう・・・)
<13:20>
舞台の上では、まだ芝居が続いています。
出番が終わったキャストは、ホッとした顔で、
そででカーテンコールを待っています。
一方、2階の楽屋では、
これまでまったりとしていたMチームのメンバーが、
一気に戦闘態勢で腰を上げます。
モニターから聞こえてくる音を聞きながら、
ジャージ姿でスタンバイ。
カーテンコールになった!
よっしゃぁ!
と、例の外階段を一気に駆け下り
お客様の拍手、・・・つまり、もう音がうるさくてもOK!
ということを確認して、
ざーーっと舞台裏に乱入してきます。
あ、いや、仕事のために入るんだから、乱入じゃないんですが、
その勢いが、まさに乱入って感じなんです。
もちろん、反対にMチームのカーテンコールのときには、
我々が乱入するんですが。
さて、これは何をしに入ってくるのか、
・・・これは、わからないだろうなぁ。
私もこういう状態の公演は初めてでしたから。
カーテンコールが終わったと同時に始まる、
別チームの乱入。
あ、いや、突入の方が近いかな。
これは何をするかというと、
今終わったばかりのチームが使った、
小道具、衣裳、靴、飲み物、私物、
誰かが鼻をかんだゴミに至るまで、
何から何まで、ぜーんぶをごっそり、
楽屋に移動するための部隊なのです。
<13:35>
紅チームは、カーテンコールの後、
お客様にご挨拶するために、
客席に出ていきます。
そのカラになった舞台裏に、
Mチームのキャストが一気になだれ込み、
小道具をがーーーっ
衣裳をざーーーっ
とにかく何から何まで全部、引っさらって、
また外階段を上がって、楽屋へ持っていきます。
2本共に出演しているキャストを除いて、
Mチームは8名。
それでも何度か階段を往復しての作業です。
本番を終えて、衣装とメイクもそのままに
華やかにお客様と談笑する、紅チームのキャストたち。
その裏では、こうやってMチームのキャストが、
ジャージ姿で、わっさわっさと働いているんですね。
なぜこんな突入をするのか?
それは、1日3本上演ならではの理由でして
(つづく)
素舞台。
ブルーの矢印のドアが舞台裏側の出入り口。
ここから、ジャージの一団がなだれ込みます。
* * *
注:文章の中では、名前を略しています
紅チーム=「紅い華のデジャヴュー」
Mチーム=「MUKAIYAMA ザ・トラブルマスターズ」
この2演目を交互上演していました(私は紅チームでした)
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