さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

多賀大社の奥宮・調宮神社

2022年10月08日 | 巡拝日記

 

昨年の春、多賀大社に奥宮が存在することを

知り得て、ずっ―と気になっていました

やっとその地を訪ねることが出来ました!

多賀大社から2~3㎞離れた栗栖と呼ばれる地で

琵琶湖に注ぐ「芹川」沿いに在り清流の音以外

何も聞こえない静寂に包まれた神社でした

多賀大社の奥宮、或いは元宮とも呼ばれている

「調宮神社」

〔ととのみや じんじゃ〕

神代の昔、御祭神の伊邪那岐大神が国を生む大業を

終えられ、この地の芹川で行宮を営んだことが創建

の由緒と伝わっているそうです

境内には降臨石と思われる巨大な盤座が散在し、芹川

にも巨大な岩盤が見られ、いかにも大神が降臨された

太古からの霊地かのような感じがしました しかし、

境内周辺の手入れは調っているものの参拝客はかなり

少ないようで多賀大社の賑やかさと比べるとその差が

歴然として何とも寂しい・・・・・

   

 

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滋賀県第一の大社・多賀大社

2022年10月05日 | 巡拝日記

 

馬見岡綿向神社の帰り道、古くから「お多賀さん」の

名で多くの人たちに親しまれている「多賀大社」にも

立ち寄って参拝して来ました!

御祭神は「伊邪那岐大神」と「伊邪那美大神」の二柱で

神代の昔、初めて夫婦の道を始められ日本の国土を創り

天照大神をはじめとする八百万の神々をお産みになった

生命〔いのち〕の御神様と伝わっています

生命〔いのち〕の神様であることから延命長寿・

厄除け・縁結びの神様として信仰を集めています

こうした信仰の広がりにより

「お伊勢参らばお多賀へまいれ      

          お伊勢お多賀の子でござる」

との言い伝えも今に残っています

たまたまこの日は七五三のお祝いで幼い子たちが

目いっぱいに着飾り神妙な顔つきで手を合わせて

いた姿が何とも微笑ましくほっこりしました!

  

 

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近江の古社・馬見岡綿向神社

2022年10月03日 | 巡拝日記

   

日野商人〔近江商人〕の財力によって支えられて

出世開運の神としても崇敬された漢字の読み方が

分らない古社に参拝して来ました!

「馬見岡綿向神社」

〔ウマミオカ ワタムキ ジンジャ〕

日野商人が寄進した石灯籠、石橋

              

この古社は神武天皇の時代に出雲の開拓神を滋賀県蒲生郡

日野町の最高峰、綿向山の山頂に祠を建てたのが始まりと

伝えられ、平安時代の西暦796年に現在の地に「里宮」と

して祀られた  その後、中世には当地に城下町を築いた

蒲生氏が氏神として庇護し、更に江戸時代には日野商人ら

に崇められ信仰を集めたと伝わっています

「拝殿」

「馬見岡綿向神社」と書かれた立派な扁額

「本殿」

1707年に再建されて現在は滋賀県の有形文化財

参拝した当日は「秋の例大祭」が催しされていて

豪華なのぼりや綺麗な装飾品で飾られていました!

   

 

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