さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

開かれた座禅の寺・大乗寺

2017年09月17日 | 巡拝日記

       石川県金沢市を訪ねて

加賀前田家歴代の人々や室生犀星が眠る野田山墓地に

隣接した曹洞宗の古刹に行って来ました

「東香山 大乗寺」  (とうこうざん だいじょうじ) 

大乗寺は1263年に冨樫家尚が創建し、後の1289年に大本山

永平寺の第三代・徹通義介禅師によって開山された古刹です 

 大乗寺の「総門」 (通称、黒門)

 山号の古くは金獅峯、椙樹林 と呼ばれ現在は

「東香山」となっています

 「山門」  (通称、赤門)

 

 緑濃き樹木の中に赤い山門が映えて見えました!

 山門に掛かる山号「東香山」の扁額

 

 山門には仁王像が護っていました

 山門の裏側の梵鐘は「しあわせの鐘」と称され

自由に撞くことが出来ます

 重層な趣の「仏殿」

 仏殿に掛かった「大雄殿」と書かれた扁額

 仏殿の内部

境内の寂びた佇まいの中、仏殿の横で萩の花が咲き

季節の移り変りも感じさせてくれました!

 萩の花を観た後、社務所で御朱印をいただく際に担当の僧は

気さくに、快く、世間話をしながら書いて下さいました

曹洞宗の古刹で由緒ある格式もある禅寺で言葉を交わすこと

など他では無いことであり、朝の座禅修行に於いても一般に

開放して親切な指導をされていることからかなり開かれた

禅寺という心地良い印象が強く残った巡拝になりました

      

 

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