古都奈良の「ならまち」の一角には
こころ鎮まり、安らぎをも与えてくれる
ありがたい古刹があります!
「雨宝山 十輪院」
天皇勅願寺として1283年に創建されたと伝わる
真言宗醍醐派の古寺で地蔵霊場にもなっている
ならまちの古刹です
鎌倉時代の「国宝本堂」
平安貴族の邸宅を思わす典雅なつくりになっています
ここ十輪院は事前の申し込み無しで朝の勤行に参加する
ことが出来て瞑想や読経体験も出来るお寺です
静かな境内は四季折々に咲く樹木、草花で溢れています
禅寺のような厳しさはなく、難しい戒律もなく
穏やかで柔和で自由な雰囲気が漂うお寺さんです
境内の一角にいっぱいの花で飾られたお墓がありました
宗派、檀家に関係なく、また家のしがらみもなく個人の
希望で自由に入墓可能なお墓とお聞きしました
この制度を伺った後に「私もここに入りたい」と
その願いを静かにつぶやかれた方の声が
今もハッキリと我が耳に残っています!