千葉県銚子市から成田市に向かい利根川沿いに
水田地帯の広がる処に在る札所を訪ねました!
坂東二十八番札所 「滑河山 龍正院」
〔なめかわさん りゅうしょういん〕
「仁王門」
龍を象徴していると云われる "しめ縄飾り" の
掛かる門をくぐり本堂へと進みます
国の指定文化財である仁王門は茅葺き屋根で三間一戸の
八脚門です 和様を主体にしたその造りは室町中期の
建物と云われており入口でその姿に見入りました
「本堂」
江戸時代の元禄9年、西暦1696年に徳川綱吉によって
再建されたと伝わっています
龍正院の創建は西暦838年と古く、この地の城主であった小田将治の
発願により慈額大師、最澄が開基した天台宗の古刹です
本堂に架かる山号、滑河と書かれた扁額
木立に囲まれ趣きのある寺務所の門
この奥に御朱印所があり遠方からの参拝を労って頂きました!
天台宗の教え「一隅を照らす」の石碑が目に留まり
遠く離れた比叡山 延暦寺を想い起こさせてくれた
札所巡りとなりました!