さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

坂東三十三霊場 28番札所

2018年11月04日 | 巡拝日記

    

千葉県銚子市から成田市に向かい利根川沿いに

水田地帯の広がる処に在る札所を訪ねました!

 坂東二十八番札所 「滑河山 龍正院」

〔なめかわさん りゅうしょういん〕

 「仁王門」

龍を象徴していると云われる "しめ縄飾り" の

掛かる門をくぐり本堂へと進みます

国の指定文化財である仁王門は茅葺き屋根で三間一戸の

八脚門です  和様を主体にしたその造りは室町中期の

建物と云われており入口でその姿に見入りました

「本堂」

 江戸時代の元禄9年、西暦1696年に徳川綱吉によって

再建されたと伝わっています

龍正院の創建は西暦838年と古く、この地の城主であった小田将治の

発願により慈額大師、最澄が開基した天台宗の古刹です 

本堂に架かる山号、滑河と書かれた扁額 

 木立に囲まれ趣きのある寺務所の門

この奥に御朱印所があり遠方からの参拝を労って頂きました!

 天台宗の教え「一隅を照らす」の石碑が目に留まり

遠く離れた比叡山 延暦寺を想い起こさせてくれた

札所巡りとなりました!

    

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