さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

旧嵯峨御所「大本山大覚寺」

2018年08月17日 | 巡拝日記

    

天皇もしくは皇統の方々が代々住職を務められた

格式高き門跡寺院を訪ねました!

 「旧嵯峨御所 大覚寺門跡」

弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山で

「いけばな嵯峨御流」の家元でもあり生け花発祥の

花の寺としてよく知られています

大覚寺「明智門」 

創建は西暦876年、皇孫であった垣寂入道親王を

開山として開創された古寺名刹です

 「玄関」

玄関前には地を這うように黒松が低く低く植えられて

仁和寺の玄関先とよく似ていました

「勅使門」 

江戸時代の西暦1848年頃に再建された四脚門で切妻造りの

屋根に正面と背面に軒唐破風を付けています

勅使門や宸殿、正寝殿などの建物を拝観していると

昔の御所の趣きが伝わって来ます!

 「正寝殿」

真夏の酷暑になんとこの正寝殿で結婚式を挙げるカップルが

居て目を疑いました よくよく眺めているとカップルの二人

だけで他に親族らしき人たちは居ませんでした!

時代劇やドラマのロケ地としても有名な大覚寺なので

多分、撮影だったのかとも思いましたが・・・・・ 

 大覚寺には弘法大師空海の勧めにより嵯峨天皇が浄書された

「般若心経」が泰安されており、般若心経写経の根本道場とし

てもよく知られています この日も多くの人が一心に筆を取り

写経をされていました

「 大沢池」

嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営の際、唐の洞庭湖を

模して造った日本最古の人工池です 

 秋の中秋の名月には舟を浮かべて月見を楽しむ行事もあり

写経道場に、生け花の家元だったり、映画のロケ地だったり

の何とも親しみ易さが溢れる門跡寺院でした!

      

 

コメント
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