天皇もしくは皇統の方々が代々住職を務められた
格式高き門跡寺院を訪ねました!
「旧嵯峨御所 大覚寺門跡」
弘法大師空海を宗祖と仰ぐ真言宗大覚寺派の本山で
「いけばな嵯峨御流」の家元でもあり生け花発祥の
花の寺としてよく知られています
大覚寺「明智門」
創建は西暦876年、皇孫であった垣寂入道親王を
開山として開創された古寺名刹です
「玄関」
玄関前には地を這うように黒松が低く低く植えられて
仁和寺の玄関先とよく似ていました
「勅使門」
江戸時代の西暦1848年頃に再建された四脚門で切妻造りの
屋根に正面と背面に軒唐破風を付けています
勅使門や宸殿、正寝殿などの建物を拝観していると
昔の御所の趣きが伝わって来ます!
「正寝殿」
真夏の酷暑になんとこの正寝殿で結婚式を挙げるカップルが
居て目を疑いました よくよく眺めているとカップルの二人
だけで他に親族らしき人たちは居ませんでした!
時代劇やドラマのロケ地としても有名な大覚寺なので
多分、撮影だったのかとも思いましたが・・・・・
大覚寺には弘法大師空海の勧めにより嵯峨天皇が浄書された
「般若心経」が泰安されており、般若心経写経の根本道場とし
てもよく知られています この日も多くの人が一心に筆を取り
写経をされていました
「 大沢池」
嵯峨天皇が離宮嵯峨院の造営の際、唐の洞庭湖を
模して造った日本最古の人工池です
秋の中秋の名月には舟を浮かべて月見を楽しむ行事もあり
写経道場に、生け花の家元だったり、映画のロケ地だったり
の何とも親しみ易さが溢れる門跡寺院でした!