信じられないほど不親切極まりのない寺に
ガッカリ失望しました!
坂東二十二番札所 「妙福山 佐竹寺」
〔みょうふくざん さたけじ〕
常陸地方の豪族で佐竹家初代の源昌義が西暦1140年に
寺領を寄進したのが始まりとされる古刹ですが・・・
山門前の立派な石の標柱とか江戸時代の1704年頃に
彫像された仁王尊像が立ち護っていましたが・・・
国宝の「本堂」
西暦1546年に再建された本堂は茅葺きの桁行五間、梁行五間の
単層裳裾付きで豪壮な桃山建築様式の建物でしたが・・・
本堂の両脇に造られた桃山建築様式の「丸窓」は
大変、珍しいと思いましたが・・・・
歴史的価値の高い本堂を有している佐竹寺は佐竹家と興亡を
共にして衰退を繰り返し、無住職の期間も長くあったそうです
住職が長く不在だった寺は何か訳ありですが
札所巡りには御朱印が不可欠です
そんな折に・・・・・
真夏の炎天下、巡拝に訪れたのが昼の12時05分頃でしたが、
お参りを済ませて納経所に向かうと何と12:00~13:00間の
御朱印記帳はお断りの立て札が掛けてありました そして
時間の経過と共に15~16人ほどの参拝者が待つことになりま
した 四国遍路を二度結願し東海百観音、西国33観音に京都
奈良、鎌倉などの主だった古寺古刹の700~800ヶ所に加えて
神社神宮など100社以上を巡拝した経験からこんな事は初めて
の事でした 更に13:00が過ぎて再訪すると納経所の位置が
変わっており順番待ちの並びも混乱する始末でした
挙句の果てには記帳された御朱印の文字が乱雑、不細工で本当
に失望しました 坂東三十三観音霊場の一つに名を上げている
からには参拝者への気遣いを考えて欲しいと思った巡拝でした