さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

坂東三十三霊場 22番札所

2018年08月01日 | 巡拝日記

   

信じられないほど不親切極まりのない寺に

ガッカリ失望しました! 

 坂東二十二番札所 「妙福山 佐竹寺」

〔みょうふくざん さたけじ〕

 常陸地方の豪族で佐竹家初代の源昌義が西暦1140年に

寺領を寄進したのが始まりとされる古刹ですが・・・

山門前の立派な石の標柱とか江戸時代の1704年頃に

彫像された仁王尊像が立ち護っていましたが・・・

 国宝の「本堂」

西暦1546年に再建された本堂は茅葺きの桁行五間、梁行五間の

単層裳裾付きで豪壮な桃山建築様式の建物でしたが・・・

 本堂の両脇に造られた桃山建築様式の「丸窓」は

大変、珍しいと思いましたが・・・・

 歴史的価値の高い本堂を有している佐竹寺は佐竹家と興亡を

共にして衰退を繰り返し、無住職の期間も長くあったそうです

住職が長く不在だった寺は何か訳ありですが

札所巡りには御朱印が不可欠です

そんな折に・・・・・

真夏の炎天下、巡拝に訪れたのが昼の12時05分頃でしたが、

お参りを済ませて納経所に向かうと何と12:00~13:00間の

御朱印記帳はお断りの立て札が掛けてありました  そして

時間の経過と共に15~16人ほどの参拝者が待つことになりま

した 四国遍路を二度結願し東海百観音、西国33観音に京都

奈良、鎌倉などの主だった古寺古刹の700~800ヶ所に加えて

神社神宮など100社以上を巡拝した経験からこんな事は初めて

の事でした  更に13:00が過ぎて再訪すると納経所の位置が

変わっており順番待ちの並びも混乱する始末でした 

挙句の果てには記帳された御朱印の文字が乱雑、不細工で本当

に失望しました 坂東三十三観音霊場の一つに名を上げている

からには参拝者への気遣いを考えて欲しいと思った巡拝でした

        

 

コメント
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