さつき盆栽日記

さつき盆栽好きが手入れの合間に古刹名刹を巡ります。

越前北ノ庄の古城「丸岡城」

2015年11月05日 | 名所史跡

    

福井県坂井市に在る古城「丸岡城」に行って来ました!

 「丸岡城」

現存する天守閣は最古と云われる建築様式で建てられた

平山の城で別名「霞ケ城」と呼ばれています

 戦国時代の天正4年(1576年)に越前・一向一揆の備えとして

織田信長の命により柴田勝家が甥の勝豊に築かせた城です

 築城した柴田勝豊は丸岡城の初代城主で城の外観は二層で

内部は三層になった望楼型天守閣になっています

また石垣は"野づら積み"の古い方式で隙間が多く、粗雑な印象

ですが排水が良く大雨でも崩れる心配がないと云われています

「丸岡城」は丸岡町のシンボルになっていますが、

「一筆啓上」で全国に名が知られた町でもあります 

 石垣近くに「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」

石碑があり、日本一短い手紙の送り主は徳川家康の家臣で

本多作左衛門重次が妻に送った手紙とされています

文中のお仙とは重次の嫡男「仙千代」のことで仙千代は後の

本多成重のことで丸岡城の六代目の城主になっています

天守閣からの眺望 

 

  

丸岡城の構造説明 

 城内に展示されている昔の城郭の縮小模型

昔は広い堀を有していて外郭には侍屋敷を配置し、河川を利用した

外堀を設けて寺院、民家を包容した城下町になっていました 

 「人柱お静」の伝説 

 人柱になったお静さんの哀れで虚しい伝説に何とも言えない

もの悲しさをしみじみ感じたお城巡りでした!

      

コメント
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