東海北陸道の美濃ICから10分ほどにヤマモミジの
紅葉が美しいと評判の古社を訪ねました!
「大矢田神社」
美濃市大矢田の天王山(標高537.8m)山麓にある古社は
養老2年(716年)に泰澄大師によって開基されたと伝わっています
1723年に再建された「楼門」
三間二面の入母屋造りの檜皮葺きで二層式の門は歴史深き古社に
似合った風格を醸し出していました!
息を切らしながら長~い石段を駆けあがります!
1671年に再建された「拝殿」
かすかに残る天井絵が古社を思わせます!
1672年に再建の「本殿」
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)
天若日子命(あめわかひこのみこと)
阿遅志貴高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
の三神を祀っています
大矢田神社では「ひんここまつり」と称して、室町時代から続く
須佐之男命が八岐大蛇を退治する神話を農民に分かり易くした
人形劇が毎年、4月と11月の二回開催されています
大矢田神社一帯の「楓谷」は約3000本のヤマモミジの原生林で
樹齢1000年以上の古木も生い茂っています
1930年には「楓谷ヤマモミジ樹林」として
国の天然記念物に指定されています
でも・・・・
今年のモミジは異変だそうです!
赤くきれいに紅葉する前に何故か葉が落ちてしまったと
駐車場を管理する氏子の方が嘆いていました!
よく見ると紅葉する前に葉が枯れていて
時期を狙って訪問したのに残念な状況でした!
南天の紅い実だけが際立って見えた紅葉狩りとなりました!