ちょうど一年振りに木曽路の名刹を訪ねて
こころ静かに名園を観てきました!
淨戒山 定勝禅寺 (じょうしょうぜんじ) 1430年、木曽親豊によって創建。
臨済宗妙心寺派に属し、木曽三大寺の中でも最古刹のお寺です。
掃き清められた石段の参道
山門
桧皮葺きで切妻造りの四脚の門は1661年の建造で簡素ながらも風格があります。
本堂に通ずる門
本堂と境内
1598年の建造。本堂と庫裡が国の重要文化財に指定されている。
本堂内部
九・六の本堂とも呼ばれ間口九間、奥行六間の禅宗建築で
玄関からの廊下は「うぐいす張り」の床になっている。
定勝達磨大師 1966年、本堂に安置された木彫りの坐像でその偉容に圧倒されます!
庫裡 間口17.7m 奥行21.8mの切妻造りは壮観です!
庫裡内部の書院
静かな書院で座して見事な書院庭園をゆったり眺めていると・・・・・
こころ鎮まり、穏やかさが満ちて、寛容の想いが拡がる様な感じがしました!
鐘楼
梵鐘は人間国宝の(故)香取正彦氏の作品
鐘楼の周りに羅漢像が鐘の音を聞くかのように取り囲んでいます!
鶴、亀蓬莱庭園
桃山時代末期から江戸初期に見られる庭園様式で作られているとのことで
庭木の配置や色合いなど京都風の趣きもあって見飽きず落ち着ける庭です。
ちょうど一年振りの再訪でも外観や雰囲気は殆んど変わらず静かに迎えて
くれた木曽の名刹には感謝!感謝!しています。