三方五湖のレインボーラインから小浜に足を延ばして
苔で覆われた綺麗な若狭の古刹を訪ねてみました!
岩屋山 妙楽寺
この古刹は奈良時代の719年に僧行基が身の丈176㎝で24面の珍しい
先手観音像を彫刻し奉安されたそうです。その後の797年には北陸巡行
された弘法大師が諸堂を建立し再興したといわれる名刹でした。
山門をくぐると境内は俗界と一線を画す静寂が広がっていました。
境内の木々はかなりの古木、大木で苔に覆われていました。
特に根元や根上がりの様は盆栽仕立ての参考になります。
妙楽寺 本堂
鎌倉時代に建立された本堂は若狭でいちばん最古の建造物だそうです。
この梵鐘は慶長7年と表示されているので今から約410年前に
造られた(?)梵鐘のようで撞いた音色はとても優しく和めました。
福井県小浜市には白砂の庭園、萬徳寺や東大寺二月堂への水送りで有名な神宮寺。
それに本堂、三重塔が国宝の明通寺などなど古寺名刹が数多くあります。
30~40年前に巡った思い出と共に季節を変えて再々訪ねてみたいと思っています。