雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 10月3日(日)の2 鷲鷹の南へ渡りの季節

2010年10月05日 05時13分36秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 10月3日(日)の2 鷲鷹の南へ渡りの季節

 涼しい秋になってきました。
 夏鳥の、鷲鷹やサンコウチョウやツバメは、南の東南アジアなどへ渡っていく季節です。

 仲間のK子さんが、里山の専門家と「タカの渡り」を見にいった話を聞きました。

 それで思い出したのは、松尾芭蕉さんの有名な俳句。
 
 「鷹一つ 見つけてうれし 伊良湖崎」

 もちろん、現代日本の、日本野鳥の会の会員が「「鷹一つ 見つけてうれし 伊良湖崎」とうれしがるのとは違います。

 正確な情報は、嵐山光三郎さん『悪党芭蕉』新潮社、125ページから127ページを参照してください。

 質問だけしておきます。
 芭蕉が「見つけて うれし」かった鷹は、オスですか、メスですか。

 この問題を解くキーワードは「杜国」です。
 みなさん、自分で調べてくださいね。

雨宮日記 10月3日(日) クミコさんのうた「祈り」

2010年10月05日 04時45分45秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 10月3日(日) クミコさんのうた「祈り」

 N子さんは「浜松市母親大会」というのに出ました。
 帰って来てぼくに、「クミコさんという歌手の歌っている「祈り」という歌を合唱で聴いたの。すごくよかったよ」と言います。
 「平和だけじゃなくて、命を歌っていてじーんと来た」と。
 「何を歌った歌なの?」と聞くと、「千羽鶴の折り鶴で有名な佐々木禎子(さだこ)さんのことを歌った歌」。

 さだこさんは、2才で広島で被曝して、12才で亡くなった少女です。

 ふーん、と思って、N子さんの秘書&調査質のぼくは、ネットで調べたら、クミコさんという歌手がCDに出して、演歌チャート一位にもなったようです。
 N子さんに、調査結果を報告して「CDをイケヤで買ってくるから」と報告しました、

 それとN子さんが言っていたのは、講演をした「カレーズの会」のレシャード・カレッドさんのことです。
 
 レシャード・カレッドさんは、アフガニスタン出身で京都大学へ医学を学びに来て、1979年のソ連のアフガン侵略のために祖国に帰れなくなって、島田市で開業して、今にいたるアフガン人のお医者さんです。
 もちろん、日本語はぺらぺらで、ぼくたちより上手かも。
 祖国と往来ができるようになったので、日本で静岡県を中心にアフガン支援の「カレーズの会」をつくり、アフガン南部の、自分の出身地のカンダハルに診療所や学校を開設しています。

 N子さんが言っていたのは、「レシャードさんは、確実な、正確な事実だけを語っているのが印象的だった」と。
 「誰がどうすべきかとかも質問されても言わないのね。すごい誠実さを感じた」と。

 それって、事実と事実だけで組み合わせると「事実が主張している」ということでしょうね。
 N子さんと話をして思いました。
 正しいのは主張ではなくて、正しいのは事実の方です。
 主張は事実に合っているかどうかで、正しさが決まります。
 
 今週の8日の交渉・懇談も、事実にしゃべらせねばと思います。
 うわ、言うは易く行うは難し、なんだから。
 N子さん、K子さん、横で援助してくださいね!

 こういうのは、里山のように、集団的作業です。