雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

遠州古代史の本8 浜松市文化財ブックレット「遠州山辺の道」

2010年09月30日 04時56分45秒 | 遠州古代史
遠州古代史の本8 浜松市文化財ブックレット4「遠州山辺の道を歩く」浜松市、2010年3月26日発行、64ページ

 新浜松市への静岡県西部の12市町村合併は、あんまり褒める人もなく、おおむね不評だと思います。
 でも、最近の浜松市の「浜松市文化財ブックレット」は、高く評価すべきだと思います。

 誰か、合併した市町村の職員のなかに、こういう歴史や遺跡に深い知識のある方がいるんでしょうね。
 そういう市職員の方に、深い敬意と感謝をもうしあげます。

 で、この「4」パンフですが、浜北区の古代から今にいたる歴史を考えるには最適のガイドです。

 もっと、みんな読みましょうね。



 

 

雨宮日記 9月29日(水) ロシア歌曲「プリモーリエ」凄い!

2010年09月30日 04時24分55秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月29日(水) ロシア歌曲「プリモーリエ」凄い!

 浜松市福祉交流センターホールで夜、おこなわれたロシア沿海州を中心に活動するアンサンブル「プリモーリエ」のロシア歌曲・ロシア民謡を聴きにN子さんといきました。

 20年以上昔に歌っていた「合唱団美樹」主催で、美樹時代には、定期演奏会ではロシア歌曲を取り上げるのが普通でした。
 いまでも一番好きなのは「ロシア」、正確に言うと「ロシア わが祖国」ですね。あの「モスクワのほとりゆけば」に始まる、すてきな合唱を聴きたいというのは、かなわぬ願望でしょうか。

 なおスターリン体勢も、ソ連共産党もだいきらいです。
 そういうごたごた、ごちゃごちゃから脱して、なんの前提もなく、ロシアの歌を聴ける世になった、いい時代ですね。

 で、今夜は、ソプラノ2人と、テナー1人、バリトン1人、そしてバヤン伴奏の男性が2人と、6人で織りなすロシアの歌。

 なつかしい歌を、凄いすてきな声とすてきな伴奏でたんのうしました、というより、全身がしびれました。
 なんていう声なんだろう!

 そして伴奏の「バヤン」のすばらしさ。
 バヤンとはつまり、どう見てもアコーディオンで、調べてみたら「、「ロシア式クロマティックアコーディオン」のこと、だそうです。
 そしてロシア民謡「トロイカ」の歌詞で「高鳴れ、バイヤン」というのは、このバヤンのことだと分かりました。
 うわ、何十年も歌っていたのに、なんという、無知!
 でも、知ることができてうれしい。
 これもネットの効用です。

 で、演奏会ですが、20数曲、懐かしいロシアの歌。
 赤いサラファン、仕事の歌、歩リューシカ・ポーレ、トロイカ、満州の丘に立ちて(バヤン)、百万本のバラ、青いプラトーク、黒い瞳、アムール川の波(これもバヤン)、カリンかなどなど。

 悩んでいた来週のことに、回答をもらったような気がします。
 月曜日から今日の夜で3回目の「4回で資本論」も見て、何かが、自分の体内で成熟してはじけました。
 よーし、やるぞお!という感じ。
 
 「元気をもらった」なんていう通俗的な感覚はいやなので、言いません。

 たぶん、プリモーリエのみなさんと自分のあいだに、資本論解説者の的場さんと自分のあいだに、同じレベルでの一致点があって、同レベルだから何か電流が流れて、ぼくのなかで、何かがはじけたんだと思います。
 
 帰りの遠鉄駅までのN子さんとの会話も、いつも自分を維持する大事な会話です。

 自分と他人と。
 自我と他我と。
 自己決定権と他とのつながりと。
 そのバランス(均衡)が大事だと思います。

 あのソプラノの声、テナーの声、
 いまも自分の中で鳴っています。
 これも大事に、大事にして、いきたいです。
 
 ありがとうございました。


 

遠州の遺跡・寺社31 中区萩丘の朏三日月稲荷

2010年09月29日 05時39分58秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社31 中区萩丘2丁目の朏三日月稲荷

 三方原台地の下の馬込川の沖積平野にある我が家から、西へ、台地の上に行く坂を登っていったところにあるお稲荷さんです。

 位置的にいうと、ヤマハのゴルフ場の北側になります。

 稲の神さまのお稲荷さんですが、なぜ「三日月」が関係して「朏三日月稲荷」なのか、わかりません。
 
 古い神社ではないと思うのは、三方原台地の上は、古代には、水もなくて誰も住めない荒れ地だったからです。
 
 そこに入り込んだ人間をキツネが化かす「異界」だったと思います。

 そこに中世・近世・近代・現代と移り住む人が増えて、共同体ができてきて、共同体の共通の神様をどこかから移してくるプロセスだと思います。

 お稲荷さんと「月」、これからその関係を考えます。

 このお稲荷さんは、南向きです。

雨宮日記 9月28日(火)朝 大雨で疲れました

2010年09月29日 05時29分09秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月28日(火)朝 大雨で疲れました

 昨夜から雨で、夜中の仕事中、ずっと降られて、下着までずぶ濡れになりました。こういう大雨の時は、通常の2倍くらい疲れます。

 家へ帰ってきて、ぜんぶ着替えてから、寝ました。
 部屋の窓は開いていましたが、風はなかったので、降り込んでいませんでした。

 今日は午後の予定がなにもないので、安心して、夕方まで休みました。先週の左脳の痛みがなかなか治りません。
 もし、なにかあったときのために、書いておかないといけないかな、とも思い始めました。

 

雨宮日記 9月27日(月) G(ごみ)計画公式版が発動です

2010年09月29日 05時18分14秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月27日(月) G(ごみ)計画公式版が発動です

 雨宮家の代表者によるG(ごみ)計画オフィシャル(公式)版が発動されました。
 代表者N子さんの、昨夜の、台所での、ぼくへの記者会見では「年内に、智彦くんの部屋をきれいにします」という神秘の予言でした。
 !
 !!!!

 ということで、ボクとしては、G計画オフィシャルに対応して、G計画民間(プライヴェート)を郷六郎さん(マンガ版「日本沈没」で小野寺さんの親友で「D計画」民間版を立ち上げた青年です)のように立ち上げないと、N子さんの人生の相棒であることが問われる緊急情勢となりました。

 はい、がんばります。
 来週は、ゴミ問題で、浜松市との交渉です。こちらも、がんばります。

 N子さんだけに、褒めてもらえれば、ぼくの人生は満足です。 
 え?それでいいいのかな?
 どうなんでしょうか?
 Aさん、Bさん、まずいですか?


 
 

本と映像の森87 水谷慶一さん『知られざる古代』NHK

2010年09月28日 05時30分38秒 | 本と映像の森
本と映像の森87 水谷慶一さん『知られざる古代 ー謎の北緯三四度二二分をゆくー 』日本放送出版協会、1980年2月15日第1刷、324ページ、定価1300円

 古代日本で話題になる箸墓古墳とその東の三輪山は、北緯34度22分の東西線上にあります。

 NHKディレクターの水谷さんが、写真家の小川さんの指摘で「謎の北緯34度22分」上に、いろんな古代遺跡や神社が並ぶということから追ったドキュメントです。

 いわゆる「レイライン」ですね。
 これにたいする賛否はあるでしょうが、その根拠・証拠も含めて、考える価値はあると思います。

 すくなくとも、最近の、コンビニ店頭まで並んでいる「パワースポット」よりは、ずっと科学性があります。

 つまり、東西の「太陽の道」ということです。

 伊勢の斎宮跡や、伊勢湾の神島もそのライン上にあります。
 神島は、三島由紀夫さんの小説「潮騒」の舞台になっています。すごく切ない、甘い小説ですが。

 この北緯34度22分のラインを東に延長していくと…静岡県ではどうなると思いますか?
 じつは、これは遠州灘海岸や伊豆半島の南の洋上を横切っているので、何もありません。期待させてごめんなさい。

 伊勢地方と、愛知県東部・静岡県西部の古代史での、密接な関係からいうと、なにか、ありそうなんですけど、まだ不明です。
 研究します。


雨宮日記 9月25日(日)の2 ゴミ撤去「強制執行」始まる!

2010年09月28日 05時09分56秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月25日(日)の2 ゴミ撤去「強制執行」始まる!

 私が所属する静岡県西部ゴミ環境問題ネットワークの取り組むゴミ問題では、まったくありません。

 日曜日の夕方に少し調子がよくなったので、でかけて必要な用事を済ませて帰ってくると、N子さんが「部屋のゴミ出したから、必要な物と捨てる物と分けてね」と優しく言うので、アレッと思って2階へ上がると、ぼくの部屋から資料・史料を搬出して積み上げてあるので、仕方なく、夕飯もすぐに食べずに、これは捨てる、これは必要と、分別をしました。

 なお雨宮家行政の強制執行に対して、抗議などはいっさいしておりませんし、けんかもしていません。
 苦笑いして、しょうがないか、とため息です。

 たしかに、来年もし突然死ぬとしたら、その前に、雨宮の資料が占拠している(本来はN子さんと2人の部屋・・)を片付けておかないと、安心して、死ねません。

 雨宮「N子さん、O・ヘンリーの小説「最後の一葉」みたいに、ぼくのゴミを片付けるときがぼくの命の終わりだから」
 N子「最後のゴミは、永遠にとっておくから、だいじょうぶよ」
 雨宮「永遠に生きたくはないから、適当な年令で最後のゴミは捨てますね」

 なぜ、命は有限なのか、生物学的にも、哲学・人間学的にも、この間、N子さんと深めてきたように思います。
 
 生きることは恐れなければいけないけれど、死ぬことは恐れなければいけないことではないようです。
 ただし、雨宮もそうですが、その「生きること」の「終末点」は自分で選べないので、悩むんですよね。
 
 あれ、ゴミの話でしたね。
 この日に処理したのは、部屋の、そうですね数パーセントでした。すみません、N子さん、死ぬまでにちゃんと片付けていきますから。

 死ぬときに「智彦くん!まだあなたのゴミが残っているから、片付けるまで死んじゃだめ!」なんて言われたくないですからね。
 


雨宮日記 9月26日(日) ストレスか?頭の左が痛いです

2010年09月27日 05時00分22秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月26日(日) ストレスか?頭の左が痛いです

 金曜日の夜に、参加した会議で、ちょっとしたストレスを感じて、土曜日にはもうそのことは忘れていたのですが、日曜日の午後、目が覚めると、頭の左が痛くて、右耳が耳鳴りがしていました。

 初めての症状ではなくて、ここ数年、同じような症状があったので、あんまり今日も気にせずに、とにかく横になって休もうと思いました。

 これって、もしかして、「脳出血」「脳梗塞」の前症状なら、怖いですね。

 耳鳴りは治りましたが、まだ左脳の痛みは治りません。
 
 N子さんは「いつも音楽をイヤフォンで聴いているからじゃない?」というのですが、精神的には、それで聞いているから、ストレスも解消されているのですが。

 もし、この雨宮ブログが急に更新されず放置されるようになったら、ぼくが何かの原因で倒れたと思ってもいいですね。
 

雨宮日記 9月25日(土) N子さん、天神蔵でお昼と展示

2010年09月27日 04時48分44秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月25日(土) N子さん、天神蔵でお昼と展示

 N子さんは、ひさしぶりに、自分がいた保育園の社会福祉法人の理事会(たぶん、そういう名称の会議)に午後行きました。
 その前に、昔の仲間と、中区天神町の酒蔵の「天神蔵」で昼食を食べました。

 夜、N子さんが帰って来て「智彦くん!里山合唱団があったよ」と言うので、「え?なんのこと」と聞いたら、写真のような、陶器のカエルさんたちが「里山合唱団」という名前で展示されていたそうです。

 話を聞いて、うれしくなって、明日の日曜日の夕方に、いっしょに行こうという話になりました。
 

遠州の遺跡・寺社30 中区上島5丁目の高貴神社

2010年09月27日 04時32分50秒 | 遠州古代史
遠州の遺跡・寺社30 中区上島5丁目の高貴神社

 読み方は高貴(たかぎ)神社です。
 神社は南向きです。
 祭神は「浜松市神社名鑑」では「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」で、つまり、日本書紀・古事記で、アマテラスと共に国譲り・天孫降臨を命令した「高木神」です。
 
 最近の研究では、大和朝廷の本来の主神は、この高木神で、アマテラスは日本列島土着の女神であり、あとで高木神と並列の主神として取り入れられたということのようです。
 (岩波新書の「アマテラスの誕生」参照してください。)

 名前が「高木の神」ですから、たぶん木のトーテム神だろうと思いますが。

 旧浜松市内では「高貴神社」はここの1カ所だけです。
 ここに「白山神社」が付設しているというのも、考える価値はありそうです。

 山伏系の信仰なのか、毎年大晦日の夜に、ここで、火渡りの行事があります。まだ行ったことはないのですが、今年の年末はN子さんといっしょに行って、ルポをここに書こうと思っています。


雨宮日記 9月24日(金) 娘の税金滞納で夫婦対決!

2010年09月25日 05時31分39秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月24日(金) 娘の税金滞納で夫婦対決!

 夜、家に帰ると、N子さんがなんだかプンプン怒っているので、どうしたの?と聞いたら、娘に浜松市から税金滞納(14000円)の督促状がきたという話でした。

 そんなの娘の責任で、親の責任には属さないので、機械的に、督促状を娘に渡せばいいじゃんと思ったけど、N子さんは「もう何回も繰り返しているの!私が払っているの!」というのです。

 いやなら払わなければいいし、一昨年の事件以来、「押しかけ天使」になってはいけないというのを思い出して欲しかったですが、このところぼくたちの周囲でいろんなことがおきて、N子さんが少したいへんになっているので、あまり言えませんでした。

 でも、やはり、それぞれの主体にまかせるべきだと思います。
 親や家族の連帯責任はんか、ないですよ。
 
 浜松市の税金取り立てがすごく厳しくなっているので、それぞれの家庭の内部で、こんな不必要なトラブルが起きるんですよね。
 
 こういう負債や、借金についての一般的常識教育も浜松市に求めたいと思いますね。

本と映像の森86 ル=グウィン『ゲド戦記6アースシーの風』

2010年09月24日 04時48分34秒 | 本と映像の森
本と映像の森86 ル=グウィン『ゲド戦記6アースシーの風』岩波少年文庫593、2009年3月17日第1刷、小B6版、386ページ、定価760円+消費税

 原題(英語)は「THE OTHER WIND」、つまり「他の風」です。

 アースシーシリーズの今のところ、最終巻です。
 訳者の清水さんは「アースシー」をカタカナのママにしていますが、もし雨宮が訳するとすれば「アース」+「シー」ですから、「大地海」か「地球海」でしょうか。

 物語は、直接には「第4巻 帰還」の続編として始まります。直接には、というのは「帰還」との間に、ロークの学院にいく少女「トンボ(英語でドラゴンフライ=竜が飛ぶ)」がはさまるからです。

 ゴント島で隠棲している昔の大賢人・ハイタカのもとへ、ロークを経て一人の男ハンノキがやってきます。
 ハンノキは、死んでしまった恋人ユリに、夢の中で呼ばれて、ハイタカやレバンネンが訪れたあの死者のいく霊の土地へ呼ばれて「わたしを自由にして」と懇願されます。

 このハンノキの悩み・願いがアースシー世界の危機と深く関連しているような感じで、物語が進行していきます。

 「ゲド戦記」のおもしろさは、誰か「名探偵」や「大魔法使い」や「水戸黄門」さまが、1時間番組の最後の10分間であざやかに解決するのではなくて、とくに第6巻では顕著なのは、みんなで悩み、みんなで対等平等に対話して、問題の焦点に少しづつ、近づいていくことです。

 この第6巻は、どの巻よりも「恋物語」です。

 もちろん、ゴント島に居残っているゲドと、遠くで渦の中心に座っているテナーとの恋。
 物語の主軸を貫いている、ハンノキとユリの恋。
 そして、レバンネン王子と、異民族の王女セセラクの恋。
 それから…ああ、これは物語を読んで下さいね。

 物語の主題は、生と死、死んだらあなたはどこにいく?でしょうか、それと自由。
 神のごとき竜と、人間と、動物たち。
 竜は、死んだらどこにいくの? 
 動物たちは死んだらどこにいくの?
 
 あるいは、他のところに行く自由はあるの?

 そういう主題を、レバンネンは、自らの責任として引き受け、偶然か必然か。集まったメンバーを引き連れて、ロークの学院へ乗り込みます。

 あなたは何を求めますか?
 命を長らえること?
 (アイザック・アシモフさんの傑作SF「永遠の終わり」を思い出しました。
  「永遠は終わり、無限が始まる」と)
 大地の一部になること?

 ここで「模範解答」を書いても意味がないですね。
 1ページから読んで、最終ページまで、自分で納得してみてください。

 自分の回答は、また書きたいと思います。
 生と死、宗教と天国・地獄の問題も含めて。
 
 ほんとうは「第7巻」を書いて欲しいですね。
 それは314ページのセセラクのことばにあります。

 「あなたの…ええと小さい王たち?…ちがう、息子たち!そう、その息子が竜になり、竜の王さまになりましょうにって。これでいい?」
 「レバンネンは前夜の雷に今になって打たれでもしたように、ひとりいつまでもたたずんでいた。」

 もちろん、レバンネンとセセラクの息子たちが竜になり、竜の王さまになる話です。たぶん、この瞬間が、ムダな抵抗をするレバンネンが、セセラクを妻にする決断をした瞬間だと思います。
 違うかな?

 レバンネンとセセラクの息子たちの話、読みたいです!
 もちろん、長寿の竜たち、アイリアンやテハヌーも出てくるに決まっています!
 ル=グウィンさん、お願いします!書いてください。


 

本と映像の森85 9月27日からNHK教育「4日で資本論」

2010年09月24日 04時37分49秒 | 本と映像の森
本と映像の森85 9月27日(月)からNHK教育「4日で資本論」

 映像と言っても、これはこれから放映されるテレビ番組の紹介です。偶然、昨夜(コノハナノサクヤヒメ)見つけました。

 NHK教育テレビで9月27日から30日まで4日間、午後10時25分から50分。

 番組タイトルは「一週間de資本論」ですが、実際は4日間ですので「4日で資本論」です。

 メインコメンテーターは的場昭弘さんです。最近『新訳 共産党宣言』を出した『超訳「資本論」』などの著者です。

 推薦ではありません。見てみないと、推薦できませんから。ただ、NHK「教育」テレビで「資本論」というのは珍しいと思います。

 「資本論」に関心のある皆さんは、自分で4日間見て、いいか悪いか判断した方がいいのではないかと、紹介しました。
 

雨宮日記 9月23日(木)朝 今日は秋分の日で、大雨かな

2010年09月23日 04時42分36秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 9月23日(木)朝 今日は秋分の日で、大雨かな

 いま23日の午前4時40分です。
 昨夜は、上空は晴れているのに、午後8時頃、北の空で稲妻(稲の妻、怖い女性神です)が光っていました。

 昨夜は、まん丸のお月さまがずっと出ていました。
 
 さっき仕事から帰ってきて、ネットの6時間雨予報を見たら、いまは太平洋の海岸線あたりだけが雨なしで、日本列島はこれから大雨のようです。

 今日は秋分の日で、お墓参りや、静岡県では焼津市で第五福竜丸の無線長で1954年3月1日に第五福竜丸でアメリカの水爆実験の死の灰の放射能をうけ、9月23日に亡くなった久保山愛吉さんの墓前祭と追悼行動や集会があります。
 N子さんも焼津に行く予定ですが、大雨だとたいへんですね。きをつけてね。

 まえに「遠州の遺跡・寺社」で書いた龍禅寺は現世御利益の「生き観音」ですが、鴨江寺は「死に観音」と言って、亡くなった死者と春秋のお彼岸に会えるお寺なんですね。
 「かも」とは何かという解釈も含めて、また「遠州の遺跡・寺社」で書きます。
 
 昨夜、N子さんが「検察、ひどいね」と言うので、
 ぼくは「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する、ということだね」と返しました。
 
 
 

本と映像の森84 1千円で星空がわかる『天文年鑑』

2010年09月22日 05時46分07秒 | 本と映像の森
本と映像の森84 1千円で星空がわかる『天文年鑑』誠文堂新光社、定価1000円+消費税

 夜になると、頭上で輝く小さな星たち。
 その星たちが、どんな星座のどんな恒星で、どんな惑星なのか、これを買っておくと「毎月の星空」とか、ちゃんと載っていて、よくわかると思います。

 もちろん、今年10月に急に明るくなりそうな「ハートレー彗星」とか、突発的な現象は、当然、掲載されていませんが、予想される天空の現象は、よくわかります。

 高校生時代には天文マニアでしたが、そうでなくなってからも、なぜか「天文年鑑」だけは、買っていました。

 いま手元にある「天文年鑑 2010」は、創刊六二年目で、去年の11月30日発行です。

 もちろん、最近は「アストロアーツ」とか、ネットでの星空紹介が充実してきたので、そういうのも参考にして、宇宙を楽しんでいます。
 いい時代です。

(23日朝追加)
 たとえば「9月の空」の見開きページを開くと、9月1日から30日までの「今日の天文現象」の表が掲載されていて、22日は「月齢14.1」で「中秋の名月」で「木星がうお座でマイナス2.9等級」で「衝」ということがわかります。
 右ページに「9月6日21時」「9月21日20時」の星空が載っています。

 次の日「9月23日」を読むと、月齢15.1で、18時17分「○満月」と書いてあります。
 つまり、中秋の名月=満月とは限らないということですね。
 またヒマのある時に書きたいと思います。